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 サウナブームが続く中、「自宅にサウナがあったら…」と夢見る方も多いのではないでしょうか。忙しい日常の中で、施設に足を運ぶ時間がないけれど、「ととのい」たい。そんな願いを叶えてくれるのが自宅サウナです。

 この記事では、自宅サウナの種類や特徴から、メリット・デメリット、選び方のポイント、導入方法まで徹底的に解説します。これから自宅サウナの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

自宅にサウナを導入するメリット6選

自宅にサウナを導入することには、多くのメリットがあります。主なメリットを6つ紹介しましょう。

1. いつでも好きな時に利用できる

 自宅サウナの最大のメリットは、24時間いつでも好きな時に利用できることです。朝の目覚めに、仕事の合間に、夜の就寝前に…と、自分のライフスタイルに合わせて自由に使えます。特に、営業時間や混雑状況を気にする必要がないのは大きな魅力です。持ち物を用意したり外出の準備をする必要もありません。また、小さなお子様がいる家庭でのサ活のハードルも大きく下がります。

2. 自分好みの環境設定が可能

 温度や湿度、明るさまで、自分の好みや体調に合わせて自由に調整できる。これも自宅サウナの強みです。公共施設では他の利用者との兼ね合いもあり、必ずしも理想的な環境で楽しめるとは限りません。自宅なら音楽を流したり、お気に入りの香りを楽しんだりと、カスタマイズの幅が広がります。

3. 長期的に見れば費用対効果が高い

 初期費用はかかるものの、長い目で見れば公共施設に通い続けるよりも経済的です。一般的なサウナ施設の利用料は1回あたり1,000円前後。週に2回利用するとして年間約10万円。毎日利用するなら年間36万円以上かかる計算になります。対して、自宅サウナなら、導入後は電気代などのランニングコストだけで済みます。利用回数が多い人の場合、数年で元がとれることも。

4. プライバシーが守られる

 自宅サウナなら、完全なプライバシーの中でリラックスできます。公共施設では他の利用者との共有空間になるため、どうしても人の目が気になります。特に人混みが苦手な方や、他人に身体を見せたくない方は足が遠のきがちですよね。自宅というプライベートな空間でサウナを楽しめるのは誰にとっても大きな魅力となるでしょう。

5. 混雑を気にせず利用できる

 週末や夜のピーク時に公共サウナを利用すると、座る場所がなかったり、水風呂に入れなかったりすることもあります。自宅サウナなら混雑の心配はなく、いつでも快適に利用できます。「ととのい」のために重要な適切なタイミングでの温冷交代浴も、スムーズに行えるのが魅力です。入浴前後の身支度もゆっくりできて快適です。

6. 衛生面での安心感

 特に感染症が気になる昨今。他者と共有する公共施設よりも、自宅の方が衛生面で安心感があります。自分で清掃・管理するため、いつでも清潔な状態でサウナを楽しむことができます。肌が敏感な方や衛生面に不安を感じる方にとって、大きなメリットと言えるでしょう。

自宅にサウナを入れるデメリットと対策法

 自宅サウナには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。ここでは主なデメリットと、それを克服するための対策法を紹介します。

1. 初期費用の負担

 自宅サウナの導入には、タイプにもよりますが一定の初期投資が必要です。簡易的なものでも数万円、本格的な屋内埋め込みタイプなら数百万円かかることもあります。

 まずは予算に合った種類を選ぶことが大切です。テントサウナや簡易サウナであれば比較的手頃な価格で始められます。

 また、長期的な視点で考えれば、サウナ施設へ通い続けるよりもコストは低くなる場合が多いです。

費用面について詳しくはこちら

2. 設置スペースの確保

 日本の住宅事情では、サウナ専用のスペースを確保するのが難しい場合があります。特にマンションや賃貸住宅では制約が多いでしょう。

 住環境に合った種類を選ぶことがポイントになります。スペースに限りがある場合、折りたためるテントサウナや、コンパクトなインドアサウナルームが適しています。また、浴室内で簡易的にサウナ環境を作る方法もあります。

3. 電気代などのランニングコスト

 特に電気式のサウナヒーターを使用する場合、電気代がかさむことがあります。

 ただし、効率的な使用を心がけることで緩和することができます。例えば、連続して複数人で使用する、使用頻度が高い時間帯に合わせて事前に温度を調整しておくなどの工夫ができます。また、省エネタイプのサウナヒーターを選ぶことも一つの方法です。

サウナの種類1時間あたりの電気代目安月に12回(各1時間)使用した場合
電気式フィンランド式サウナ80円~150円960円~1,800円
遠赤外線サウナ50円~100円600円~1,200円

※電力会社や契約内容、季節によって変動します。

4. メンテナンスの手間

 サウナ室は高温多湿な環境のため、カビや細菌が発生する可能性があります。そのため、定期的な清掃・メンテナンスが必要です。また、日々のお手入れを怠ると劣化が早く進みます。長く使うためにもメンテナンスはしっかりと行いましょう。

自宅サウナのカビ対策について詳しくはこちら

5. 住宅の種類によっては設置できない

 マンションでは管理規約により設置が制限される場合や、賃貸物件では大規模な改修が難しいなどの制約があります。

 事前に管理組合や大家さんに確認することが重要です。設置できない場合、テントサウナや簡易サウナなど、建物に負担をかけない方法を検討しましょう。また、電気式のサウナを使う場合は、コンセントの容量や電気配線の問題もチェックしておく必要があります。

自宅にサウナを導入するときの選び方ポイント5つ

 自宅サウナを選ぶ際には、以下の5つのポイントを考慮すると、後悔のない選択ができます。

自宅サウナの選び方のポイントをまとめた図

1. 予算と費用対効果

 まずは導入可能な予算を明確にしましょう。初期費用だけでなく、ランニングコストも含めた総合的な費用を考える必要があります。また、どれくらいの頻度で使用するかも重要なポイントです。週に数回以上使用するなら、多少高くても品質の良いものを選ぶ方が長期的には満足度が高くなります。

サウナタイプ初期費用月間ランニングコスト
テントサウナ2万円~20万円1千円~3千円
インドアサウナルーム40万円~1千円~2千円
バレルサウナ100万円~2千円~4千円
屋内埋め込み型サウナ100万円~2千円~5千円
簡易サウナ2千円~5万円数百円(水道・光熱費)

2. 設置場所と必要スペース

 住環境に合ったサウナを選ぶことが重要です。マンションや賃貸住宅では、管理規約や契約内容を確認し、許可が必要な場合は事前に取得しておきましょう。また、設置場所の広さや重量制限、電源の有無なども確認が必要です。

 戸建て住宅の場合、庭やベランダなど屋外設置の選択肢も広がります。ただし、近隣への配慮を忘れないようにしましょう。加えて、熱気や煙、騒音などが問題にならないか事前に検討することも大切です。

3. 利用人数と使用目的

 一人で使うことが多いのか、家族や友人と一緒に楽しむのかによって、適切なサイズや種類が変わってきます。一人用なら小型のインドアサウナルームでも十分です。一方、複数人で使うならバレルサウナや屋内埋め込み型サウナの方が適しています。

 また、サウナの使用目的も考慮しましょう。本格的な発汗や「ととのい」体験を求めるなら、フィンランド式サウナが向いています。

4. 重視する機能

 サウナに求める機能によっても、選ぶべき種類が変わります。例えば、ロウリュ(水をかけて蒸気を発生させる行為)を楽しみたい場合は、それに対応したストーブを選ぶ必要があります。また、細かい温度調節、スマホアプリとの連携機能など、便利な機能も増えてきています。

 音楽を聴きながら入りたい場合はスピーカー内蔵型、照明やLEDで雰囲気を楽しみたい場合はそれらの機能を備えたモデルを選ぶとよいでしょう。

5. メンテナンス性と耐久性

 長く快適に使うためには、メンテナンスのしやすさと耐久性、保証内容も重要な選択ポイントです。メーカーサポートや清掃のしやすさを確認しましょう。また、木材の種類によっても耐久性が異なります。一般的に使用されるのは、ヒノキやアスペン、レッドシダーなど。サーモ加工など熱に強い加工のされたものは無加工のものより耐久性が高く、メンテナンスも容易です。

 また、故障やヒーターの部品交換の際の販売元のサポートも事前に確認しましょう。メーカーの保証内容やアフターサービスが手厚いところを選ぶと良いでしょう。

自宅に導入できるサウナの種類と特徴

 自宅サウナには様々な種類があり、それぞれに特徴があります。予算や設置場所、希望する機能などに合わせて、最適なものを選びましょう。

サウナの費用相場を種類別にまとめた図

テントサウナ(価格帯:2万円~20万円)

 テントサウナは、その名の通りテント状の簡易サウナです。折りたたみ式で持ち運びが可能なため、設置場所を選ばず、使わないときは収納できるのが大きな特徴です。

メリット:

デメリット:

 テントサウナはストーブの種類によって薪式と電気式に分かれます。薪式は本格的な熱波とロウリュを楽しめますが、火の管理や薪の準備に手間がかかります。電気式は手軽に使える反面、本格的な高温を得るには向かないケースもあります。

 ベランダや庭などの屋外に設置するのが一般的ですが、室内に設置する場合は湿気対策が必要です。また、火災の危険性も考慮して、安全な設置方法を確認することが重要です。

インドアサウナルーム(価格帯:20万円台~)

 インドアサウナルームは、室内に設置する箱型のコンパクトなサウナです。脱衣所やリビングなど、室内のスペースに置くことができ、雨風を気にせず使用できます。一人用のサイズから用意されており、狭いスペースでも設置可能です。遠赤外線式ヒーターとフィンランド式サウナヒーターの二種類が一般的です。

メリット:

デメリット:

 インドアサウナルームには遠赤外線タイプとフィンランド式サウナの2種類があります。遠赤外線タイプは一般的に温度が50~60℃程度と低めですが、じんわりと体を温めるのに適しています。フィンランド式サウナはより高温(80℃以上)になり、ロウリュも可能。本格的なサウナ体験ができます。

 設置場所には防水加工された床が必要です。洗面エリアで良く使われる塩化ビニールやタイル敷が良いでしょう。排水機構は必要ありません。ただし、湿気対策や換気には十分注意が必要です。

バレルサウナ(価格帯:100万円~)

 バレルサウナは、樽(バレル)のような円筒形をしたサウナで、主に屋外に設置します。見た目にも美しく、庭やベランダのアクセントになる本格的なサウナです。

メリット:

デメリット:

 バレルサウナのヒーターは薪式と電気式があります。薪式は本格的なサウナ体験ができる一方、薪の調達や火の管理に手間がかかります。また、排煙について周囲への配慮が必要で、地域によっては設置できません。電気式は使いやすく温度管理も容易ですが、専用の電気工事が必要な場合があります。

 設置には平らな地面や基礎が必要で、重量にも耐えられる場所を選ぶ必要があります。また、屋外設置のため、防水処理や定期的なメンテナンスが重要です。近隣の目線や環境への影響も考慮しましょう。

屋内埋め込み型サウナ(価格帯:100万円~)

 屋内埋め込み型サウナは、住宅の一部を改修して作る最も本格的な自宅サウナです。浴室の一部として組み込んだり、専用の部屋として設けたりするなど、様々な形態があります。

メリット:

デメリット:

 屋内埋め込み型サウナでは、サウナ室のデザインや素材、ストーブの種類、光や音の演出など、細部までカスタマイズが可能です。また、水風呂やシャワー、休憩スペースなども一体的に設計できるため、理想的なサウナ体験を実現できます。

 導入にあたっては専門業者への相談が必須で、設計から施工まで一貫して対応してくれる会社を選ぶと安心です。建築基準法や消防法などの法規制にも配慮した設計が必要になります。また、専用の建材や照明を選ぶなど、長く楽しめるよう材料の質にも注意しましょう。

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簡易サウナ(価格帯:2千円~5万円)

 簡易サウナは、既存の浴室を利用して手軽にサウナ環境を作る方法です。最小限の投資で始められます。

メリット:

デメリット:

 簡易サウナの代表的な方法として、浴槽に張ったお湯の蒸気を利用する「サウナ傘」や、シート状の遠赤外線マット、浴室暖房機能を活用した方法などがあります。また、シャワーで温まった後に水風呂に入る「温冷交代浴」も、サウナに近い効果を得られる方法の一つです。

 設置や準備が簡単で、手軽に試せる反面、本格的なサウナ体験には及ばない点は理解しておきましょう。しかし、初めての方や本格導入前の試用としては十分価値があります。

その他サウナの種類について詳しくはこちら

自宅サウナのランニングコスト徹底分析

 自宅サウナを導入する際、初期費用だけでなくランニングコストも重要な検討材料です。ここでは主な費用項目と、費用を抑えるコツを紹介します。

電気代

 電気式サウナの最も大きなランニングコストは電気代です。サウナの種類、使用頻度、設定温度によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

サウナタイプヒーター容量1時間あたりの電気代月12回使用した場合の月額
電気式フィンランド式サウナ3〜6kW80円~150円960円~1,800円
遠赤外線サウナ1.5〜3kW50円~100円600円~1,200円

※電力会社や契約内容、季節によって変動します。(東京電力の場合、27円/kWhで計算)

メンテナンス費用

 サウナを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。主なメンテナンス費用には以下のようなものがあります。

 これらの費用を抑えるコツとしては、日常的なケアを丁寧に行うこと。日々のメンテナンスは、大きな修繕を防ぐことに繋がります。使用後の換気、水滴の拭き取り、定期的な清掃などを習慣づけましょう。

水道代

 水風呂の水の入れ替えや、シャワーの使用による水道代も考慮する必要があります。都市部の水道料金を基準にすると、以下のような目安になります。

 1か月の使用回数にもよりますが、月に1,000円~2,000円程度の追加費用を見込んでおくとよいでしょう。

自宅にサウナvsサウナ施設:総合的なコスト比較

 自宅サウナと公共施設の利用を比較すると、長期的にはどちらがお得になるのでしょうか?例として、電気式インドアサウナルーム ソポ0909(本体費用160万円)を導入した場合のシミュレーションをご紹介します。いずれも週4回利用する設定です。公共施設の利用料や交通費、自宅サウナの電気代等は東京都で試算しています。また、電気代は余熱と入浴、乾燥運転で1回あたり3時間稼働させる想定です。

項目自宅サウナ(5年使用の場合)公共施設(週4回・5年間)
初期費用(本体+設置費)1,800,000円0円
電気代4,320円/月×60ヶ月=259,200円0円
水道代1,000円/月×60ヶ月=60,000円0円
メンテナンス費用10,000円/年×5年=50,000円0円
利用料0円2,000円/回×16回/月×60ヶ月=1,920,000円
交通費0円500円/回×16回/月×60ヶ月=480,000円
合計1,969,200円2,400,000円

 このシミュレーションでは、5年間で約43万円自宅サウナの方がお得になります。さらに使用頻度が高い場合や、長期間使用する場合はさらにコスト面でのメリットが大きくなります。また、サウナの為に外出するとついつい嵩んでしまうサ飯やドリンク代も、自宅サウナなら抑えられそうです。

サウナを自宅に設置する際の注意点

 サウナを自宅に設置する前に、以下の条件を確認する必要があります。事前によく確認しておきましょう。

法的制約や契約内容の確認

 マンションや賃貸住宅では、管理規約や契約内容で、サウナの設置に関わる事項が制限されている場合もあります。設置前に必ず確認しましょう。特に屋内埋め込み型の場合は、建築基準法や消防法などの法規制も考慮する必要があります。

法令遵守品かどうかの確認

 サウナルームやヒーターが法規制を遵守した製品かどうかも、確認が必要です。法令違反品が原因で事故や火災などが起きた場合、保険申請に問題が生じる可能性もあります。主に関係してくる法令は下記の二つです。

・電気用品安全法:<PS>E適合品かどうか

 10kW以下のヒーター及びそれを付属品とするサウナルームは、電気用品安全に基づき、<PS>Eに適合することが義務付けられています。並行輸入品は<PS>E非適合品であり、日本国内で販売することは法令違反に当たります。
 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもありますので十分ご注意ください。

・電波法(Wi-Fiコントロール機能付きの場合)

 Wi-Fiコントロール機能付きのサウナヒーターの場合、技適認証を受けていないものを使用すると電波法違反になる可能性があります。電波法違反の場合、1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金の対象となります。また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の拘禁刑又は250万円以下の罰金の対象となります。Wi-Fiコントロール機能付き機器を検討する場合は技適マークの有無を必ず確認しましょう。

総務省 電波利用ポータル|電波監視|技適マークのQ&A

電気容量のチェック

 電気式サウナの場合、必要な電気容量を確保できるかどうかを確認します。一般的な家庭用コンセントは15A(アンペア)が大多数。ですが、サウナヒーターは大きな電力を消費します。専用回路や容量の増設が必要になる場合があります。

設置場所の確認

 設置予定場所の広さ、床の耐荷重性、防水性、換気条件などを確認します。特に木造住宅の2階以上に設置する場合は、床の補強が必要になることもあります。マンションでは重量制限がある場合も。事前にしっかり確認しましょう。

水回りの確認

 水風呂やシャワーを併設する場合は、給排水設備が利用できるかどうかを確認します。既存の設備から遠い場所に設置する場合は、追加工事が必要になる可能性があります。

まとめ:自宅にサウナがある生活で毎日をちょっと豊かに

 自宅サウナは初期費用とメンテナンスの手間がかかります。しかし、前述したように多くのメリットがあります。そして予算や住環境に合わせた選択肢も豊富です。自分に最適なタイプを選ぶことで満足度の高い自宅サウナ生活も手に入るはず。

 適切な設置場所の確保と法的制約の確認、電気容量のチェックなど事前準備を十分に行い、ランニングコストも考慮した上で導入しましょう。そうすれば、自宅でサウナの「ととのい」体験を存分に楽しむことができるでしょう。

フィンランド式サウナを自宅で楽しみたいなら、ハルビアのソポシリーズがおすすめ

 サウナブームの中心、フィンランド式サウナ。フィンランド生まれのハルビアのヒーターは全てロウリュ対応です
 「家でロウリュサウナを楽しめたらいいのに…」ロウリュサウナの気持ちよさに目覚めた方なら一度は考えたことがあるのでは?そんなニーズに応えて、家庭用サウナルームが販売されています。実は意外とリーズナブルに、簡単に実現できるってご存じでしたか?ロウリュができて高品質かつリーズナブルなおすすめサウナルームをご紹介します。

フィンランドの世界No.1ブランドが日本のために特別開発した「ソポ」

 ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。
 SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

 一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。
 ソポには劣化しにくくお手入れも簡単な、サーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

安心の<PS>E適合品

 運転中、サウナヒーターは非常に高温になるため、火災のリスクをはらんでいます。購入の際は、日本の法規制に準拠した安全な製品を選びましょう。
 一部の電気用品には電気用品安全法の規制が課されています。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。
 ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

 購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。
 また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

自宅用サウナの電気代、実際どれくらいかかるの?と思う方もいるのではないでしょうか?ドライ・スチーム・遠赤外線などタイプ別の消費電力からコストを抑える運用のコツ、工事費用や失敗例も含めて詳しく解説します。

自宅用サウナを検討するときに気になる「電気代」

自宅にサウナ検討時の最大のハードルといえば…?それは初期費用と、ランニングコスト。 本体価格や工事費用の検討も大切ですが、毎月の光熱費がどの程度増加するかを理解しておく必要があります。実際に使い始めてから「思っていたよりも電気代が高い」と感じたら困りますよね。
そこで、まずはサウナの種類ごとに大まかな電気代の目安を解説します。どのような工夫をすればランニングコストを抑えられるのかを考えてみましょう。

種類別、自宅用サウナの電気代

自宅用サウナは大きく分けてフィンランド式サウナ、スチームサウナ、遠赤外線サウナの三つのタイプ。それぞれ消費電力や利用感に違いがあります。同じサイズのサウナ室を用意しても、月々の電気代には差が。これは、ヒーターや発生装置の仕組みによって必要な電力が変わるためです。
違いを具体的に知っておくと、自分や家族に合ったサウナを選ぶ指標になります。また、導入後に費用面で後悔するリスクを減らせるでしょう。
サウナ利用1回あたりの電気代についてはヒーターのkW × 使用時間 × 電力単価で計算可能です。電気料金計算用ツールも便利です。

自宅用サウナの種類別電気代をまとめた図。

自宅用フィンランド式サウナの電気代:約90円/1時間

フィンランド式サウナは、サウナストーンを搭載したヒーターで温めるサウナ。「熱い蒸気でしっかり汗をかく」スタイルが好きな方に向いています。
家庭用サイズのドライサウナなら、消費電力はおおむね2〜5kW程度が目安。出力3kW前後のヒーター を1時間使用した場合、電気料金単価を30円/kWhとすると約90円になる計算です。
実際の想定で計算してみましょう。出力2.7kWのヒーターを搭載したハルビアのソポ0909で計算します。1時間サウナ浴をする場合、予熱と乾燥用に前後各1時間の追加運転が必要です。3時間ずつ利用すると、一回当たり約270円。週に1回入ると、月約1,080円。週2回であれば月約2,160円です。※3時間ヒーターがフル稼働した場合。センサー付きヒーターの場合はアイドリングタイムを挟むため、計算より安価になることが多いです。
フィンランド式サウナは魅力な反面、予熱や乾燥運転のための電気代が発生する点はデメリットかもしれません。サウナルームの断熱性も電気代に影響します。フィンランド式サウナを選ぶなら、サウナルームの断熱性は必ず確認しましょう。また、温度センサー付きのタイプであれば電力ロスを抑えやすくなります。

参考商品
ハルビア ソポ0909PF
標準付属ヒーター:デルタ3(出力2.7kW)
定員:1名
熱源:単相200V+照明用AC100V(50/60Hz)+アース線
希望小売価格:1,601,600円(税込)

SOPO – https://harvia.jp/products/sop0909g/

自宅用スチームサウナの電気代:約60円/1時間

スチームサウナは、比較的低い温度帯で高い湿度を保つのが特徴です。湿度を高めるためにスチーム発生装置が必要です。このため、ヒーターに加えてスチーム用の消費電力も加わる場合があります。温度自体は低めでも、蒸気を発生させ続けるためのコストがかかることは覚えておきたいポイントです。
とはいえ、近年は省エネ設計のスチームジェネレーターも増えています。家庭用サイズであれば1〜3kW程度の消費電力で稼働できるタイプが主流です。仮に2kWの装置を1時間動かし、30円/kWhの電気料金単価を基準にすると1回60円前後で済みます。週に1回使う場合、月240円ほど。週2回なら約480円と考えられます。
低温ゆえに長めの時間入る方が多いので、その分点には留意しましょう。ただし、乾燥が苦手な方や肌への刺激を抑えたい方には、スチームサウナのしっとり感が大きな魅力になるはずです。

自宅用遠赤外線サウナの電気代:約75円/1時間

遠赤外線サウナは、遠赤外線ヒーターを用いて身体を温めるタイプのサウナです。ヒーターの消費電力は2〜4kWのものが主流。余熱が必要ですが立ち上がりが比較的早い機種もあるため、トータルの運転時間を短縮できる可能性があります。例えば2.5kWのヒーターならば1時間あたり約75円。30分の予熱と1時間の入浴の1.5時間で計算すると、1回あたり約112.5円の電気代になる計算です。
じんわり身体を芯から温める遠赤外線式は、多くの愛好家から好評を得ています。一方で、高温環境を好む人には物足りなく感じることもあり、そのあたりが好みの分かれどころです。ただし、長期的な電気代を低めに抑えやすいというメリットもあります。

【比較表】自宅サウナと施設利用はどっちがお得?

項目自宅サウナ施設サウナ
初期費用(設備・設置)高(数十万~数百万)なし
電気・燃料代中(電気・薪ストーブなど)なし
水道代中(水風呂・シャワー)なし
メンテナンス費低(防カビ・木材補修)なし
清掃用品・消耗品低(タオル・オイル)なし
修繕費中~高(経年劣化)なし
施設利用料なし高(都度払い・数百~数千円)
交通費なし中(移動距離による)
飲食代自由(自宅で用意)中(サウナ飯・ドリンク代)
月額会員・回数券なし中(頻度次第)
時間コスト低(移動なし)高(移動時間+混雑)

サウナを楽しむ方法には、近隣のスパやジム、公共施設を利用する選択肢もあります。費用面で見ると、施設利用は初期投資が不要な反面、入浴料金が必要です。
一方、自宅サウナでは最初に大きな支出がありますが、その後1回ごとの支払いは生じません。電気代などのランニングコストを中心に考えることになります。また、施設までの移動時間や待ち時間が不要になるメリットも大きいでしょう。
たとえば週に数回利用する場合、自宅サウナの方がコストパフォーマンスが良くなります

初期費用や維持費等について詳しくはこちら

自宅用サウナの電気代を抑えるポイント

自宅用サウナの電気代については、運用面の工夫が意外と大きなポイントです。
まず、予熱時間を短くする工夫。断熱性能の高いサウナルームや部材を選ぶ方法が挙げられます。これによって熱が外に逃げにくくなり、余熱時間を短縮できます。ガラス面は少ない方が熱が逃げにくく、電気代を抑制できます。また、必要以上に広いサウナルームにすると加熱の効率が下がります。利用人数に合った大きさのサウナを検討することも大切です。
さらに、機種選びで大きく消費電力が変わる点は見落とせません。各メーカーが公表している1回あたりの消費電力データはチェックしておきましょう。また、口コミで「実際にかかった電気代」などをチェックしておくのも〇。導入後のランニングコストへの不安が少なくなるでしょう。効率よく温度をキープできれば、電気代を抑えることができます。

導入時に必要な工事・初期費用を把握する

自宅用サウナには電気代の他に、設置や電気工事の費用も必要になってきます。ここでは基本的な工事内容と、費用の目安について紹介します。

導入時のチェックポイントをまとめた図。

電気工事のポイントと見積もりの取り方

自宅用サウナは種類と機種によって必要な電力が変わります。一般的な家庭用電源(単相100V)では足りず単相200Vへの切り替えが必要なケースも少なくありません。この場合、ブレーカーの容量アップや専用回路の増設が必要になります。工事費用としては数万円から十数万円程度が相場です。もちろん、既にオール電化で単相200Vが整っているご家庭であれば追加費用はかかりません。
工事の見積もりを取る際には、メーカーや販売店の提携工事業者を利用する方法と、自分で近所の電気工事店に依頼する方法があります。どちらにせよ「ヒーターの消費電力は何kWなのか」「サウナ室はどこに設置する予定で、配線経路はどうなるか」などを細かく伝えると、より正確な見積を出してもらえます。
配線を大きく迂回しなければならない場合は費用が嵩みがちです。また、電力会社への申請手続きに追加コストが発生するケースも。そのあたりを確認しながら進めると安心です。

防水・換気・サイズ

サウナの種類によっては、排水・防水・換気に関する施工も欠かせません。既存の浴室スペースを拡張してサウナを設置する人も多いです。その場合は床や壁の防水加工を再確認したり、追加の排気ダクトを用意したりする必要が出てきます。特にマンションでは専用部分と共用部分の境界をどこまで変更できるかが管理規約で決まっています。事前に必ず確認しましょう。
また、利用人数に対してサウナが小さすぎると、設置後に不満が募ることも。逆に広すぎると加熱に時間がかかり、無駄な電気代が発生してしまいます。設置場所の大きさと、想定する利用人数や入浴スタイルをうまくすり合わせながら、最適なサイズを選ぶことが大切です。
こうした細かい確認を怠ると、快適に使えなかったり想定より維持費が高くて後悔することに繋がります。最初の段階でしっかり検討しておくことが失敗回避の近道といえるでしょう。

項目フィンランド式スチーム遠赤外線式
床の防水必要必要不要
壁の防水不要必要不要
排水設備不要必要不要
換気ダクト不要場合により必要不要

本当に後悔しない? 自宅用サウナと電気代 以外のポイント

自宅用サウナというと注目されがちなのが電気代と初期費用。ですが、その他にも確認するべきポイントがあります。実際に設置してみて「広さや温度設定は十分か」「メンテナンス性は良いか」など使用感に関わる要素も重要です。ここではその他のランニングコストや、失敗例から学ぶポイントを解説します。

自宅用サウナのランニングコストは電気代だけじゃない

自宅用サウナのランニングコストというと、どうしても電気代に注目しがちですよね。でもランニングコストはそれだけではありません。
たとえば、フィンランド式サウナの場合、サウナストーンの交換が定期的に必要です。ロウリュで水を掛けると、サウナストーンは徐々に割れて砂状になり、ヒーター内に溜まっていきます。これを放置すると通気が妨げられ、ヒーターが余計に電力を消費します。また、ヒーターの故障の原因にもなるため、定期的な交換でコストを抑えましょう。
また、サウナ使用時には汗を流すためにシャワーの利用も増えます。いつものお風呂に加えて水風呂を張る場合もあるでしょう。水道代もある程度増えることを覚えておきましょう。
さらに、フィルターの交換時期や換気扇のメンテナンスにも気を配る必要があります。特にスチームサウナの場合、カビや雑菌の繁殖を防ぐために定期的な清掃が必須です。その際にフィルター交換や内部の点検をすることで予防保全にもつながります。換気扇が詰まると余計な電力を消費するだけでなく、室内の空気が滞って快適な環境が保てなくなる恐れも。小さなチェックを怠らずに続けることが理想的です。
こうした細部のメンテナンスを積み重ねることで、一見大きく見えるサウナの維持費を徐々に抑えられますし、トラブルが起きにくい安心感にもつながります。

見逃しがちなランニングコスト

自宅サウナのメリットデメリットについて詳しくはこちら

自宅サウナ導入の失敗例から学ぶ!活用ポイント

サウナを自宅に置いたのはいいものの、使わなくなってしまったという失敗談を耳にすることがあります。電気関係では「電気容量が変更できるはずだったのに管理組合からNGが出て、他の電気製品と加減して使わなければならず、面倒になった」という声も。また、「家族や友達と利用する予定だったのに、思ったより狭くて一緒に使えなかった」という失敗談も耳にします。こうした残念な思いをしないためには、導入前の下調べが何より大切です。
たとえば、ヒーターの容量に合わせた契約電力の見直しは必須です。マンションの場合は管理組合に必ず確認しましょう。また、サウナ室のサイズと利用人数のバランスもしっかり考慮する必要があります。他にも動線や設置場所の防水対策、換気ルートなど、事前にチェックすべき項目は意外と多いものです。それでも一つひとつクリアにしておきましょう。そうすることで導入後に後悔するリスクを大幅に減らせます。
どれも難しい話のように聞こえますが、事前に専門業者やショールームで相談をすれば大丈夫。具体的なプランと費用の見通しが立つはずです。ハルビアでは全国に体験型ショールームを開設しています。ぜひ一度ショールームへ足を運んでみてください。

自宅用サウナを選ぶ流れ

自宅用サウナを検討する際は、まずお好みやライフスタイルに合ったサウナタイプを選ぶことから始めましょう。フィンランド式サウナの熱と蒸気を好むのか、スチームサウナのしっとりした心地よさが魅力なのか、あるいは遠赤外線でじんわり温まるほうが合っているのか。タイプを決めたうえで、スペースと容量に合う機種を探しましょう。
機種やサイズ、使い方が具体的に見えてきたら、次は電気工事や配線経路、防水や換気の施工といった細かい部分。ここまで来れば、全体の予算を把握しやすくなります。
そして、機種や施工面で疑問が出たときこそ、ショールームに足を運ぶタイミングです。実際の大きさや使用感、熱の感じ方は、カタログやネットの情報だけではわかりません。実物を見て確認するのがおすすめです。また、その場で直接質問してみれば、利用イメージがさらにクリアになります。具体的な見積もりと導入後のランニングコストも相談できるはずです。納得してから購入を決めることで、自宅サウナ生活を安心してスタートできるでしょう。

自宅用サウナで充実した生活を

自宅用サウナを設置するときは、電気代や初期費用だけでなく、メンテナンスにかかるコストや設置場所のサイズ感まで総合的に考えることが大切です。思っていたよりも電気代がかさみ、結局使わなくなったという失敗を避けるためにも、機種選びや施工内容のチェックはしっかり行いましょう。
とはいえ、カタログやネット情報だけでは限界があります。そこでおすすめなのが、実際にショールームで実物を見ながら相談する方法です。疑問や不安をその場で解決できるので、導入へのハードルが一気に下がります。「自宅用サウナが気になる」と思ったら、ぜひ一度ショールームへ足を運んでみてください

自宅用のフィンランド式サウナなら、ハルビアのソポシリーズがおすすめ

サウナブームの中心、ロウリュサウナ。フィンランド生まれのハルビアのヒーターは全てロウリュ対応です。 「家でロウリュサウナを楽しめたらいいのに…」ロウリュサウナの気持ちよさに目覚めた方なら一度は考えたことがあるのでは?そんなニーズに応えて、家庭用サウナルームが販売されています。
実は意外とリーズナブルに、簡単に実現できるってご存じでしたか?ロウリュができて高品質かつリーズナブルなおすすめサウナルームをご紹介します。

フィンランドの世界No.1ブランドが日本のために特別開発した「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。 ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

安心の<PS>E適合品

運転中、サウナヒーターは非常に高温になるため、火災のリスクをはらんでいます。購入の際は、日本の法規制に準拠した安全な製品を選びましょう。 一部の電気用品には電気用品安全法の規制が課されています。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。 ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

様々な健康効果を持つサウナ。ストレス軽減や疲労回復にもつながって、メリットだらけですよね。できれば家で毎日サウナを楽しみたいというサウナーの方も多いのではないでしょうか?でもそもそもどんなサウナなら家に作れるの?設置場所は?必要な設備は?などなど、色々な疑問がわいてくるはず。ここでは、ロウリュのできるサウナを自宅に導入するために知りたい様々なことを解説していきます。

家で楽しめるサウナの種類

自宅や別荘など、個宅に設置できるサウナにはどんな種類があるのでしょうか?住居タイプや予算に合わせて選んでみましょう。

サウナの本体価格相場とおすすめの住居タイプを種類別にまとめた表

屋内埋め込み型サウナ

サウナを家で、と聞いて一番に想像するのはおそらくこのタイプではないでしょうか?ベンチや壁、床材や照明までこだわった、夢のホームサウナですね。
屋内埋め込み型サウナはその名の通り、壁に埋め込むような形でカスタムメイドするサウナです。デザインから材質、サウナヒーターまで自由に決めることができます。また、水風呂や外気浴スペースの導線にもこだわることで、自分だけの理想的なサウナ空間を作ることも可能
ただし、自由に設計できる分、費用は高額になりがち。一般的には200万円以上の予算は見ておいた方がいいでしょう。また、大規模な工事が必要になるので、新築時やリノベーション工事の際でないと検討が難しいこともあり、少しハードルが高い選択肢かもしれません。

屋内設置型サウナ(家庭用サウナルーム)

屋内設置型サウナは、サウナヒーターのついたボックス型の規格品サウナルームです。大半の製品は組み立て式のキット一式になっています。
規格品のためカスタマイズはほとんどできませんが、ロウリュのできるフィンランド式サウナルームでも、費用は100万円台~と手頃。設置費などを含めても軽自動車程度の予算があれば自宅サウナを実現できます
また、専門メーカーの物はすべて、断熱や通気も適切に設計されています。設計士と試行錯誤して作らなくても、専門施設と同じようなクオリティのサウナが楽しめます。
更に、組み立て品なのでスペースさえあれば設置できるのも大きな強み。新築住宅はもちろん、すでにお住まいの一戸建てやマンションにも導入可能です。また、原状回復も容易で、賃貸住宅で検討できるのも嬉しいですね。

バレルサウナ

バレルサウナは屋外用の樽型サウナです。庭に置いて、外の景色を見ながらサウナを楽しむことができます。
こちらも組み立て式の規格品で、リーズナブルです。費用は100万円台~。かなり安価なものも販売されていますが、製品の性質上断熱構造などを持たないため、木材の質が物を言います。また、雨風の影響も受けるので、低品質のものは早期に劣化する恐れがあります。値段とクオリティのバランスは良く検討しましょう。
バレルサウナは庭の広い一戸建てにおすすめです。また、マンションのルーフバルコニーなどにも設置できますが、重量規制などもあるため事前協議が必要です。

テントサウナ

テントの中にサウナストーブを設置した簡易タイプのサウナです。手ごろな価格と、折り畳みや持ち運びができる手軽さが魅力です。
テントサウナは最も安価に実現できるロウリュサウナです。6万円台から販売されています。ただし、手軽に設置できる分、断熱性や通気設計などが整えられたサウナルームと比べると、妥協しなければならない点が多くなります。
テントサウナは家庭用のコンセントに差すだけで使えるタイプも多く、集合住宅でも手軽に利用できます。折りたたんで片付けられて省スペースなのも魅力的。施設のサウナほど本格的でなくていいので、安価に実現したい!という方にはお勧めの選択肢です。

自宅サウナの費用について詳しくはこちら

家庭用サウナルームの設置場所の選び方

家にサウナを設置するには、特別仕様のスペースが必要?いえいえ、実はそんなことないんです。組み立て式のサウナルームは、床が防水仕様になっていれば設置可能。意外と、家の中の色々なスペースに設置できます。

家庭用サウナルームを設置できる場所のアイデアをまとめた図。浴室エリア、空き部屋、庭やテラス、地下室やガレージ

浴室内に設置する方法

家で、浴槽と同じ空間にサウナルームを置けますか?という質問を時々いただきます。
サウナルームは木製です。直接水がかかったり、蒸気が充満するような環境ではカビや劣化が発生します。そのため、浴槽やシャワーのすぐ隣などには設置できません。ただし、ドアや壁で隔てられていればOK。
前述の通り、床がタイルやビニールなど防水仕様ならば設置できるので、浴室手前の脱衣スペースへの設置をお勧めしています

庭やテラスに設置する方法

屋内用サウナルームは風雨に耐えられるように作られていないため、庭やテラスには設置できません。その場合はバレルサウナや、屋外用のサウナキャビンをお勧めします。屋根がかかっている場合も同様です。
2階以上のバルコニー等に設置する場合は、制限重量と商品重量を良く確認しましょう

既存の部屋を改造する方法

家にサウナを設置するにあたって、子供が独り立ちして空いた部屋をサウナスペースに、という事例も増えています。空き部屋活用法として魅力的な選択肢ですね。
普通の部屋をサウナスペースにできるの?と驚かれるかもしれません。こちらも、床を防水仕様にして、適切な換気機構を設ければ問題ありません。脱衣スペースに設置する場合、そもそもの空間が狭く、組み立てスペースの確保が難しいケースがあります。この点も、空き部屋ならば問題ありません。意外と検討しやすいですよね。

地下室やガレージの活用

家の地下室やガレージの一角にサウナルームを置く、というのもおすすめです。地下室やガレージの床はコンクリートやタイルなので、防水仕様。組み立てスペースの確保も問題なし。換気さえ確保できればすぐに設置できます。車が趣味の方なら、愛車を眺めながらととのいチェアでクールダウン……なんて夢みたいなサ活も叶いますね。
地下室の場合は搬入経路のサイズをしっかり確認しましょう。

防湿対策と換気

前述の通り、意外と色々なところに設置できる家庭用サウナルーム。ただし、高温になる製品であることと、ロウリュで蒸気が発生することから、防湿対策と換気は事前にしっかり配慮しておく必要があります
既存の部屋や地下室等を活用する場合には、換気システムの確認や追加を検討しましょう。

家庭用サウナルームに必要な設備と道具

家にサウナを設置する場所の候補は絞れましたか?ここでは、サウナルームやサウナヒーターの適切な選び方、必要な設備をご紹介します。

サウナルームの選び方

サウナルーム選びのポイントをまとめた図。サウナルームのサイズ、断熱材と換気設計、法令違反品でないか

家庭用サウナルームの需要増に伴い、色々な商品が販売されるようになりました。サウナルームを選ぶ際、デザインと共に下の項目も必ず確認しましょう。

①サウナルームのサイズ

まずは定員を目安にサウナルームを選びましょう。サウナはコミュニケーションの場にもなります。家族や友人と語らったり一緒にリラックスする場にするならば、2人用以上のサイズがおすすめです。
また、設置場所の寸法と共に、作業スペースがどれくらい必要かも必ず確認しましょう。
内側から組み立て施工できるタイプなら、設置場所のスペースさえ確保すれば大丈夫。外側から組み立てするタイプの場合は、製品サイズ+400mm四方のスペースが必要です。ただ、設置場所に余裕がない場合も、別のスペースで組み立てて押し込むことも可能です。購入前に相談しましょう。

②断熱材と換気設計

ロウリュのできるフィンランド式サウナは、対流する空気でサウナ室内を温めます。そのため、サウナは密閉空間ではなく、適切に空気が流れる吸排気構造を備えている必要があります
また、断熱材が使用されているかどうかも確認しましょう。断熱材のないサウナルームは外気温の影響を受けやすく、温まるまで時間がかかります。電気代も余分にかかってしまうので、断熱のしっかりしたサウナルームを選ぶのが重要です。
専門メーカーの純正品であれば、換気も断熱も適切に設計されているので安心です。好みのデザインのサウナルームが専門メーカーの製造品でない場合は、購入前に断熱や換気を確認しましょう。

③法令違反品でないか

家庭で使用される電気製品は、電気用品安全法による規制の対象です。「特に安全上規制が必要」とされる電気製品は「特定電気用品」に指定され、対象製品を販売する際には適合検査をクリアすることが義務付けられています。この適合検査をクリアした製品には、ひし形の、<PS>Eマークを掲示することができます。
サウナ関連製品では、出力10kW以下のサウナヒーターと、それを搭載するサウナルームが対象です。
非適合品の販売は法律違反ですが、現状、非適合品のサウナルームやサウナヒーターを販売している業者も存在します。違反品を購入、使用して、万一製品が原因の火災や事故が発生した場合、保険が下りない可能性もサウナルームを選ぶ際は、必ず<PS>E適合品であることを確認しましょう

サウナヒーターの選び方

サウナヒーターの種類は出力で大きく二つに分けられます。
①出力10kW未満のヒーター
②出力10kW以上のヒーター

家庭用で使用されるのは①の10kW未満のヒーターです。10kW以上は業務用の三相電力が必要になるため、基本的には一般家庭ではご使用いただけません。
では10kW未満のサウナヒーターの中からはどうやって選ぶのでしょうか?ここでもやはり、出力が選定の基本になってきます。

選定の基準は、サウナルームの大きさと、サウナヒーターの出力

サウナルームの広さに対して出力が小さすぎるヒーターを設置してしまうと、設定温度に到達するまで時間がかかります。こうなると、ほとんど常にヒーターが加熱運転をしなければなりません。電気代も余計かかり、ヒーターの消耗も早くなってしまいます。
逆に出力が大きすぎると、単純にオーバースペック。出力が大きいほど本体のサイズも大きくなるため、価格も高くなり、非効率です。
適切な出力のヒーターを選ぶ目安は… 1㎥(立米)=1kW
例えばサウナルームの大きさが1.2m×1.2m×2.0mなら2.88㎥ ➡ 3kW前後のヒーター
この例では、ハルビアのラインナップで行くと、デルタ3(出力2.7kW)がよさそうです。
ただしこれは、ソポのように断熱面が大きいサウナルームの場合。一面が全面ガラスなど、非断熱面が大きいサウナルームの場合は、もう少し出力の大きいヒーターが必要です。サウナルームの大きさを決めて、販売店にヒーターの選定について相談することをお勧めします。

サウナヒーターとサウナルームのサイズ目安をまとめた図。1~2人用サウナルームにはデルタ3、2~3人用にはシリンドロ6~スピリット6、3~4人用にはキップ8やスピリット9など。ただし適合サイズは目安であり、サウナ室の仕様によって異なってきます。

サウナストーンの種類と使い方

サウナストーンは主に2種類。花崗岩などの天然石か、セラミック製の人工石です。 ヒーターとの相性もあるため、ヒーターメーカーの純正品や推奨品を使用するようにしましょう

天然石のサウナストーン

天然石のサウナストーンとして流通しているのは主に4種類。いずれも火成岩に分類される石で、マグマが冷えて固まった岩石です。700度~1,700度になってから固まっているため、石の中には空気が含まれていません。このため、高い耐熱性を持っています。熱によって崩壊したり変形することが少ないため、安全性が高いです。
ただ、天然石はロウリュなどによって徐々に割れてヒーターの底部へ堆積していきます。このため、定期的な交換と清掃が必要です。

セラミックストーン

セラミックストーンは、高い耐久性と熱伝導性をもつ人工石です。火成岩よりも更に耐熱性が高く、安定している為、天然石のサウナストーンのような清掃が不要です。
一方、水分を吸収する特性上、ストーン内部にロウリュの水分が残った状態で加熱されたことでストーンが破裂した事故の例もあります。購入の際は適切に設計されたものを選びましょう。

サウナストーンのよくある設置不良例

また、サウナストーンは、ヒーターの施工説明書の手順に従って適切に配置しましょう。サウナストーンのよくある設置不良例は以下の通りです。
①ヒーターエレメント(加熱部分)が外から見えるくらい隙間がある
②ヒーター上部に石を積みすぎている
③ストーンが割れて堆積した状態で運転させている

いずれも、サウナ室が温まりにくくなったり、ヒーターが故障したりする原因になります。ストーンは適切に使用しましょう。

温度計や湿度計、その他ツール

サウナを家で楽しむために必要なその他のツールをご紹介します。
①ラドル&バケット
ロウリュの為の必須アイテムです。素朴な木製のものから、デザインにこだわったものまで色々な選択肢があります。サウナルームのインテリアや好みに合わせて選びましょう。
②温度計&湿度計
サウナ室内の温度や湿度を確認するためのツールです。規格品のサウナルームであれば標準付属していることがほとんどです。こちらも色々なデザインがあるので、カスタムサウナの場合は好きなデザインの物をこだわって選びましょう!
③砂時計
サウナ室内には時計を持ち込まないので、サウナ浴中の時間経過の確認用に設置されます。サウナ用砂時計は15分計測のものが多いです。ロウリュの間隔の管理用にも使えます。

サ活をもっと充実させるアイテム

家でサウナを楽しむとき、あると更にサ活が充実するアイテムをご紹介します。
①サウナマット
自宅サウナでは、サウナマットの使用がおすすめ。サウナマットが汗を吸収してくれるので、サ活後毎回ベンチを拭く必要がなくなります。日々のお手入れが簡単になるのでおすすめです。
②ロウリュ用アロマオイル
ロウリュの水にお好みの香りをつけて、更にリラックス効果を高めることができます。フィンランドで伝統的に好まれている、パインやバーチ、タールなどのアロマオイルを使うと本場の雰囲気も楽しめますね。アロマロウリュを楽しむときは、安全のため、必ずロウリュ用の専用オイルを使用しましょう

個宅サウナにオススメな家庭用のフィンランド式サウナルーム

自宅や別荘にフィンランド式サウナがあったら最高だけど、どこでどう買えばいいの?高いのでは?そんな方におすすめの家庭用のフィンランド式サウナルームをご紹介します。

フィンランドの世界No.1ブランドが日本のために特別開発した「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。

安心の<PS>E適合品

自宅サウナを選ぶ前に知っておきたいのが、関連する法規制。「PSE適合品」や「PSEマーク」という表示を目にしたことはないですか?
PSE適合品とは、「電気用品安全法」に則った検査等をクリアしている製品です。適合が認められた場合のみPSEマークを表示することができます。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。自宅サウナを検討する際は<PS>Eマークの有無を必ず確認しましょう。
ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

ロウリュのできるフィンランド式サウナが家に有ったら…と夢見るサウナーも多いのではないでしょうか。ここでは自宅に設置できるサウナの種類や維持費、電気代など気になることを一挙解説。自宅サウナに興味のある方、必見です。実は意外と手頃なんですよ。

自宅サウナの費用について検討している男性のイラスト

自宅サウナの費用相場

自宅サウナが意外と手頃ってご存じでしたか?ここでは自宅に設置できるサウナの種類と、それぞれの費用感をご紹介します。お住まいのタイプや予算感で最適なサウナを探してみましょう。

サウナの本体価格相場とおすすめの住居タイプを種類別にまとめた表

屋内設置型サウナ

屋内設置型サウナは一般に家庭用サウナルームとも呼ばれているもの。サウナヒーターのついたボックス型のサウナルームです。組み立て型なのでスペースさえあれば設置できます。原状回復も容易なため、賃貸住宅でも検討できます。排水機構不要で、防水床の上に設置して使用できるのも嬉しいポイントですね。また、1人用サイズから展開されているため、単身世帯にもおすすめです。

屋内埋め込み型サウナ

屋内埋め込み型サウナは、壁に埋め込むように作るサウナです。既製品の屋内設置型とは違い、デザインや材質を自由に決めることができます。こだわりのサウナ空間を実現できますが、工事が必要です。

バレルサウナ

バレルサウナは屋外用の樽型サウナ。ほとんどの商品が窓を備えており、外の景色を見ながらサウナを楽しむことができます。庭のある一戸建てにおすすめです。マンションのルーフバルコニーなどにも設置できますが、事前に管理組合に相談することをおすすめします。多くは3~4人用サイズなので、家族や仲間と楽しむ機会が多い人に最適です。

テント型サウナ

テント型サウナはその名の通り、テントの中にサウナストーブを設置した簡易タイプ。工事不要でベランダ等でも利用できます。また、持ち運びも容易なので、週末はキャンプにもっていって川辺でサウナを楽しむ…といった活用もできます。

電気代って実際どれくらい?メンテナンス費用は?自宅サウナにかかるその他の費用

本体価格以外に必要な費用はどのくらい?設置するための費用やメンテナンス費用、気になる電気代をご紹介します。

サウナの設置、使用にかかるその他の費用(施工費、電気工事費、送料、電気代・薪代、メンテナンス費用)をまとめた図

設置するために必要な費用

一部の簡易サウナを除き、サウナには本体価格や送料のほかに設置費用等が掛かります。 電気式サウナヒーターを搭載したサウナの場合、電気工事費も必要です。
組み立て施工費の目安1~2人用程度のサウナルーム):20万円~
電気工事費15万円~。
ただし、費用は現場の状況やサウナルームのサイズ、工事の内容によって変動するので、あくまで目安としてお考え下さい。 また、屋内埋め込み型の費用はサウナ室のサイズ、材質、工事規模により様々です。予算を決めたうえで事業者と相談しましょう。

メンテナンス費用

フィンランド式サウナの場合、ロウリュによってサウナストーンが徐々に割れて底に堆積します。このため、定期的にストーンを取りだして積みなおし、石を補充する必要があります。石は稼働中400度~500度近くに加熱されるため、安全のため必ずサウナ用のストーンを使いましょう。
積みなおしの頻度は、家庭用利用の場合は1年に1回程度が目安です(使用頻度によります)。
サウナストーンの費用ハルビア純正品の場合20kg入りで27,104円
ただし、家庭用利用時の積みなおしで20kg分一度に使うことはまずありません。数回分の予算と考えておけば良いでしょう。
また、バレルサウナなど屋外設置のサウナは定期的に外装のメンテナンスが必要です。2~3年に一度の塗り直しのために数千円~数万円程度の予算を考えておきましょう。
そのほかの費用としては、電気式サウナヒーターのメンテナンス費用があります。電気式サウナヒーターにはヒーターエレメントという部品があります。この部品からサウナストーンに熱が伝わり、サウナルーム全体を暖めています。この部品は消耗品なので、定期的に交換が必要です。家庭用利用では一般的に5年に一回程度が交換頻度の目安です。

電気代(薪代)

日々のランニングコストとして気になるのが電気代ですよね。電気代はサウナヒーターの出力や電力会社によって異なります。出力2.7kWのデルタ3を搭載しているハルビアのソポ0909(1人用)やソポ1212(1~2人用)を例にとると、東京電力(36.6円/kWh)の場合、1時間当たり98.82円。温め、サウナ利用、乾燥運転で1日3時間運転させると296.46円。サウナ施設に毎日通うことと比べるととてもコスパが良いことがわかります。
薪ストーブの場合は電気代の代わりに薪代がかかります。1時間で1~2kg、3時間運転で1回あたり5kg前後の薪が必要です。インターネット上で調べると20kgあたり3,000円前後で販売されているので、一回当たり750円と考えると電気よりもコストがかかります。ただし、自治体の集積場で薪材を無料提供している地域もあるので、そういった場合はランニングコストを掛けずにサウナを楽しめますよ。

自宅サウナのメリット

自宅サウナの費用についての知識は増えてきましたか?ここで改めて、自宅にサウナがある暮らしで得られるメリットを確認しましょう。

サウナを毎日好きな時間に楽しめる

やはりなんといっても、これですね。たとえば朝出勤前にさっとサウナに入ったり、在宅ワーク中にリフレッシュしたり、安眠のために夜じっくりサウナで身体を温めたり……。その都度施設に行くとなると中々出来ないことが、自宅サウナなら叶います。人の目を気にしなくていいのも大きなメリットですね。

自分好みのサウナ空間にできる

自宅サウナなら、体調や気分、時間帯に合わせて好みの温度に設定したり、好きなアロマでロウリュをしたり、好きな音楽を流したりと自分好みのサウナタイムを楽しめます。好きなタイミングでロウリュを楽しめるのもうれしいポイントですね。

コミュニケーションの場が増える

本場フィンランドでは、サウナ=コミュニケーションの場。家族と一緒に入ってコミュニケーションを取ったり、友人とゆっくりサウナを楽しんで会話に花を咲かせたりするのが日常です。サウナでリラックスしているときなら、普段話せないことも良い形で口に出せるかもしれません。自宅にサウナを導入したら、コミュニケーションの場としても活用したいですね。

日々のストレスが軽減される

定期的なサウナ浴によって様々な健康効果を得られることが分かってきています。ストレスの軽減もその一つ。サウナ浴による血行改善やセロトニンの分泌、睡眠の質改善による好循環と、デジタルデトックスによるリフレッシュ効果で、ストレスの継続的な軽減が期待できます。自宅サウナで心身を健やかに保つことで、様々な好循環が期待できるかもしれません。

自宅サウナのデメリット

何事にもメリットがあればデメリットもあるもの。自宅にサウナを設置することのデメリットにはどんなことがあるのかも検討しましょう。

設置までの費用や労力がかかる

本格的なサウナを楽しもうとなると、思い立ってから使い始めるまでに費用や時間、労力がかかります。日々の生活に無理が掛からないよう、様々なバランスを見ながら慎重に検討しましょう。

日々のお手入れや定期的なメンテナンスが必要

施設と違い、利用後のお手入れやメンテナンスを自分で行わなければなりません。とはいえ、日々のお手入れは、汗の気になる場所を固く絞った雑巾で拭く程度。これもサウナマットを利用すればあまり負担になりません。機材のメンテナンスとしては、サウナストーンを取り出して、底にたまったストーンの欠片を除去してストーンを積みなおす必要があります。一般的に家庭用サウナでは一年に一回程度です。また、消耗部品であるヒーターエレメントの取り換えが5年に一回程度必要です。

故障の際に自分で対応しなければならない

機材に不具合が起こった場合、自分で対応しなければならないのもデメリットの一つ。万一の時に困らないよう、サポート体制の整った販売元から購入するようにしましょう。ハルビアジャパンでは正規輸入品のご購入に対して、家庭用利用で2年の長期保証と、安心のディーラーネットワークを提供しています。販売からアフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが一貫して対応します。もしもの時も安心です。

個宅サウナのメリット、デメリットについて詳しくはこちら

自宅サウナの初期費用を抑える方法

本体価格、送料、組み立て、電気工事……諸々合わせると、なんだかんだで初期費用は軽自動車の購入と同じくらいになってきます。一度に大きな出費は厳しい……という方も多いのではないでしょうか。ここでは自宅サウナの初期費用を抑えるアイデアを抑えておきましょう。

住宅ローンに組み込む

新築時やリフォーム時なら、初期費用を住宅ローン等に組み込むことで一度の出費が抑えられます。新築や大規模リフォームの中で考えるとサウナの費用はごく一部なので、心理的にも抵抗なく導入できますね。

分割払いをする

分割払いに対応している事業者から購入すれば、初期費用の負担を分散できます。ハルビアサウナディーラー各社でも様々な支払方法に対応していますのでご相談ください。

自宅サウナの維持費を節約するためのアイデア

サウナ施設に通うよりリーズナブルとはいえ、維持費を抑えるアイデアは重要ですよね。ランニングコストを抑えて気兼ねなく楽しむために知っておきたいことをまとめました。

自宅サウナの維持費を節約するためのアイデアをまとめた図。設定温度の調整、運転時間の抑制、適切なメンテナンスを紹介。

設定温度を調整する

設定温度が高いほどサウナルームを温めるのに時間がかかり、電気代もかかります。なので、設定温度を上げすぎない、低めの温度で楽しむ日を設ける……など、こまめに調節することでランニングコストを抑えることができます

運転時間を抑える

電気式サウナヒーターの場合、設定温度まで加熱運転をした後、アイドリング状態に入り、温度が下がってくると運転を再開する、という動きを繰り返します。この加熱運転の際に電気を消費します。そのため、電気代を抑えるためには無駄な運転時間を減らす必要があります。オフタイマーも活用し、入浴サイクルに合わせて無駄なく運転させましょう。
ただし、入浴前に1時間暖気運転、入浴後に30分以上の乾燥運転は必須です。入浴後すぐにヒーターをオフにしてしまうと湿度がルームに残ってしまいます。カビなどの原因になるので注意が必要です。

適切なメンテナンスをする

適切なメンテナンスは維持費を抑えるという面でも大切です。お手入れをすることで製品が長持ちし、故障や部品交換による維持費を節約できます。

自宅サウナの選び方

<PS>E認証を取っているか必ず確認する

自宅サウナを選ぶ前に知っておきたいのが、関連する法規制。「PSE適合品」や「PSEマーク」という表示を目にしたことはないですか?
PSE適合品とは、「電気用品安全法」に則った検査等をクリアしている製品です。適合が認められた場合のみPSEマークを表示することができます。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。自宅サウナを検討する際は<PS>Eマークの有無を必ず確認しましょう。
ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

サービス内容で選ぶ

販売元により、製品に付随して提供しているサービスの領域は様々です。電気工事士の資格をお持ちの方等、ご自身で設置ができる場合は商品だけ提供してくれる事業者で十分ですね。そうでない場合や、いろいろな業者さんと連絡を取って調整して…という手間が面倒な方は、販売から施工メンテナンス、アフターサービスまで一貫して請け負ってくれる事業者からの購入をお勧めします。
ハルビアジャパンでは日本全国に正規販売代理店「ハルビアサウナディーラー」を展開。販売から施工、メンテナンス、アフターサービスまで、一貫して担当します。手間なく自宅サウナを導入したい方におすすめです。

価格で選ぶ

自宅に設置できるサウナは種類も豊富ですが価格も様々です。安価な価格設定を謳う広告の中には、ヒーターが別売りのものもあります。表示価格に何が含まれているのかは良く確認しましょう。
また、並行輸入品の場合、設置や故障の際に日本でのメーカー保証対象外になるケースが多いです。
購入する際は、価格と付帯サービス等を良く吟味して検討することが大切です。(ハルビアジャパンでも、並行輸入品は正規輸入品と仕様が違うため、保証対象外とさせていただいています)

世界No.1ブランドが日本向けに開発した家庭用サウナ「SÖPÖ(ソポ)」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

ハルビアの家庭用サウナルーム「ソポ」が屋内に設置されているイメージ画像。グレー基調の壁とタイル張りの床のある空間に設置されたソポ1616。

ハルビア ソポはオールインクルーシブで160万円台から

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。もちろん<PS>E適合品です。

高級材サーモアスペンを使用した上質な仕上がり

ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

検討、購入、設置、アフターサービスまで安心のサポート体制

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

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