

COLUMN コラム
家庭用サウナのデメリットとは?設置後に後悔しないために。
#メリット・デメリット #個宅サウナ家庭用サウナに興味はあるけどデメリットもあるのでは…?と気になっている方のために、自宅へのサウナ導入について、デメリットを解説。導入前にしっかり検討できるよう、デメリットとあわせて、メリットを確認しましょう。デメリットを軽減できるおすすめ商品もご紹介します!

1.家庭用サウナのデメリット
こんなはずじゃなかった…と後悔しないために。家庭用サウナのデメリットをしっかりチェックしておきましょう。

1-1.狭い
家庭用サウナと施設のサウナの一番の違い、それはやはり広さ。一部屋丸ごとサウナで使えます!という方や、庭に大きなサウナキャビンを置けます!という方は大丈夫。とはいえ、一般的家庭でサウナに割けるスペースはそれほど多くないはず。1人用や2人用のサウナルームがスペース的に精いっぱい…となると、やはり、銭湯やサウナ施設のように広々とした空間でととのうことはできません。狭さは家庭用サウナのデメリットのひとつと言えそうです。
一方、広さは割り切れる、プライベートサウナが落ち着く、という方にはおすすめできます。
1-2.初期費用がかさむ
初期費用が嵩むのも、家庭用サウナのデメリットのひとつ。自宅にサウナを設置する上で一番大きなハードルは費用でしょう。しっかりとしたサウナルームを導入するとなると本体価格のほかに設置費用も必要です。本格的にカスタムサウナを作るとなると数百万円は予算を見ておいた方がいいでしょう。
ハルビアのサウナルームの場合、一番小さなソポ0909で本体価格が税込1,601,600円。ここに組み立て施工費と電気工事費等が加わります。ただし、住宅ローンなどに組み込んで、一括で支払う金額を軽減させることは可能です。
1-3.設置が大変
設置の大変さも家庭用サウナのデメリットとして挙げられます。室内設置型や屋内埋め込み型、バレルサウナの場合は施工と電気工事が必要です。業者との打ち合わせを重ねて施工を依頼する手間と時間がかかります。
また、マンションの場合は管理組合の事前承認や、消防検査が必要な場合が多いです。賃貸物件の場合は契約内容等で設置が認められないケースもあるので注意が必要です。
ただし、そうした場合でも、法令を遵守した製品であれば問題ない場合が多いです。家庭用サウナを設置する場合は、購入前に管理組合等に要件を確認しておきましょう。
1-4.スペースの確保が必要
特に既存の住宅へサウナを導入するとなった場合に問題になるのがスペースです。設置する場所のスペースと、サウナによっては組み立てのスペースも必要になります。新築やリフォームの場合も、組み立てスペースも考慮して工程を調整する必要があります。製品サイズだけでなく、搬入動線や組み立てスペース等も必ず確認しておきましょう。
1-5.メンテナンスをしなければならない
自分でメンテナンスしなければならないのも、家庭用サウナのデメリット。長く安全に使うためには、日々のお手入れや定期的なメンテナンスが必要です。使用後はルームを乾燥させ、汗で汚れた部分を水拭きで綺麗にしなければいけません。施設のように、ととのった後は帰るだけとはいきません。また、サウナヒーターには消耗部品があるため、定期的なメンテナンスも必要です。
とはいえ、サウナマットを敷くなど、日々のお手入れを軽減させることは可能です。また、サポート体制の整ったメーカーから購入することで、機材のメンテナンスを販売元にお願いすることもできます。メンテナンスが面倒な方はサポートの手厚い事業者を検討しましょう。ハルビアジャパンでは、全国のハルビアサウナディーラーが一貫してサポートします。
1-6.光熱費がかかる
家庭用サウナの費用面のデメリットとしては光熱費も存在感が大きいです。家庭用サウナでは利用料の代わりに光熱費が掛かります。出力2.7kWのデルタ3を搭載しているハルビアのソポ0909(1人用)やソポ1212(1~2人用)を例にとると、東京電力(36.6円/kWh)の場合、1時間当たり98.82円。温め、サウナ利用、乾燥運転で1日3時間運転させると296.46円。
大きなサウナルームには出力の大きなヒーターが必要になるため、電気代もかさみます。電気代も考えてサウナルームの大きさを決める必要があります。
1-7.水風呂設置のハードルが高い
家庭用サウナでネックになってくるのが水風呂です。水道水を浴槽にためて水風呂にする場合、温度管理ができません。特に夏の水温が20度以上になる地域では温冷交代浴が出来なくなってしまいます。温浴施設等ではチラー(循環冷却装置)を使って水風呂の温度管理をしています。これを家庭に導入するとなると、水風呂用の浴槽と設置工事が必要です。
ただし、最近は家庭用水風呂への使用を想定したチラーも販売されています!シングル(10度以下)の水風呂でこだわりのととのい導線を実現したい!という方は業者に相談してみるのが良いでしょう。
1-8.火災等のリスク
火災のリスクがあることも、家庭用サウナのデメリット。運転中、サウナヒーターは非常に高温になるため、火災のリスクをはらんでいます。購入の際は、日本の法規制に準拠した安全な製品を選びましょう。
一部の電気用品には電気用品安全法の規制が課されています。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。
また、使用上の注意を守って安全に使用することが重要です。特にロウリュ用の水にアロマオイルを混ぜて使用する場合、オイルの濃度が高すぎると発火の危険があります。アロマオイルを使用する場合は必ずロウリュ用のものを使用し、用法容量を守りましょう。
2.家庭用サウナのメリット
家庭用サウナのデメリットを把握したところで、メリットと比較していきましょう!

2-1.好きな時間に好きな温度で楽しめる
家庭用サウナの一番のメリットと言えばやはりこれでしょう。たとえば朝出勤前にさっとサウナに入ったり、在宅ワーク中にリフレッシュしたり、安眠のために夜じっくりサウナで身体を温めたり……。その都度施設に行くとなると中々出来ないことが、家庭用サウナなら叶います。
また、時間帯や体調に合わせて好きな温度でサウナを楽しめるのも大きなメリットです。朝は高めの温度で短く1セット、休日は低めの温度で昼寝代わりにリラックス、夜は高めの温度でとことん3セット……なんて、夢のような生活も可能です。
2-2.人の目を気にせずととのえる
温浴施設では、利用者全員が快適に過ごせるよう、いろいろなルールがあります。サウナで寝転びたい、今日は友達としゃべりながら過ごしたい、好きな音楽を流したい……家庭用サウナがあれば、人の目を気にせず自分の気分で自由なサ活が可能です。
また、サウナは好きだけど、他の人が同じ空間にいるのは苦手……あまり身体を見せたくない……でもプライベートサウナは料金が高い……。そんな方にもおすすめできます。
2-3.施設に行くよりお得
施設に行って利用料金を払いサ飯を外食で済ませると、大体1回につき数千円。対して、家庭用サウナの1回あたりの電気代は300円~と安価で、サ飯も自炊で賄えます。初期費用やメンテナンス費用を考えると、ヘビーサウナーほどコストメリットが大きいと言えるでしょう。
2-4.家族や友人とのコミュニケーションの場にもなる
本場フィンランドにおいて、サウナはコミュニケーションの場。家族と日々のコミュニケーションを取ったり、友人とゆっくり楽しむのが日常です。
自宅にサウナを導入したら、パートナーや家族、友人と一緒にサウナに入ってみましょう。スマホを手放してリラックスしているときなら、普段話せないことも良い形で口に出せるかもしれません。大切な人との関係を円滑にできるのも、サウナのメリットの一つです。
3.家庭用サウナのデメリットを軽減するポイント
3-1.自分に合った家庭用サウナを選ぶ
「思ったより狭かった」「必要以上に広かった」とならないように、自分に合ったサウナルームを選びましょう。どのスペースに入れるのか、何人で使うのか、誰とはいるか等。事前にしっかりとシミュレーションしましょう。これによって、家庭用サウナのデメリットをなくすことができます。
サイズ感で後悔しない為の近道は、ショールームで実際に製品を見てみること。外寸の数字だけでは中々わからない実際の使用感を事前に確認することができます。ショールームで入ってみたら意外と狭かった、とか、意外と十分だった、という声もよく聞きます。是非実際に確認できるメーカーで検討しましょう。
3-2.トータルコストを考える
家庭用サウナの導入には、本体費用以外のコストが発生します。思ったよりコストが嵩んでしまった、と後悔しないために、トータルコストを確認しておきましょう。設置費用、運送費、電気工事費など、事前にしっかりと把握しておく必要があります。専門スタッフが相談に乗ってくれるメーカーを選ぶと安心です。
3-3.ランニングコストを節約できる製品を選ぶ
家庭用サウナには、光熱費やメンテナンス費用などのランニングコストも発生します。ランニングコストを節約できる製品を選ぶことで、費用面の後悔を防げます。
例えば光熱費は、熱損失が小さい構造のものを選ぶことで節約できます。熱損失が小さいサウナルームの特徴は以下の通りです。
- 断熱材がしっかり入っている
- ガラス面が小さい
また、メンテナンス費用を節約するためには、素材に注目しましょう。サウナ専用の木材やサウナに適した木材を使ったサウナルームがおすすめです。サウナは高温多湿の空間です。普通の木材を使うと、お手入れを怠るとすぐに傷んでしまう可能性があります。専用木材は耐久性が高い分、簡単なメンテナンスで長く使用することができるのでおすすめです。
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3-4.法令遵守品を選ぶ
サウナヒーターが高温になる以上、家庭用サウナルームには火災のリスクがついて回ります。もしもの時、保険適用外になってしまったら大変です。家庭用サウナルームを購入する際は必ず、法令遵守品を選びましょう。
Wi-fi対応モデルを選ぶ際は、技適マークがついているかどうかも確認しましょう。技適マークがない場合、電波法違反となり、罰金が科せられる可能性もあります。
4.家庭用サウナのデメリットを減らして設置したい方におすすめなサウナルーム
家庭用サウナのある生活をデメリットなしで楽しみたい。そんな方向けに、ハルビアが日本の住宅サイズに合わせて開発したサウナルーム「SÖPÖ(ソポ)」をご紹介します。

4-1.1m四方あれば設置可能!税込160万円台~
ソポは一番小さいサイズで96.5センチ角。1メートル四方の設置スペースがあれば導入できます(別途施工スペースが必要です)。エントリーモデルなので価格も税込160万円台~ととってもリーズナブル。世界No.1シェアを誇るハルビアの純正品ですから、品質も折り紙つきです。
💡 軽減できる家庭用サウナのデメリット:スペース&初期費用
4-2.安心の<PS>Eマーク付き
ソポシリーズはルームとして<PS>E適合検査をクリアしています。商品として安全なのはもちろん、消防検査なども通過しやすいので安心です。
💡 軽減できる家庭用サウナのデメリット:火災のリスク
4-3.あぐらもかける広々設計
サイズに余裕のあるソポ1212とソポ1616には、深めのベンチを採用。自宅でもゆったりとあぐらをかいてサウナを満喫できます。
💡 軽減できる家庭用サウナのデメリット:狭さ
4-4.購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート
ハルビアジャパンが輸入・販売している正規輸入品は、ハルビアサウナディーラーが、購入相談から、設置、電気工事、アフターメンテナンスまでトータルサポートします。
2024年6月現在、全国22の都道府県に55のハルビアサウナディーラーがあり、今後も拡充予定。お近くのディーラーがサポートする体制になっているので、安心してお使いいただけます。
また、ハルビアサウナディーラーは体験型ショールームを開設しています。購入前に見て触って体験して、ご納得の上、ご購入ください。
💡 軽減できる家庭用サウナのデメリット:設置の大変さ、メンテナンスの手間