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COLUMN コラム

2024.07.31 自宅サウナ

自宅サウナの費用を種類別に解説!維持費や電気代についても合わせて紹介

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ロウリュのできるフィンランド式サウナが家に有ったら…と夢見るサウナーも多いのではないでしょうか。ここでは自宅に設置できるサウナの種類や維持費、電気代など気になることを一挙解説。自宅サウナに興味のある方、必見です。実は意外と手頃なんですよ。

自宅サウナの費用について検討している男性のイラスト

1.自宅サウナの費用相場

自宅サウナが意外と手頃ってご存じでしたか?ここでは自宅に設置できるサウナの種類と、それぞれの費用感をご紹介します。お住まいのタイプや予算感で最適なサウナを探してみましょう。

サウナの本体価格相場とおすすめの住居タイプを種類別にまとめた表

1-1.屋内設置型サウナ

屋内設置型サウナは一般に家庭用サウナルームとも呼ばれているもの。サウナヒーターのついたボックス型のサウナルームです。組み立て型なのでスペースさえあれば設置できます。原状回復も容易なため、賃貸住宅でも検討できます。排水機構不要で、防水床の上に設置して使用できるのも嬉しいポイントですね。また、1人用サイズから展開されているため、単身世帯にもおすすめです。

  • 屋内設置型サウナの費用相場(本体価格)
    100万円台~
    遠赤外線であれば20万円台から販売されていますが、ロウリュの出来るフィンランド式サウナは100万円台からが本体価格の相場です。 本体価格に加えて送料、施工費が別途かかる場合が多いです。
  • おすすめの住居タイプ
    屋内設置型サウナは、新築住宅はもちろん、すでにお住まいの一戸建てやマンション、賃貸住宅まで幅広いタイプの住居に導入できます。安全のため、<PS>Eに適合したサウナルームを選びましょう。また、特にマンション等に設置する際は消防の許可が必要になるケースが多いです。その場合も、<PS>Eマーク付き製品であれば基本的には問題なく許可が下りるため、検討する際は必ず法令に準拠した製品であることを確認しましょう。

1-2.屋内埋め込み型サウナ

屋内埋め込み型サウナは、壁に埋め込むように作るサウナです。既製品の屋内設置型とは違い、デザインや材質を自由に決めることができます。こだわりのサウナ空間を実現できますが、工事が必要です。

  • 屋内埋め込み型サウナの費用相場
    200万円台~

    建材からデザイン、照明やヒーター、さらには水風呂やととのいスペースまで、予算次第で自由に設計できますが、費用は嵩みます。ただし、住宅ローンに組み込むことができるので、新築時やリフォーム時であれば検討しやすいでしょう。
  • おすすめの住居タイプ
    工事が必要になるので、一戸建てやマンションの新築・リフォーム時に導入するのが最適です。予算と相談する必要はありますが、デザインや導線にもこだわって、ととのい空間を実現しましょう。埋め込み型サウナの場合も物件や地域によって消防との協議が必要です。<PS>Eに適合した安全なサウナヒーターを選びましょう。

1-3.バレルサウナ

バレルサウナは屋外用の樽型サウナ。ほとんどの商品が窓を備えており、外の景色を見ながらサウナを楽しむことができます。庭のある一戸建てにおすすめです。マンションのルーフバルコニーなどにも設置できますが、事前に管理組合に相談することをおすすめします。多くは3~4人用サイズなので、家族や仲間と楽しむ機会が多い人に最適です。

  • バレルサウナの費用相場
    100万円台~

    バレルサウナはリーズナブルなものから豊富に展開されています。ただし屋外で使用する分、早期に劣化してしまう可能性があります。値段とクオリティのバランスを良く検討する必要があります。
  • おすすめの住居タイプ
    電気式サウナヒータータイプと、薪式サウナストーブタイプが販売されています。
    薪式電気工事が不要。敷地が広い一戸建て等、煙が発生しても問題のない場所や、薪材が容易に手に入る地域で人気。
    電気式:温度制御ができる。好みの温度に設定して楽しみたい方や煙が心配な方におすすめ。
    一戸建てのお庭の他、マンションの屋上にも設置が可能です。ただし、二階以上のバルコニー等に設置する場合は重量の規制がありますので事前にビルの管理者等と協議が必要です。

1-4.テント型サウナ

テント型サウナはその名の通り、テントの中にサウナストーブを設置した簡易タイプ。工事不要でベランダ等でも利用できます。また、持ち運びも容易なので、週末はキャンプにもっていって川辺でサウナを楽しむ…といった活用もできます。

  • テント型サウナの費用相場
    6万円台~

    テントサウナはロウリュのできるサウナの中では最も安価に導入できます。導入費用の安さと設置の手軽さが魅力ですが、手軽に設置できる分、断熱性や通気設計などが整えられたサウナルームと比べると妥協しなければならない点も多くなります。また、薪式は一酸化炭素中毒のリスクにも要注意。価格とクオリティを検討して、納得できるものを選びましょう。
  • おすすめの住居タイプ
    テントサウナにも電気式サウナヒータータイプと薪式サウナストーブタイプがあります。
    電気式は家庭用のコンセントにさすだけで使えるタイプが多く、集合住宅でも手軽に使用できます
    普段は庭やベランダで使い、週末はキャンプなどにもっていく、という場合は薪式を選ぶと楽しみの幅が広がりそうです。ただし、煙が近隣の迷惑になるような場所では使用を控えましょう。
    また、テントサウナの場合も電気式の場合は<PS>Eに適合した安全な商品を選びましょう。

2.電気代って実際どれくらい?メンテナンス費用は?自宅サウナにかかるその他の費用

本体価格以外に必要な費用はどのくらい?設置するための費用やメンテナンス費用、気になる電気代をご紹介します。

サウナの設置、使用にかかるその他の費用(施工費、電気工事費、送料、電気代・薪代、メンテナンス費用)をまとめた図

2-1.設置するために必要な費用

一部の簡易サウナを除き、サウナには本体価格や送料のほかに設置費用等が掛かります。 電気式サウナヒーターを搭載したサウナの場合、電気工事費も必要です。
組み立て施工費の目安1~2人用程度のサウナルーム):20万円~
電気工事費15万円~。
ただし、費用は現場の状況やサウナルームのサイズ、工事の内容によって変動するので、あくまで目安としてお考え下さい。 また、屋内埋め込み型の費用はサウナ室のサイズ、材質、工事規模により様々です。予算を決めたうえで事業者と相談しましょう。

2-2.メンテナンス費用

フィンランド式サウナの場合、ロウリュによってサウナストーンが徐々に割れて底に堆積します。このため、定期的にストーンを取りだして積みなおし、石を補充する必要があります。石は稼働中400度~500度近くに加熱されるため、安全のため必ずサウナ用のストーンを使いましょう。
積みなおしの頻度は、家庭用利用の場合は1年に1回程度が目安です(使用頻度によります)。
サウナストーンの費用ハルビア純正品の場合20kg入りで27,104円
ただし、家庭用利用時の積みなおしで20kg分一度に使うことはまずありません。数回分の予算と考えておけば良いでしょう。
また、バレルサウナなど屋外設置のサウナは定期的に外装のメンテナンスが必要です。2~3年に一度の塗り直しのために数千円~数万円程度の予算を考えておきましょう。
そのほかの費用としては、電気式サウナヒーターのメンテナンス費用があります。電気式サウナヒーターにはヒーターエレメントという部品があります。この部品からサウナストーンに熱が伝わり、サウナルーム全体を暖めています。この部品は消耗品なので、定期的に交換が必要です。家庭用利用では一般的に5年に一回程度が交換頻度の目安です。

2-3.電気代(薪代)

日々のランニングコストとして気になるのが電気代ですよね。電気代はサウナヒーターの出力や電力会社によって異なります。出力2.7kWのデルタ3を搭載しているハルビアのソポ0909(1人用)やソポ1212(1~2人用)を例にとると、東京電力(36.6円/kWh)の場合、1時間当たり98.82円。温め、サウナ利用、乾燥運転で1日3時間運転させると296.46円。サウナ施設に毎日通うことと比べるととてもコスパが良いことがわかります。
薪ストーブの場合は電気代の代わりに薪代がかかります。1時間で1~2kg、3時間運転で1回あたり5kg前後の薪が必要です。インターネット上で調べると20kgあたり3,000円前後で販売されているので、一回当たり750円と考えると電気よりもコストがかかります。ただし、自治体の集積場で薪材を無料提供している地域もあるので、そういった場合はランニングコストを掛けずにサウナを楽しめますよ。

3.自宅サウナのメリット

自宅サウナの費用についての知識は増えてきましたか?ここで改めて、自宅にサウナがある暮らしで得られるメリットを確認しましょう。

3-1.サウナを毎日好きな時間に楽しめる

やはりなんといっても、これですね。たとえば朝出勤前にさっとサウナに入ったり、在宅ワーク中にリフレッシュしたり、安眠のために夜じっくりサウナで身体を温めたり……。その都度施設に行くとなると中々出来ないことが、自宅サウナなら叶います。人の目を気にしなくていいのも大きなメリットですね。

3-2.自分好みのサウナ空間にできる

自宅サウナなら、体調や気分、時間帯に合わせて好みの温度に設定したり、好きなアロマでロウリュをしたり、好きな音楽を流したりと自分好みのサウナタイムを楽しめます。好きなタイミングでロウリュを楽しめるのもうれしいポイントですね。

3-3.コミュニケーションの場が増える

本場フィンランドでは、サウナ=コミュニケーションの場。家族と一緒に入ってコミュニケーションを取ったり、友人とゆっくりサウナを楽しんで会話に花を咲かせたりするのが日常です。サウナでリラックスしているときなら、普段話せないことも良い形で口に出せるかもしれません。自宅にサウナを導入したら、コミュニケーションの場としても活用したいですね。

3-4.日々のストレスが軽減される

定期的なサウナ浴によって様々な健康効果を得られることが分かってきています。ストレスの軽減もその一つ。サウナ浴による血行改善やセロトニンの分泌、睡眠の質改善による好循環と、デジタルデトックスによるリフレッシュ効果で、ストレスの継続的な軽減が期待できます。自宅サウナで心身を健やかに保つことで、様々な好循環が期待できるかもしれません。

4.自宅サウナのデメリット

何事にもメリットがあればデメリットもあるもの。自宅にサウナを設置することのデメリットにはどんなことがあるのかも検討しましょう。

4-1.設置までの費用や労力がかかる

本格的なサウナを楽しもうとなると、思い立ってから使い始めるまでに費用や時間、労力がかかります。日々の生活に無理が掛からないよう、様々なバランスを見ながら慎重に検討しましょう。

4-2.日々のお手入れや定期的なメンテナンスが必要

施設と違い、利用後のお手入れやメンテナンスを自分で行わなければなりません。とはいえ、日々のお手入れは、汗の気になる場所を固く絞った雑巾で拭く程度。これもサウナマットを利用すればあまり負担になりません。機材のメンテナンスとしては、サウナストーンを取り出して、底にたまったストーンの欠片を除去してストーンを積みなおす必要があります。一般的に家庭用サウナでは一年に一回程度です。また、消耗部品であるヒーターエレメントの取り換えが5年に一回程度必要です。

4-3.故障の際に自分で対応しなければならない

機材に不具合が起こった場合、自分で対応しなければならないのもデメリットの一つ。万一の時に困らないよう、サポート体制の整った販売元から購入するようにしましょう。ハルビアジャパンでは正規輸入品のご購入に対して、家庭用利用で2年の長期保証と、安心のディーラーネットワークを提供しています。販売からアフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが一貫して対応します。もしもの時も安心です。

個宅サウナのメリット、デメリットについて詳しくはこちら

5.自宅サウナの初期費用を抑える方法

本体価格、送料、組み立て、電気工事……諸々合わせると、なんだかんだで初期費用は軽自動車の購入と同じくらいになってきます。一度に大きな出費は厳しい……という方も多いのではないでしょうか。ここでは自宅サウナの初期費用を抑えるアイデアを抑えておきましょう。

5-1.住宅ローンに組み込む

新築時やリフォーム時なら、初期費用を住宅ローン等に組み込むことで一度の出費が抑えられます。新築や大規模リフォームの中で考えるとサウナの費用はごく一部なので、心理的にも抵抗なく導入できますね。

5-2.分割払いをする

分割払いに対応している事業者から購入すれば、初期費用の負担を分散できます。ハルビアサウナディーラー各社でも様々な支払方法に対応していますのでご相談ください。

6.自宅サウナの維持費を節約するためのアイデア

サウナ施設に通うよりリーズナブルとはいえ、維持費を抑えるアイデアは重要ですよね。ランニングコストを抑えて気兼ねなく楽しむために知っておきたいことをまとめました。

自宅サウナの維持費を節約するためのアイデアをまとめた図。設定温度の調整、運転時間の抑制、適切なメンテナンスを紹介。

6-1.設定温度を調整する

設定温度が高いほどサウナルームを温めるのに時間がかかり、電気代もかかります。なので、設定温度を上げすぎない、低めの温度で楽しむ日を設ける……など、こまめに調節することでランニングコストを抑えることができます

6-2.運転時間を抑える

電気式サウナヒーターの場合、設定温度まで加熱運転をした後、アイドリング状態に入り、温度が下がってくると運転を再開する、という動きを繰り返します。この加熱運転の際に電気を消費します。そのため、電気代を抑えるためには無駄な運転時間を減らす必要があります。オフタイマーも活用し、入浴サイクルに合わせて無駄なく運転させましょう。
ただし、入浴前に1時間暖気運転、入浴後に30分以上の乾燥運転は必須です。入浴後すぐにヒーターをオフにしてしまうと湿度がルームに残ってしまいます。カビなどの原因になるので注意が必要です。

6-3.適切なメンテナンスをする

適切なメンテナンスは維持費を抑えるという面でも大切です。お手入れをすることで製品が長持ちし、故障や部品交換による維持費を節約できます。

7.自宅サウナの選び方

7-1.<PS>E認証を取っているか必ず確認する

自宅サウナを選ぶ前に知っておきたいのが、関連する法規制。「PSE適合品」や「PSEマーク」という表示を目にしたことはないですか?
PSE適合品とは、「電気用品安全法」に則った検査等をクリアしている製品です。適合が認められた場合のみPSEマークを表示することができます。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。自宅サウナを検討する際は<PS>Eマークの有無を必ず確認しましょう。
ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

7-2.サービス内容で選ぶ

販売元により、製品に付随して提供しているサービスの領域は様々です。電気工事士の資格をお持ちの方等、ご自身で設置ができる場合は商品だけ提供してくれる事業者で十分ですね。そうでない場合や、いろいろな業者さんと連絡を取って調整して…という手間が面倒な方は、販売から施工メンテナンス、アフターサービスまで一貫して請け負ってくれる事業者からの購入をお勧めします。
ハルビアジャパンでは日本全国に正規販売代理店「ハルビアサウナディーラー」を展開。販売から施工、メンテナンス、アフターサービスまで、一貫して担当します。手間なく自宅サウナを導入したい方におすすめです。

7-3.価格で選ぶ

自宅に設置できるサウナは種類も豊富ですが価格も様々です。安価な価格設定を謳う広告の中には、ヒーターが別売りのものもあります。表示価格に何が含まれているのかは良く確認しましょう。
また、並行輸入品の場合、設置や故障の際に日本でのメーカー保証対象外になるケースが多いです。
購入する際は、価格と付帯サービス等を良く吟味して検討することが大切です。(ハルビアジャパンでも、並行輸入品は正規輸入品と仕様が違うため、保証対象外とさせていただいています)

8.世界No.1ブランドが日本向けに開発した家庭用サウナ「SÖPÖ(ソポ)」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

ハルビアの家庭用サウナルーム「ソポ」が屋内に設置されているイメージ画像。グレー基調の壁とタイル張りの床のある空間に設置されたソポ1616。

8-1.ハルビア ソポはオールインクルーシブで160万円台から

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。もちろん<PS>E適合品です。

8-2.高級材サーモアスペンを使用した上質な仕上がり

ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

8-3.検討、購入、設置、アフターサービスまで安心のサポート体制

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。