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サウナ時の化粧はどうする?基本マナーとすっぴん対策まで解説!
#サウナと女性 #サウナの入り方 #サウナの基本サウナに化粧したまま入るのはマナー違反?この記事では、サウナでの化粧に関する疑問を解決します。化粧を落とすべき理由から、どうしてもすっぴんが気になる方向けの対策、サウナ後の最適なスキンケアとメイク直しのコツまで分かりやすく解説。ぜひ参考にしてください。

友人や恋人とサウナへ行く時、「化粧はどうしたらいいの?」と悩んだ経験はありませんか。サウナの気持ちよさは知っていても、化粧のマナーや肌への影響、すっぴんになることへの抵抗感など、悩みは尽きないものです。この記事では、そんな「サウナと化粧」に関する疑問を解消していきます。基本的なマナーから、すっぴんに自信がない時のための裏技、サウナ後のスキンケア方法まで、詳しく解説します。正しい知識を身につけて、心も体も、そしてお肌も喜ぶサウナライフを楽しみましょう。
目次
1.サウナに化粧をしたまま入るのはマナー違反?

結論から言うと、サウナに化粧をしたまま入るのは、マナーと肌への影響の両面から避けるべきです。多くの温浴施設では、入浴前に化粧を落とすことが推奨されています。なぜ化粧を落とす必要があるのでしょうか?その具体的な理由を3つのポイントから解説します。
| 項目 | 化粧をしたままサウナに入った場合 | 化粧を落としてサウナに入った場合 |
|---|---|---|
| マナー | 施設を汚す可能性があり、マナー違反と見なされる | 清潔な状態で利用でき、マナーが良い |
| 肌への影響 | 毛穴が詰まり、肌トラブルの原因になる可能性がある | 肌の新陳代謝が高まる 、肌トラブルのリスクが低い |
| 美容効果 | 保湿効果や血行促進効果が十分に得られない | サウナの美容効果を最大限に享受できる |
1-1.周囲への配慮と施設の清潔性のため
サウナは多くの人が利用する公共の空間です。化粧をしたままサウナに入ると、汗でファンデーションやアイメイクが溶け出し、タオルやサウナ室のベンチ、さらには水風呂を汚してしまう可能性があります。次に使う人が気持ちよく利用できるよう、周囲への配慮として化粧は落とすのが基本的なマナーです。
1-2.肌への負担とトラブルを避けるため
サウナの高温環境では毛穴が開き、汗とともに皮脂などを排出しようとします。しかし、化粧品が肌の表面を覆っていると、毛穴が塞がれた状態になってしまうのです。その結果、汗や皮脂がスムーズに排出されず、化粧品の成分と混ざり合って毛穴に詰まり、ニキビや吹き出物といった肌トラブルの原因になりかねません。肌の呼吸を妨げないためにも、メイクオフは必須です。
1-3.サウナの美容効果を化粧で半減させないため
サウナには、血行を促進し、新陳代謝を高めることで美肌に導く効果が期待されています。しかし、化粧で毛穴を塞いだままでは、これらの効果を十分に得られない可能性が。せっかくサウナに入るのであれば、その美容効果を最大限に享受したいですよね。そのためにも、しっかりと化粧を落としてから臨みましょう。
2.サウナ前の化粧はどうする?落とすタイミングを解説
サウナに行く日は、施設に着いてから化粧を落とすことが多いと思われます。どのタイミングで落とすのが最もスムーズで、肌にとっても良いのでしょうか。ここでは、化粧を落とすのに最適なタイミングと、便利なアイテムについて解説します。
2-1.ベストなタイミングは入浴直前の脱衣所
化粧を落とす最もおすすめのタイミングは、脱衣所で服を脱ぎ、浴室に入る直前です。多くの温浴施設の脱衣所にはパウダールームや洗面台が設置されています。ここでメイクを落とすのがスムーズです。浴室内の洗い場で落とす方法もありますが、混雑していて落ち着いてメイクオフできない可能性も。また、施設によっては化粧落としが洗い場に置いていない場合もあります。その場合は自身の化粧落としを使う必要があります。この時も、脱衣所で使えばそのままロッカーにしまって浴室へ行くことが出来ますね。クレンジングは脱衣所で済ませるのがおすすめです。
2-2.持ち運びやすいクレンジングシートが便利
サウナに持って行く化粧落としは、手軽に使えるシートタイプが非常に便利です。ボトルタイプのクレンジングオイルやジェルは荷物がかさばりがち。その点、シートタイプならポーチにすっきりと収まります。また、場所を選ばずにさっと拭き取るだけでメイクを落とせるため、洗面台が混んでいる時でもスムーズです。シートは苦手という方は、ミニボトルタイプのクレンジングを持参すると良いでしょう。普段使っている化粧品の名前に「トラベル」「お試し」などを加えて検索するとWEBですぐに見つかりますよ。
3.どうしてもすっぴんが嫌!サウナで化粧を維持する裏技メイク
「マナーや肌への影響は分かったけれど、どうしてもすっぴんには抵抗がある……」特にサウナデートなど、特別な場面ではそう感じる方も少なくないでしょう。そんな方のために、周りに配慮しつつ、肌への負担も最小限に抑えられる「サウナでの裏技メイク」を3つご紹介します。
3-1.眉ティントで眉毛をキープする
顔の印象を大きく左右するのが眉毛です。前日までに眉ティントで眉を染めておけば、すっぴんでも眉毛が消える心配がありません。眉ティントは肌の角質層に色素を定着させるため、汗をかいても落ちにくく、数日間は効果が持続します。サウナや水風呂で顔が濡れても安心です。自然な仕上がりのものを選べば、「メイクしている感」を出さずに、目元をはっきりと見せることができます。
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3-2.石鹸で落とせるコスメを薄く使う
もしサウナ内で少しでも肌をきれいに見せたい場合は、「石鹸で落とせる」と表示されているミネラルコスメなどを活用しましょう。肌への密着度が比較的低く、毛穴を完全に塞ぎにくい成分で作られていることが多いです。ただし、使用する際はごく薄く、気になる部分をカバーする程度に留めてください。そして、サウナ後は必ず丁寧に洗い流すことを忘れないようにしましょう。
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3-3.サウナハットやマスクで顔を隠す
メイクに頼らず、物理的に顔を隠すのも有効な手段です。最近ではデザイン性の高いサウナハットも増えています。つばが広いタイプや、深くかぶれるデザインのものを選べば、自然に顔周りをカバーできます。また、サウナ専用のマスクも販売されています。すっぴんを隠しながら、熱による肌の乾燥を防ぐ保湿効果も期待できるため、一石二鳥のアイテムと言えるでしょう。
4.サウナ後のスキンケアと化粧直しのポイント
サウナ後の肌は、血行が良くなり、毛穴の汚れも取れて一見するとツヤツヤに見えます。しかし、同時に大量の汗をかいたことで水分が失われ、非常に乾燥しやすいデリケートな状態です。ここでは、サウナの美容効果を台無しにしないための、正しいスキンケアと化粧直しの手順を解説します。

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4-1.まずは徹底した保湿が最重要
サウナ後のスキンケアで最も大切なのは、何よりもまず保湿です。お風呂から上がったら、できるだけ早く化粧水をつけましょう。ミストタイプの化粧水を持参し、脱衣所で顔の水分をタオルで軽く押さえた直後に吹きかけるのも効果的です。その後、通常のスキンケアに移ります。
4-2.サウナ後の化粧水は複数回に分けて重ね付けする
サウナあがりの乾燥した肌には、まず少量ずつ、2〜3回に分けて優しく肌に押し込むように馴染ませる「重ね付け」がおすすめです。その後、乳液やクリームで油分を補い、水分が逃げないように蓋をしましょう。
4-3.サウナ後のベースメイクは軽く、肌に優しく
スキンケアで肌を整えたら、次にメイク直しに入ります。サウナ後の肌は敏感になっているため、ベースメイクは極力シンプルに仕上げましょう。ファンデーションを厚塗りは禁物。色付きの下地やCCクリーム、フェイスパウダーだけで済ませるのがおすすめです。肌への負担が少ない、石鹸でオフできるタイプのコスメを選ぶとさらに良いでしょう。
4-4.ポイントメイクで血色感をプラスする
サウナに入ると化粧なしでも自然な血色感が出ますが、時間が経つと引いてきてしまうこともあります。そんな時は、クリームチークや色付きリップで血色をプラスしてあげましょう。健康的な印象になります。また、肌の内側から滲み出るような自然なツヤ感を出しやすい、クリームやリキッドタイプのアイテムがおすすめです。
5.サウナ好き必見!持っていくべき化粧ポーチの中身
サウナへ行く際の荷物は、できるだけコンパクトにまとめたいものです。ここでは、サウナに持って行くと便利なコスメやスキンケアアイテムを、「必須アイテム」と「便利アイテム」に分けてリストアップしました。自分のスタイルに合わせて、ポーチの中身を準備しましょう。
5-1.最低限これだけは!必須アイテムリスト
これさえあれば、サウナ前後のケアは万全です。まずは基本のアイテムを揃えましょう。
| アイテム | 用途・ポイント |
|---|---|
| クレンジング | シートタイプか、ミニボトルのものが持ち運びに便利 |
| 洗顔料 | 普段使っているもののトラベルサイズがおすすめ |
| 化粧水・乳液 | オールインワンジェルも可、保湿力の高いものを選ぶ |
| タオル | フェイスタオルが1枚あると何かと便利 |
5-2.あると差がつく!おすすめ便利アイテム
必須アイテムに加えてこれらを持って行くと、サウナの快適度が格段にアップ!より質の高いスキンケアが可能になります。
| アイテム | 用途・ポイント |
|---|---|
| フェイスマスク | サウナ後の集中保湿ケアに最適、個包装が衛生的 |
| ミスト化粧水 | お風呂上がりにすぐ保湿できる優れもの |
| 色付きリップクリーム | すっぴんでも唇に血色を与え、保湿もできる |
| ヘアオイル | サウナの熱で乾燥しがちな髪を保湿・保護する |
6.まとめ
今回は、サウナと化粧に関するマナーや肌への影響、具体的な対策について詳しく解説しました。サウナ室では化粧を落とすのが基本です。一方、眉ティントやサウナハットなどを上手に活用すれば、すっぴんへの抵抗感を和らげることは可能です。また、サウナ後のデリケートな肌には、何よりも保湿を重視したスキンケアが大切です。正しい知識と準備があれば、サウナを楽しみながら、美しい肌を育むことができます。この記事を参考に、あなたらしい快適なサウナライフを送ってください。