サウナブームの中心、ロウリュサウナ。「ロウリュはサウナの魂」「ロウリュが出来ないサウナはサウナじゃない」とフィンランドの人々が口をそろえるほど、フィンランド式サウナにとってなくてはならない存在「ロウリュ」。そもそもどういう意味なの?というところから解説していきます。読み終わるころにはロウリュサウナに入りたくて仕方なくなるかも?!
ロウリュは、サウナと同じくフィンランド語。löylyと綴ります。「サウナストーブの石に水を掛けて発生させる蒸気」を意味する単語です。こんな特定の蒸気を表す単語があるなんて、さすがサウナ発祥の地ですね。 日本では「サウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させること」を指す場合が多いです。 ロウリュが出来るのは、ヒーターの上に石を積んでサウナを温める、フィンランド式(ストーン対流式)サウナ。遠赤外線式や格納式のボナサウナではロウリュはできません。
ロウリュ=熱波のことだと思っていた!という方も中にはいらっしゃるかもしれません。実際、混同した記事等もしばしば見かけます。ロウリュはあくまで蒸気や、蒸気を発生させる行為のこと。サウナ室内の蒸気をタオルで煽って熱波を発生させる行為は、アウフグース(Aufguss)と呼ばれます。 ちなみに、アウフグースはドイツ語で、発祥もドイツ。アウフグースをする人のことはアウフギーサーと呼ばれます。日本では熱波師という名称がサウナーの間で定着していますね。
ロウリュには、次のような効果があります。
①サウナ室内の湿度を上げる
②蒸気によって体感温度を上げる
③発汗作用を促進する
ロウリュによって蒸気が発生すると、体感温度が一気に上昇します。サウナの温度が高すぎると、非常に高温になります。このため、本場フィンランドにおけるサウナの設定温度は60度~80度。ここからロウリュで体感温度を80~90度前後に上げるサウナ浴が一般的です。
また、湿度と体感温度の上昇に伴い、発汗も促進されます。発汗には様々な健康効果がありますから、フィンランド式サウナは、より健康効果の高いサウナと言えるでしょう。
なぜ今ロウリュサウナが人気なのか?その理由は、現代の日本人のニーズと合致するポイントが多いためと考えられます。健康、リラックスなど…最近注目されているこれらのワードも、ロウリュサウナと親和性が高いんです。
前述の通り、ロウリュには発汗を促進する効果があります。そしてサウナ浴と発汗には、以下のような健康効果があります。
・血行促進
・疲労回復
・皮膚の健全化
・自律神経のバランス調整
ロウリュのないサウナでも健康効果は得られますが、ロウリュによって発汗が促進されることにより、この効果が増大すると考えられています。
ロウリュサウナの特徴はやはり湿度の高さ。ロウリュのできるフィンランド式サウナは、乾式サウナの中でも湿度が高めです。フィンランド式サウナが他の乾式サウナ(遠赤外線式など)と比べて心地よく、ゆっくりサウナ浴が出来る理由はここにあります。また、ゆっくりとサウナ浴できることでしっかり発汗することができ、健康効果も高まります。
ロウリュではサウナヒーターに水を掛けますが、これにロウリュ専用のアロマオイルを入れることができます。バーチ(白樺)やパイン(針葉樹)、タールは、フィンランドで伝統的に好まれている香り。そのほか、ラベンダーやレモンやミント、ベリーなど、気分に合わせて様々なアロマも楽しめます。蒸気と共にアロマに包まれるリラックス体験は、ロウリュサウナならではです。
ロウリュサウナは体験してみたいけど、手順が分からない、勝手にやっていいの?などなど、疑問もありますよね。ここでは正しい方法と手順をご紹介します。
自宅のサウナなど、自分でロウリュの準備をする場合の手順をご紹介します。
必要なもの:
バケット(桶)
ラドル(柄杓)
ロウリュ用アロマオイル
水(ぬるま湯が◎)
必要なものを準備したら、バケットに水を入れ、お好みでアロマオイルを混ぜます。また、アロマオイルは必ず、ロウリュ専用の物を使用。容器などに記載されている希釈度を必ず守りましょう。
サウナヒーターが十分温まっている(サウナ室内が十分温まっている)こと、サウナストーンの表面が乾いていることを確認してから、ロウリュします。 ちなみに、ロウリュ1回あたりの水の量は柄杓1~2杯が最適。
掛け方は楽しみ方で2通り:
蒸気を長くゆっくり楽しみたい場合……柄杓を動かさず一カ所に水をそそぐ《一点集中ロウリュ》
蒸気を短く一気に浴びたい場合……広範囲の石に水がかかるよう柄杓を回す/水を撒く《広範囲ロウリュ》
柄杓を回したり水を撒くようにロウリュすると、表面にある石に水がかかり、パワフルなロウリュに。一カ所に注ぐとヒーター内部の石まで水が届き、じっくり長く蒸気が湧き出すロウリュになります。気分に合わせて楽しみましょう。
サウナヒーター、サウナストーブは、運転時非常に高温になります。また、サウナヒーターは電気製品です。ロウリュの仕方を間違えると、故障や火災、怪我の恐れがあります。そのため、注意点は必ず守りましょう。
・ヒーター(ストーブ)が完全に温まってからロウリュする
・サウナストーンの表面が乾いてからロウリュする
・頻繁にロウリュしすぎない
・アロマはロウリュ専用アロマを使う
・アロマは正しく希釈する
ヒーターやストーンが熱くなっていないと、ロウリュの水がすぐに蒸発せず、ヒーター内部に水が到達。すると、中心にある加熱用部品(ヒーターエレメント)に水がかかり続けると故障の原因になります。 また、ロウリュによってヒーターの温度が下がる為、頻繁なロウリュも故障の原因になります。少なくとも15分は間隔を開けるのが理想的です。
そして運転中、ヒーター内部は400度以上の高温になっています。ロウリュ用でないアロマオイルや、濃度の高いアロマ水を掛けると、発火の危険があります。火災や怪我につながり、非常に危険です。アロマロウリュの際は、必ず専用のアロマオイルを使い、用法容量を守りましょう。
ロウリュをしたサウナ浴の後は、サウナ室の水気を処理する必要があります。ロウリュの際に下へ落ちた水を拭き、ドレインパンがある場合はたまった水を捨てましょう。また、サウナ室内の湿気を放置するとカビの原因になります。使用後は乾燥させるために、ヒーターを30分~1時間、そのまま運転させて部屋を乾燥させましょう。
ロウリュについてよく聞くQ&A!疑問を一気に解決しましょう。
ロウリュできる商業施設には、オートロウリュとセルフロウリュ、そしてスタッフによる定期ロウリュの3パターンがあります。
オートロウリュ:その名の通り、機械制御の自動ロウリュ。ヒーターの上にロウリュ用の機械(スプリンクラーのような散水タイプが多い)がついています。機械制御で設定時間(15分に1回等)ごとに自動でロウリュされます。このため、利用者はロウリュできません。
セルフロウリュ:利用者がロウリュできます。「15分に1回」「ロウリュする前に他の利用者に声をかける」など、ルールが設けられている場合が多いので確認しましょう。例えば、ロウリュの度に砂時計を返して、砂が落ちきったら次のロウリュができる、という決まりになっているところも多いです。
スタッフによる定期ロウリュ:バケットとラドルを持ったスタッフが、ロウリュをしに来てくれます。この場合も15分に1回など、タイミングが決まっている場合が多いです。時間を見計らってサウナ室に入るといいでしょう。
「ロウリュの注意点」で書いた通り、頻繁過ぎるロウリュはヒーターの故障の原因になります。少なくとも15分は間隔を開けたほうがいいでしょう。サウナストーンが乾ききっていることを確認してからロウリュすると確実です。また、ロウリュをしても蒸気があまり出ない、勢いが明らかに弱い場合も、温度が低くなっているサインです。少し間隔をあけてロウリュするようにしましょう。
アロマオイルは、必ずロウリュ専用の物を使いましょう。サウナメーカーやサウナグッズメーカーが様々な香りのものを販売しています。 例えば、ハルビアのロウリュ用アロマオイルは、フィンランドで伝統的に好まれている香りを中心にラインナップ。本場気分のロウリュを楽しめますよ。
ロウリュを体験できるサウナ施設を探したいけど、どこで探せばいいんだろう…?そんな疑問を解決します。
サウナを探す際、下記のような表記があればロウリュのできるサウナです。
・フィンランド式サウナ
・ストーン対流式サウナヒーター(ストーブ)
セルフロウリュか、オートロウリュか、等は施設のホームページで確認しましょう。
最近はホテル予約の際もサウナの有無が分かるようになってきましたが、サウナのタイプを指定して検索できるところはごくわずか。サウナイキタイなど、サウナ専用のポータルサイトではサウナのタイプを指定して検索ができます。 是非利用してみてください。
HARVIA JAPANは、公式サイトにて、スペシャルマップ「HARVIA EXPERIENCE MAP “Hyvä Löyly!”(ヒュバ・ロウリュ)」を公開中。
HARVIA JAPANハルビア製のヒーター(ストーブ)は、全てロウリュ対応。つまり、ハルビア製品を採用している施設をマップにすれば、ロウリュができるサウナを効率よく探せるはず。そしてロウリュサウナの心地よさをたくさんの人に知ってもらえるはず。そんな思いから作られたのがこのマップです。 サ活やサ旅、はじめてのロウリュサウナ体験の際に、是非ご活用ください。
「家でロウリュサウナを楽しめたらいいのに…」ロウリュサウナの気持ちよさに目覚めた方なら一度は考えたことがあるのでは?そんなニーズに応えて、家庭用サウナルームが販売されています。実は意外とリーズナブルに、簡単に実現できるってご存じでしたか?ロウリュができて高品質かつリーズナブルなおすすめサウナルームをご紹介します。
ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。さらに、ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。
一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。 ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。
運転中、サウナヒーターは非常に高温になるため、火災のリスクをはらんでいます。購入の際は、日本の法規制に準拠した安全な製品を選びましょう。 一部の電気用品には電気用品安全法の規制が課されています。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。 ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。
購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。
フィンランド式サウナの特長と魅力をご紹介!他のサウナとの違いや本場の楽しみ方、フィンランド式サウナならではの効果を解説。家でフィンランド式サウナを楽しむためのおすすめのサウナルームも紹介します。
そもそもフィンランド式サウナってどういうもの?他のサウナと何が違うの?基礎知識をおさらいしましょう。
1964年にサウナが日本へ上陸して以来、何度か訪れてきたサウナブーム。2010年代から現在は「第三次サウナブーム」と言われています。特に2019年に、サウナブームの端緒となった「サ道」がドラマ化されると「ととのう」という言葉と共に人気が爆発しました。
その第三次サウナブームの中心にあるのが、フィンランド式サウナです。従来日本で主流だったのは遠赤外線式サウナ。俗に「昭和のカラカラサウナ」「昭和ストロング」と言われるもので、100度近い高温で湿度が低いサウナです。これに対し、フィンランド式サウナは80度~90度と温度がやや低く、湿度が高いのが特徴。これに加え、「ととのう」入り方や健康効果が注目され、若年層や女性にも人気が広がりました。
サウナ&スパの世界No.1ブランド ハルビアも、2023年3月に日本へ本格上陸。日本におけるフィンランド式サウナは、ブームから文化へ定着しつつあります。
フィンランドはサウナ発祥の地。高緯度のため、冬は寒さが厳しく、日照時間も数時間という過酷な環境です。サウナはこの厳しい環境の中で体調をコントロールするために生まれました。
サウナの起源には諸説ありますが、考古学研究では約6000年前にはサウナの原型が生まれたとされています。当時は木や動物の皮を使ったテント式のサウナだったようです。以来進化を続け、フィンランドの文化として継承されています。2020年にはユネスコの無形文化遺産に指定されました。
それでは、何をもってフィンランド式サウナというのか、他のサウナと何が違うのかを解説していきます。
フィンランド式サウナの一番の特徴は、ヒーターです。ヒーターが上部や周りに敷き詰めた石を温め、それによって温められた空気が循環する対流熱で身体を暖めます。空気を温める為、適温になるまでに時間がかかりますが、柔らかな熱に包まれてじっくり温まることができます。
これに対し、遠赤外線式は、ヒーターから直接伝わる輻射熱で身体を温めます。直接的な熱なので効率が良い分パワフルで、ヒリヒリ感の原因にもなります。対流式がエアコン、遠赤外線式が魚焼きグリルと同じ原理と考えると、温まり方の違いがわかりやすいかもしれません。
フィンランド式サウナと切り離せないもの、それがロウリュです。ロウリュ(löyly)は「サウナストーブの石に水を掛けて発生させる蒸気」を意味するフィンランド語。熱したサウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させることで室温を一気に上げて発汗を促進させます。フィンランドでは「ロウリュはサウナの魂」「ロウリュできないサウナはサウナじゃない」と言われるほど、重要な要素です。日本のサウナブームでもこの蒸気浴の気持ちよさが広く喧伝され、フィンランド式サウナが人気になりました。
ロウリュと合わせて重要な要素が、ヴィヒタ。約2000年前にフィンランドで誕生した健康法です。サウナ浴中、白樺の若い枝葉の束で身体を叩くことで血行促進や殺菌・保湿作用が得られます。また、若い白樺の若々しい香りによる癒し効果も。日本のサウナ専用施設でもヴィヒタサービスを提供するところが増えてきました。機会があれば是非体験してみてください。
人気のフィンランド式サウナ。入ってみたいけれど、入り方のルールが分からないと二の足を踏んでいる人もいるのでは。ここではフィンランド式サウナの入り方について解説します。
本場フィンランドにおける「サウナの入り方」とは。実は、自由。「サウナには何分入るのがベストか」という論争が日本ではしばしばみられますが、フィンランドのサウナには時計がありません。その日の体調と相談しつつ、「その人が、その日いたいだけサウナにいれば、それでいい」というマインドなのだそうです。また、サウナの後の行動も人それぞれ。湖やプールに飛び込む人もいれば、外気浴や内気浴でクールダウンするだけの人も。「サウナの数だけ入り方があり、人の数だけ入り方がある」というのがフィンランドの考え方です。
とはいえ、突然自由と言われても困るのも実際のところ。その場合は、日本で人気の入り方を一度試してみて、そこから自分なりに幅を広げてみるといいかもしれません。
「ととのう」という言葉と共に現在人気なのが「サウナ→水風呂→外気浴」を1セットとして2~3回繰り返す入り方。温冷交代浴ともいわれ、自律神経や血液循環に大きな刺激を与えるため、健康効果が高まるとされています。ただし、ヒートショックを誘発するリスクも高いため、特に心血管疾患のある方は避けましょう。
「入り方」に付随してくるのが、サウナ入浴のマナー。公共の施設で、皆が気持ちよく利用できるよう配慮するのは、世界共通のマナーです。
その他、施設が定めているルールも守って、気持ちよくサ活をしましょう。
フィンランド式サウナは何故日本で人気なのか。その魅力を解説していきます。
フィンランド式サウナの温度は80度~90度で、前述の通り、空気を温める対流式です。このため、グリルで炙られるような刺激を感じず、心地よく身体を温めることができます。また、ロウリュによって湿度が得られるので、呼吸も楽。ゆっくり時間をかけて楽しむことができます。
ロウリュする水にアロマオイルを混ぜて、好きな香りをサウナで楽しむこともできます。リラックスしたいときは白樺やラベンダー、リフレッシュしたいときはレモン、夏はミントなど、色々な楽しみ方ができますよ。
ただし、運転中、サウナヒーターの中心部は400度以上の高温になっています。普通のオイルを使うと発火する危険性が高く、大変危険です。アロマロウリュを楽しむ際は、ロウリュ専用のオイルを、正しい容量で使いましょう。
サウナには様々な健康効果がありますが、その鍵となるのは発汗作用。フィンランド式サウナはロウリュが発汗を促進するため、健康効果がより高まると考えられています。加えて、フィンランド式サウナで特筆するべきは「気持ちよさ」。我慢せずに気持ちよく健康になれるとなれば、活用しない手はありません。
いいことづくめのフィンランド式サウナ。もし家に有ったら、と考えたことはありませんか?自宅や別荘に「個宅サウナ」を実現するとどんなメリットがあるのか考えてみましょう。
フィンランドでは人口500万人に対して300万個のサウナがあります。実に国民2人に対して1個サウナがある状態で、自家用車の登録台数より多いのだそう。そして、この内ほとんどが自宅や別荘に設置された個人所有のサウナです。1900年代以降、電気式サウナヒーターの普及に伴い都市部の住宅にも導入可能になり、一気に設置が進んだと言われています。
個宅サウナの一番のメリットはやはりこれ。たとえば朝出勤前にさっとサウナに入ったり、在宅ワーク中にリフレッシュしたり、安眠のために夜じっくりサウナで身体を温めたり……。その都度施設に行くとなると中々出来ないことが、自宅サウナなら叶います。人の目を気にしなくていいのも大きなメリットですね。
施設に行ってサ飯を外食で済ませると、大体1回につき数千円の費用が掛かります。対して、自宅サウナの1回(運転時間三時間で想定)あたりの電気代は300円~と安価。さらにサ飯も自炊で賄えます。初期費用やメンテナンス費用を考えると、ヘビーサウナーほどコストメリットが大きいと言えるでしょう。 定期的なサウナ浴の健康効果を考えると、入れば入るほどお得な自宅サウナはとても理にかなった選択肢です。
本場フィンランドでは、サウナ=コミュニケーションの場。家族と一緒に入ってコミュニケーションを取ったり、友人とゆっくりサウナを楽しんで会話に花を咲かせたりするのが日常です。サウナでリラックスしているときなら、普段話せないことも良い形で口に出せるかもしれません。個宅サウナは人間関係を円滑にする場としても活用できます。小さな第二のリビングと言ってもいいかもしれません。
自宅や別荘にフィンランド式サウナがあったら最高だけど、どこでどう買えばいいの?高いのでは?そんな方におすすめの家庭用のフィンランド式サウナルームをご紹介します。
ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。
一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。
自宅サウナを選ぶ前に知っておきたいのが、関連する法規制。「PSE適合品」や「PSEマーク」という表示を目にしたことはないですか?
PSE適合品とは、「電気用品安全法」に則った検査等をクリアしている製品です。適合が認められた場合のみPSEマークを表示することができます。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。自宅サウナを検討する際は<PS>Eマークの有無を必ず確認しましょう。
ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。
購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。
フィンランド式サウナが気になっている女性必見!サウナの入り方やマナー、サウナに入るメリットから、女性ならではの困りごとや便利グッズを徹底解説!意外と簡単に設置出来てメリットだらけの自宅サウナの良さもご紹介します。
フィンランド式サウナに行ってみたいけれど、入り方やルールを知らずに行くのは不安……。なんとなく気後れしてしまう……という方のために、まずは持ち物や、サウナの基本的な入り方やマナーをご紹介します。とはいえ、サウナの目的はリラックスして心身を健やかにすること。基本を頭に入れたら、あまりルールなどに囚われすぎず、自由に楽しみましょう。
サウナに行くぞ、と、決めたら最初に気になるのは持ち物ですよね。特に女性は必要なものが多め……。でも最近はアメニティが豊富にそろっていて女性でもほぼ手ぶらで利用できる施設も!サ活に行く施設を決めたら、その辺りの情報もHPで収集しておきましょう。
おすすめの持ち物(★貸し出し有の場合が多い)
・水
・サウナバッグ・スパバッグ(メッシュ素材など、浴室にグッズを持ち込む用)
・密閉できるビニール袋やポーチ(濡れたものを持ち帰る用)
・バスタオル★
・サウナマット★
・サウナタオル(サ活中、鼻や口を覆いたい人向け)
・サウナハット(髪を熱から守ってくれる)
・スキンケア用品(サウナ後しっかりケアすると美肌効果が!)
・ヘアケア用品
・シャンプー、コンディショナー、ボディソープ★
・化粧落とし
・化粧品
・ヘアブラシ(意外と置いていない)
・ヘアアイロン
・水着(男女共用サウナなど、着用義務がある施設のみ)
そのほか、アウトドア施設ではサンダルなどが必要な場合もあります。お出かけ前にチェックしましょう。
まずはいわゆるサウナブームで一般的になった、サウナ→水風呂→外気浴のサイクルからご紹介します。
1.サウナの前に体を洗う
2.サウナで温まる
3.水風呂でクールダウン
4.内気浴または外気浴でリラックス
これを1セットとして、1~3セット。これが漫画「サ道」や、ととのえ親方の発信で主流になっている「ととのう」サウナのサイクルです。最近オープンしているサウナ施設はこのサイクルを前提にしていた設計も多くみられます。サウナと水風呂とリラックススペースの導線が整っているので、そういった施設でサウナデビューするのもおすすめです。
ちなみにこのサイクルは日本で発展した独自のサウナ文化です。チラー(水冷装置)で低温にした水風呂も日本では必須要素ですが、フィンランドでは殆ど見られません。
ではフィンランドではどんな入り方が一般的…?答えは「自由」!特にサイクルや入り方の型もなく、各自楽しみたいように楽しむのが本場スタイルです。おしゃべりをしたり、昼寝をしたり。外気浴だけ楽しんだり、目の前の湖にダイブしたり……。
結局サウナとは、リラックスして楽しむもの。水風呂が苦手なら無理に入る必要はありません。10分はサウナの中にいなければいけない、というのもナンセンス。体調や気分に合わせて、自分なりの「ととのい」を楽しみましょう。
リラックスして楽しむのと同時に、公共の場ではマナーを守るのも必要です。利用している他の人たちも気持ちよくととのえるよう、施設のルールやマナーはきちんと守りましょう。
基本的なマナーは下の通り。
・サウナ前に体を洗う
・混雑しているときはスペースを取りすぎない姿勢でサウナ浴をする
・水風呂前にかけ湯で汗を流す
・タオルを水風呂に漬けない
・ととのい椅子利用後は水で流す/タオルで拭く
その他、会話やサウナハットの持ち込み、ロウリュの回数について、施設でルールがある場合も。利用前にしっかり確認しましょう。
サウナ浴は心身の健康に色々なメリットがある一方、注意をしないとデメリットをもたらすことも。注意点と安全対策をご紹介します。特に健康状態に不安のある方は利用前に医師に相談しましょう。また、女性は妊娠中のサウナの利用を控えましょう。
サウナ浴の前には必ず身体を洗いましょう。身体を温めることでサウナに入ったときの体の負担を和らげることができます。
サウナ室内では高い位置の方が温度が高く、低い位置では温度が低くなります。また、ヒーターに近いほど温度が上がります。体調に合わせて適切な温度帯の位置を選びましょう。 また、サウナ浴の長さも、体調に合わせて調節しましょう。苦しくなってきたら絶対に我慢せず、無理のない範囲で外に出ましょう。
サウナを出てすぐに水風呂に入ると、血管の収縮により血圧が急上昇します。心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中の危険があります。必ず水風呂に入る前にかけ湯をして負担を和らげましょう。 また、首まで水風呂に浸かると心臓への負担が大きくなります。水風呂が不安な方や高血圧症や心血管疾患のある方は、半身浴にするか、シャワーの利用をおすすめします。
水風呂でクールダウンした後は、内気浴や外気浴スペースでしっかりと休憩しましょう。5~10分程度と言われていますが、脈拍が落ち着くまで休むのが確実です。
サウナに入ると心拍数があがり、発汗作用で水分が体外に排出されます。一回のサウナ浴による発汗は約500ミリリットルと言われています。汗で失う水分をしっかり補給しなければ脱水症状の危険があります。 一回のサウナ浴の間に水約1~1.5リットルの摂取が必要と言われています。 まずサウナ前にグラス2杯分(約500ミリリットル)。その後クールダウンの度に、グラス1~2杯分の水分を補給。そしてサウナ浴後もグラス1~2杯分の水を飲む。このイメージで水分補給をするといいでしょう。
サウナには様々な健康効果があります。働く女性や、美容に気を遣う人にとって特に嬉しい効果をご紹介します。
サウナ浴の健康効果とマイナス面については、フィンランドなどで50年以上にわたって医学的に研究されています。定期的なサウナ浴は、心臓病・脳卒中・アルツハイマー病のリスク低減に効果があるとの研究結果も。
また、血行を促進するため、肩こりや冷え性の解消も期待できます。
睡眠中はノンレム睡眠とレム睡眠が交互にやってきます。この内ノンレム睡眠がとりわけ重要なのですが、サウナはこのノンレム睡眠を誘発するといわれています。1976年の実証研究では、サウナ後の睡眠の方が、最初の二時間で70%強、6時間で約45%、統計的にノンレム睡眠量が増加していることが明らかにされました。この効果は、体内の温度変化に伴って分泌されるセロトニンによるものと指摘されています。
睡眠の質が上がることで、疲労回復やストレス軽減、集中力向上など、嬉しい効果が。特に就寝2~3時間前にサウナ浴をすると効果が高まるのでおすすめです。仕事や日々の生活で忙しい女性にこそ感じてほしいサウナの効果です。
サウナが皮膚にもたらす健康効果についても研究が行われています。サウナと言えば発汗。汗で水分が蒸発しているので乾燥するのでは?と思いきや、肌の角層の水分量は、サウナ浴の数時間後でも通常より多いという測定結果が出ています。(2018年、フィンランドの大手化粧品メーカー ルメネによる)これは、発汗によって、汗に含まれる保湿成分(乳酸やナトリウムなど)が皮膚膜にとどまり、肌の保湿力を高めるためと考えられています。
また、サウナで汗をかくことで汗腺や皮脂腺が開き、肌の浄化や代謝も活発になります。
サウナは、
・肌の角層の保湿力が維持される
・肌の浄化や代謝が活発化する
・ストレス軽減により肌の調子が良くなる
といった、嬉しい効果をもたらしてくれます。
仕事や日々の生活はストレスの連続。ストレスは、衝動性の高まりや集中力の低下など様々な弊害の元になります。また、ストレスを長期的に抱えてしまうと、うつ病などの病気につながることも。サウナには、ストレスを軽減し心身をリラックスさせる効果があります。
フィンランドでの研究によると、
・自律神経バランスの均等化
・身体内部のストレスレベルの軽減
・サウナ入浴後、副交感神経が優位になる
サウナ浴によって上記のような効果が得られると考えられています。自律神経バランスの均等化にはPMSによる精神的な不調を改善する効果も。これはサウナのメリットの中で、女性にとってとても嬉しい効果ですね。
また、サウナ室内にはデジタル機器を持ち込めないため、必然的にデジタルデトックスに。サウナは、忙しい現代人にぴったりのリラクセーションといえます。
サウナ=おじさんのもの、というイメージは薄れてきました。でもどちらかというとサウナは男性に人気というイメージですよね。気になるけれど最初の一歩が踏み出せない、という女性も周りにいらっしゃるのでは。ここでは女性の視点でサウナ事情を考えてみましょう。
そもそもの課題として、女性が行けるサウナ施設が少ない、というのが実際のところ。男女ともに大浴場があっても、ロウリュのできるサウナがついているのは男湯だけ。女湯にはスチームサウナしかない…と、がっかりすることも多いのが実情です。
もともと男性専用施設だったところも多い為でしょう。また、サウナ人口の男女比と、女性用スペースを設けるコストを鑑みて、男性専用にする施設も多いようです。
最近は特定の曜日にレディースデーを設定している男性専用施設もあります。ただ、人気施設は当然混雑します。そして生理の周期によっては、月4日レディースデーがあったとしても行けるのは2日だけ…ということも。プライベートサウナは増えていますが、パブリックサウナと比べ利用料が高めなので中々気軽には通えません。
行ける施設が少なければ、女性のサウナー人口も増えません。女性の行けるサウナ施設が、今後増えることを願っています。
生理も女性サウナーの悩みの種。少なくとも月の1/4はサウナに行けません。生理中こそ身体を温めたいのに、うまくかみ合わないものです。
後ほど生理中の便利グッズをご紹介します。
これも、女性に二の足を踏ませる原因の一つかもしれません。メイク落とし、スキンケア用品、メイク道具に、ヘアアイロン……。特にサウナ後も用事があるときは、荷物が多くなりがちです。
とはいえ、最近は化粧品メーカーのスキンケア用品やヘアアイロンなどを完備している施設も。ほぼ手ぶらで行ける施設も増えていますので、是非チェックしてみてください。
こちらは男女問わずですが、人前で裸になるのに抵抗がある方もいらっしゃるでしょう。日本は銭湯・温泉の文化が根付いてはいますが、それはそれ。男女別のパブリックサウナは敷居が高いと感じる方も多いと思います。
裸に抵抗があるけれどサウナは入ってみたい。そんな方には、男女共用の水着着用サウナや、プライベートサウナがおすすめです。最近はデジタルチェックインで誰にも会わずにサ活できる施設も増えているので要チェックですね。
ここでは女性サウナーにおすすめのサウナグッズを紹介します。サ活のお悩み解消につながるかも!
熱による髪や顔への負荷が心配。そんな方はサウナハットを活用しましょう。深めのタイプや、頭から顔にかけてぐるっと巻けるタオル型のサウナハットなら、鼻や唇も一気に保護できますよ。
色々な素材のサウナハットが販売されていますが、それぞれの特長は以下の通りです。
・遮熱性の高い素材:羊毛フェルト、ナイロン
・お手入れしやすい素材:リネン、コットン、タオル地
・吸水性と速乾性の高い素材:羊毛フェルト、タオル地
・小さくたためる素材:タオル地、ナイロン、リネン、コットン
サウナ室内は80度~100度になるので、遮熱性の高さが重要です。フェルトは遮熱性が高く、吸水速乾性も高いのでスタンダードな素材です。また、ウール自体に抗菌機能があるため、毎回洗う必要がありません。一方で、小さく畳んで持ち運ぶにはやや不向きで、手洗いが必要というデメリットも。何を重視するかで選ぶのがよさそうです。
発汗によって汗腺や皮脂腺が開く、サウナ。適切にお手入れをすると美肌効果も期待できます。また、髪は高温でダメージを受けるので、必ずケアするようにしましょう。
・サウナ前のケアアイテム
メイク落とし
シャンプーとトリートメント(基本施設に用意あり)
・サウナ後のケアアイテム
保湿系の洗顔料
化粧水、乳液
パック
ヘアオイル
トライアルセットをサ活用に買ったり、旅行用の詰め替えキットを利用すると便利です。ポーチに入れてサ活用バッグに入れておきましょう。サウナハットやタオル、小型のヘアアイロンもサ活バッグに入れておけば、急に思い立った時でもサッと出かけられますよ。
サウナには自律神経を整えてくれる他、身体を温めて血行を良くする効果があります。出血量の多い日は難しいですが、軽い日ならば生理グッズを活用すればサウナをあきらめなくていいかもしれません。
サ活に活用できる可能性のある生理グッズ
・生理用水着、水泳用サニタリーショーツ(プライベートサウナや、水着着用施設に限る)
・月経カップ
ただし、生理中の利用はNGという施設も多いです。感染予防上必要なことなので、施設のルールはしっかり守りましょう。
サウナのメリットは沢山あるのに、女性のサ活には不便が多いですよね。そこでおすすめなのが、個宅サウナ!自分専用のサウナルームが家に有れば、いろんな不便が一気に解決します。意外と手軽に設置できるので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
家にサウナがある。となれば、男性専用施設ばかりだろうが関係ありません。そして持ち物に悩む必要もなく、他人の目も気にせず、更に生理中もグッズを使って快適にサ活ができます。また、体調や気分に合わせて温度設定も可能。好きな香りでアロマロウリュも楽しめます。いいことづくめですね!
・人の目を気にしなくていい
・好きなタイミングで入れる
・好きな温度で楽しめる
・持ち物の準備不要
・生理中でもサ活出来る
個宅サウナを実現するには大規模工事が必要?いえいえ、そんなことはありません。組み立て式の屋内設置型サウナルームなら、組み立てから電気工事まで半日ほどで作業が終了します。排水設備も必要なく、床が防水仕様であれば設置可能。本体価格も100万円台~で、工事費を合わせても、軽自動車を買う予算があれば実現できるんです。
お手入れも簡単。日々のメンテナンスは、サウナ後の乾燥運転と、汗のふき取りだけ。そのほか、ヒーターの消耗部品の交換やサウナストーンの積み替えが定期的に必要です。サポート体制の整ったメーカーから購入すれば、定期メンテナンスもお願いできるので安心ですよ。
自宅でサウナを楽しみたい!そんな方向けに、ハルビアが日本の住宅サイズに合わせて開発したサウナルーム「SÖPÖ(ソポ)」をご紹介します。
ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。
一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。
また、ソポシリーズはルームとして<PS>E適合検査をクリアしています。商品として安全なのはもちろん、消防検査なども通過しやすいので安心です。
ハルビアジャパンが輸入・販売している正規輸入品は、ハルビアサウナディーラーが、購入相談から、設置、電気工事、アフターメンテナンスまでトータルサポートします。
2024年6月現在、全国22の都道府県に55のハルビアサウナディーラーがあり、今後も拡充予定。お近くのディーラーがサポートする体制になっているので、安心してお使いいただけます。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。
そもそもサウナは本当に健康にいいの?科学的な根拠や本場フィンランドでの研究結果も交えて徹底解説!サウナの健康効果を最大限に得られる自宅サウナのメリットも紹介します。
サウナ浴の健康効果とマイナス面については、フィンランドなどで50年以上にわたって医学的に研究されています。この記事は、医学博士ヤリ・ラウッカネン氏監修、カリタ・ハルユ サウナ・フロム・フィンランド協会代表著「究極のサウナフルネス 世界最高の教科書」の内容を参照しています。最新医学エビデンスと最高の入浴法について詳しく知りたい方は、是非本書をお読みください。
定期的なサウナ浴は慢性的な高血圧による心臓突然死など、あらゆる心血管疾患のリスクを低下させるといわれています。
人間の体は熱にさらされると、心拍数が上昇して血流が早くなります。サウナ浴中、入浴者の平均心拍数は毎分約120回まで上昇。これは中程度の運動と同等の心拍数です。同時に熱で血管の柔軟性が上昇して血管が拡張され、血圧が下がります。
一回のサウナ浴による血圧の低下は永続しません。ただし、定期的にサウナ浴で血管を拡張させることで、慢性的な高血圧によるリスクを低下させることができます。
2015年には、「週4~7回の頻度でサウナに入る男性は、週1回サウナに入る男性に比べて、心臓突然死のリスクが60%以上も低い」という研究結果が出ています。また、「サウナ浴の頻度が高いほど心血管疾患による死亡率が下がる」「血中CRP値の高い人でも、サウナに週3回以上入っているグループ内では死亡率の上昇が見られない」等、様々な研究結果も発表されています。
「夕方のサウナ習慣」で睡眠の質が向上するという、現代人に嬉しい効果も。
睡眠中はノンレム睡眠とレム睡眠が交互にやってきます。この内ノンレム睡眠はとりわけ重要です。十分なノンレム睡眠がとれないと、ストレスや集中力の低下、物忘れ、注意散漫、憂鬱、頭痛などを招いてしまいます。
サウナはこのノンレム睡眠を誘発するといわれています。1976年の実証研究では、サウナ後の睡眠の方が、最初の二時間で70%強、6時間で約45%、統計的にノンレム睡眠量が増加していることが明らかにされました。
この効果は、体内の温度変化に伴って分泌されるセロトニンによるものと指摘されています。サウナ浴によってセロトニンが増加。そして、入浴後のノルアドレナリン(覚醒をつかさどるホルモン)が降下します。これにより、サウナ浴後約2~3時間後に最も入眠しやすくなり、眠りの深さも増加します。
また、身体の深部の温度が十分に下がると眠りに落ちやすいと言われています。つまり温冷交代浴(サウナ→水風呂→リラックス)をクールダウンで終えると、質の良い睡眠を得られやすいと言えるでしょう。
時間を見計らって夕方にサウナ浴を行うことで、睡眠の質を上げることが出来そうです。
定期的なサウナ浴が、脳梗塞や記憶障害などの脳疾患のリスクを低減させることも研究で明らかになっています。
・週4~7回サウナに入る人は、週に1回しか入らない人に比べて、脳卒中になる確率が60%以上低い(2018年臨床神経学分野の名門誌「Neurology」誌に掲載された長期縦断研究による)
・週4~7回サウナに入る人は、週1回しか入らない人に比べて、アルツハイマー病や認知症のリスクも60%以上低下する(2017年、オックスフォード大学出版刊行の医学誌「Age and Aging」誌)
・サウナの入浴頻度が高いほど、認知症の発症率が下がる(2020年、長期間かつ大規模な観察研究)
これらの結果に至る正確なメカニズムはまだ解明されていません。ただし、サウナ後の心拍変動の測定結果から、自律神経バランスの均等化や、身体の内部のストレスレベルの軽減が確認されています。このことから、サウナ浴のリラックス効果自体が脳に好影響を与えていると考えられています。
サウナによるリラクセーションこそ、最高の健康効果と言えるかもしれません。
サウナがもたらす健康効果については、前述した
①心臓病や脳卒中の疾患・死亡リスクの低減
②認知症やアルツハイマー病の発症予防
③睡眠の質向上
これ以外にも
④リラックス効果による脳疲労やストレスの軽減
⑤発汗による皮膚のバリア機能や保湿力の向上
⑥温冷交代浴による老廃物の排出や筋肉疲労の緩和
など、さまざまな健康効果が明らかになっており、継続的に研究が続けられています。こうした効果は、週4回以上の定期的なサウナ浴によって高まる傾向があるようです。家の近くにお気に入りのサウナを見つけて定期的に通う、または、家に家庭用サウナルームを導入して自分のペースでサウナ浴を行うなど、無理なく続けてサウナ浴のメリットを最大化したいですね。
サウナには様々な健康効果がありますが、同時にリスクもあります。注意点や安全対策、サウナの利用に注意が必要な人についてもご紹介します。
サウナによる健康効果は、健康体であること、が大前提です。サウナ浴は体温を急激に変化させる活動です。また、温冷交代浴は特に体温の上下が激しいため、健康な方でも注意が必要です。特に下記に当てはまる方はサウナ(特に高温サウナや極端に低温な水風呂)の利用を避けるか、サウナ浴の是非について主治医の判断を仰いでください。健康な方でも飲酒後や過労、睡眠不足、その他体調不良時の利用は避けましょう。
サウナ浴の前には必ず身体を洗いましょう。身体を温めることでサウナに入ったときの体の負担を和らげることができます。
サウナ室内では高い位置の方が温度が高く、低い位置では温度が低くなります。また、ヒーターに近いほど温度が上がります。体調に合わせて適切な温度帯の位置を選びましょう。 また、サウナ浴の長さも、体調に合わせて調節しましょう。苦しくなってきたら絶対に我慢せず、無理のない範囲で外に出ましょう。
サウナで温まった身体ですぐに水風呂に入ると、血管の収縮により血圧が急上昇します。心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳卒中の危険があります。必ず水風呂に入る前にかけ湯をして負担を和らげましょう。 また、首まで水風呂に浸かると心臓への負担が大きくなります。水風呂が不安な方や高血圧症や心血管疾患のある方は、半身浴にするか、シャワーの利用をおすすめします。
水風呂でクールダウンした後は、内気浴や外気浴スペースでしっかりと休憩しましょう。5~10分程度と言われていますが、脈拍が落ち着くまで休むのが確実です。
サウナにはいると心拍数があがり、発汗作用で水分が体外に排出されます。一回のサウナ浴による発汗は約500ミリリットルと言われています。汗で失う水分をしっかり補給しなければ脱水症状の危険があります。 一回のサウナ浴の間に水約1~1.5リットルの摂取が必要と言われています。
まずサウナ前にグラス2杯分(約500ミリリットル)。その後クールダウンの度に、グラス1~2杯分の水分を補給。そしてサウナ浴後もグラス1~2杯分の水を飲む。
このイメージで水分補給をするといいでしょう。
定期的なサウナ浴は、様々な健康効果をもたらしてくれます。とはいえ、週に何回もサウナに通うのはなかなか難しい方も多いはず。通いやすいサウナが近くにない、週に何度も入るのは金銭的に負担が大きい、ひとりで楽しみたいけれどプライベートサウナは頻繁に利用できない……そんな悩みを解決するのが自宅サウナ!家にサウナがあるとどんなメリットがあるのかご紹介します。
たとえば朝出勤前にさっとサウナに入ったり、在宅ワーク中にリフレッシュしたり、安眠のために夜じっくりサウナで身体を温めたり……。その都度施設に行くとなると中々出来ないことが、自宅サウナなら叶います。 また、時間帯や体調に合わせて好きな温度でサウナを楽しめるのも大きなメリットです。朝は高めの温度で短く1セット、休日は低めの温度で昼寝代わりにリラックス、夜は高めの温度でとことん3セット……なんて、夢のような生活も可能です。
サウナは好きだけど、他の人が同じ空間にいるのは苦手……あまり身体を見せたくない……でもプライベートサウナは料金が高い……。そんな方にも自宅サウナがおすすめです。 また、温浴施設では、利用者全員が快適に過ごせるよう、いろいろなルールも設定されています。サウナで寝転びたい、今日は友達としゃべりながら過ごしたい、好きな音楽を流したい……自宅サウナがあれば、人の目を気にせず自分の気分で自由なサ活が可能です。
施設に行ってサ飯を外食で済ませると、大体1回につき数千円の費用が掛かります。対して、自宅サウナの1回あたりの電気代は300円~と安価。さらにサ飯も自炊で賄えます。初期費用やメンテナンス費用を考えると、ヘビーサウナーほどコストメリットが大きいと言えるでしょう。 定期的なサウナ浴の健康効果を考えると、入れば入るほどお得な自宅サウナはとても理にかなった選択肢です。
温浴施設でサ活をするとなると、準備や移動の時間が余分にかかってしまいます。自宅サウナなら準備や移動の時間が省けるため、タイムパフォーマンスも高くなります。忙しい毎日の中でも無理なくサ活を続けられるので、健康効果の増進にも期待が持てますね。
本場フィンランドにおいて、サウナはコミュニケーションの場。家族と一緒にコミュニケーションを取ったり、友人とサウナを楽しむのが日常です。 自宅にサウナを導入したら、パートナーや家族、友人と一緒にサウナに入ってみましょう。スマホを手放してリラックスしているときなら、普段話せないことも良い形で口に出せるかもしれません。大切な人との関係を円滑にできるのも、サウナの効果の一つです。 家族みんなで心身ともに健康になれるのも、自宅サウナの大きなメリットと言えそうです。
ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、最小サイズは約96センチ角と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しており、ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。
ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は色の変更も可能なので、気分に合わせて演出を変えることもできます。
購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用されるので、もしもの時も安心です。
また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。
一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。もちろん<PS>E適合品です。