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サウナに興味のある方必見!サウナの入り方やマナー、ロウリュのやり方、「ととのう」って何?などなど、気になる基本知識を解説。健康的に楽しむための注意点も要チェックです。

サウナの入り方:サウナについてこれだけは知っておこう

そもそもサウナとは?必要な持ち物は?「正しい」サウナの入り方ってあるの?「ととのう」とは?サウナって危険?等々、基本的な疑問について解説します。

サウナとは何か? 基本的な知識と楽しみ方

サウナは、身体を温めて汗をかくことでリフレッシュとリラクゼーションを提供する伝統的な入浴法です。フィンランド発祥の文化で、近年日本でも多くの人々に親しまれています。その魅力は多岐にわたります。心身をリフレッシュさせるだけでなく、血行促進や体内の老廃物の排出を助ける効果も。さらに、サウナに入ることでストレスが軽減され、精神的なリラックス効果も得られます。日常の疲れを癒すのに最適な手段と言えるでしょう。
サウナには色々なタイプがあります。現在のサウナブームの中心にあるのは、ロウリュが出来るフィンランド式サウナです。

サウナの入り方:必要な持ち物

必要な持ち物は訪れる施設によって異なることが多いです。お出かけ前に、施設の公式サイトやサウナポータルサイトなどで確認しておきましょう。
基本的に、シャンプー、コンディショナー、ボディソープはどの施設にも揃っています。こだわりがある場合以外はもっていかなくても大丈夫でしょう。
バスタオル、フェイスタオルもほぼ全ての施設で用意があります。ただし、レンタル料(数百円)がかかる場合も多いので、マイタオルを持参するとお得です。
クレンジングや洗顔料、水やスポーツ飲料、スキンケア用品などは持参をおすすめします。そのほか、サウナハットやサウナタオルなどを持っていくとサ活が充実します。

サウナの持ち物について詳しくはこちら

サウナの「正しい入り方」?「ととのう」とは?

Wellness and Relax、サウナはリラックスして楽しむものというイメージを伝える画像。湖の桟橋で横たわっている女性の画像。我慢や考えすぎにNGマーク。

「正しい」サウナの入り方としてサウナ→水風呂→外気浴のサイクルが色々な媒体で紹介されています。サウナでしっかりと汗をかき、水風呂で身体を引き締め、外気浴でリラックスすることで、気分がクリアになり、深いリラックスを感じられます。
“ととのう”とは、概して、これによって得られる心身のリラックス状態を指します。特に、心拍数の落ち着きを感じることができる外気浴は、このサイクルの鍵となります。サウナの熱と水風呂の冷たさが交互に刺激を与えることで、体内の循環を促進。身体がリセットされる感覚を味わうことができます。
これがまさに”ととのう”の醍醐味であり、多くの人がサウナを愛する理由の一つです。反面「ととのう」ことを目的にしすぎる傾向も。どういう状態になれば「ととのう」と言えるのかを突き詰めすぎて、「今日はととのえなかった」と、せっかくのサウナ体験にネガティブな評価をつけてしまうのは少し残念です。
サウナで一番大切なことは「楽しむこと」。実際、フィンランドではサウナの入り方に決まった「型」はありません。その日の気分や体調に合わせて、入り方のパターンは様々です。あまり難しく考えず、その日のコンディションに合わせて自由に楽しむことが、一番の「正しい入り方」かもしれません。

サウナは危険?注意しなければならないこと

サウナは心身の健康に様々なメリットをもたらします。同時に、身体に負担をかける行為でもあります。例えば、サウナのメリットをもたらす要因の一つである心拍数の上昇。健康な人にとっては心血管疾患のリスクの低下につながります。その一方、すでに心血管疾患を患っている方にとっては深刻なリスクを生みます。心臓疾患や高血圧のある方、心臓に負担をかけることについて注意が必要な方は、サウナ浴は避けたほうがいいでしょう。
また、発汗作用も健康効果を生む要素ですが、これは脱水のリスクもはらんでいます。サウナ後の水風呂も、メリットがある一方、ヒートショックのリスクが高い行為です。
サウナの健康効果は、基本的には現状健康な人向け。基礎疾患がある方や、体調の悪い方にとってはハイリスクな場合が多いということを念頭に置いておく必要があります。 サウナ利用時の健康上の注意点については後述します。是非しっかりチェックしてください。

サウナの危険性と安全にととのうための対策についてはこちら

ステップバイステップ: サウナの入り方

ここではサウナの入り方の詳細を解説していきます。

サウナ→水風呂→外気浴人気のサイクルを試してみよう

準備:

入浴前に軽くシャワーを浴び、身体を清潔に保ちます。シャワー後は水分をしっかりふき取りましょう。これによりサウナの熱が伝わりやすくなり、より効果的に汗をかくことができます。また、体を洗うことで毛穴が開き、発汗作用が高まります。

サウナ:

サウナマットを使用し、ベンチに腰掛けます。あぐらや体育座りなどで、足までベンチの上に乗せるのがおすすめです。サウナ室内にいる時間は10分が目安ですが、時間に拘らず、体調を優先しましょう。心地よい温度を感じるまで、無理せず、リラックスしながら入浴することが大切。サウナに入る際には、深呼吸を心がけ、徐々に体を慣らしていくことがポイントです。

水風呂:

サウナ後はシャワーで汗を流し、心臓に負担をかけないよう足からゆっくり水に浸かります。手桶が置いてある場合は、水風呂の水を脚や腕にかけてから入るのを推奨します。入水時は、急激な温度変化を避けるため、少しずつ体を慣らしてから入ると良いでしょう。水風呂には、身体を引き締めるだけでなく、心拍数を落ち着かせる効果もあります。

外気浴/内気浴:

水風呂後は、脈拍が落ち着くまでリラックスします。心身を自然に戻す大切な時間です。この時間をしっかりと取ることで、”ととのう”感覚をより深く味わうことができます。外気浴や内気浴の時間は、その日の体調や気分に応じて調整しましょう。基本的には、脈拍が落ち着くまで休むようにするといいでしょう。

フィンランド流サウナの入り方: 型にはまらない自由な体験

フィンランドでは、サウナは自由に楽しむことが基本です。ルーティンに拘らず、自分の心地よいペースでサウナを楽しむことを大切にしています。”ととのう”ことよりも、リラックスを重視することを忘れずに。
フィンランドの人々にとって、サウナは日常生活の一部。そのため、ルールにも柔軟性を持たせています。自分の身体と心の声を大切にし、その時々の気分や体調に合わせたサウナの楽しみ方を見つけること。真のサウナ体験と言えるでしょう。フィンランド流のサウナ文化では、友人や家族と一緒にリラックスする時間も大切にしています。

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サウナの入り方と体調管理の重要性: 無理せず、気持ちよく楽しむために

サウナは身体に負担をかけることもあります。体調が優れないときや空腹・満腹時、飲酒後の利用は避けましょう。特に高血圧や心臓疾患をお持ちの方は、利用を避けるか、医師に相談の上、無理せず楽しむことが大切です。サウナに入る前には、自分の体の状態を常に把握しておく。これも、健康的なサウナ体験のための第一歩です。
体調を崩さないためにも、無理をせず、自分に合ったペースでサウナを楽しむことが推奨されます。また、健康的に楽しむという観点を忘れないようにしましょう。

サウナの入り方:ロウリュの楽しみ方と注意点

サウナブームの中心、ロウリュサウナ。「ロウリュはサウナの魂」「ロウリュが出来ないサウナはサウナじゃない」とフィンランドの人々が口をそろえるほど、フィンランド式サウナにとってなくてはならない存在です。ここではその楽しみ方と注意点を解説します。

ロウリュとは

ロウリュは、サウナと同じくフィンランド語。löylyと綴ります。「サウナストーブの石に水を掛けて発生させる蒸気」を意味する単語です。こんな特定の蒸気を表す単語があるなんて、さすがサウナ発祥の地ですね。
日本では「サウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させること」を指す場合が多いです。 ロウリュが出来るのは、ヒーターの上に石を積んでサウナを温める、フィンランド式(ストーン対流式)サウナ。遠赤外線式や格納式のボナサウナではロウリュはできません。

ロウリュを楽しむサウナの入り方: 効果と注意点を知ろう

ロウリュの魅力を一覧にした画像。発汗の促進、サウナの健康効果アップ、心地よさ、アロマでリラックス。

ロウリュには、次のような効果があります。

①サウナ室内の湿度を上げる
②蒸気によって体感温度を上げる
③発汗作用を促進する

ロウリュによって蒸気が発生すると、体感温度が一気に上昇します。これによって発汗が促進され、サウナの健康効果にブーストがかかるというわけです。
一方で、体感温度が上がりすぎる場合も。ロウリュを前提としているフィンランド式サウナの推奨温度は70℃~80℃。ところが、日本では多くの商業施設が90℃~100℃以上に設定しています。この場合、高温の蒸気によって危険を感じるほど熱くなる可能性があります。やけどのリスクもあります。熱すぎると感じたら絶対に我慢せず、サウナ室を出るかヒーターから離れてください。

サウナの入り方:セルフロウリュの場合は周りへの配慮も忘れずに

施設によっては、利用者が自分でロウリュが出来る「セルフロウリュ」を実施しています。好きなタイミングでロウリュができるので人気です。ただし、蒸気の刺激が強すぎると感じる人もいるので、事前に一声かけて理解を得ることが大切。周りの利用者に一声かけるなど、配慮を忘れずに行いましょう。
また、蒸気の量を調節しながら、適度に楽しむことが推奨されます。周囲の状況を確認し、他の利用者に不快感を与えないよう心掛けましょう。
加えて、ロウリュは電気製品に水を掛ける行為です。つまり、頻繁すぎるロウリュはサウナヒーターの寿命を短くします。「15分に1回」など、施設のルールを守り適度に楽しみましょう。

ロウリュで使うアロマオイルの選び方と使い方

ロウリュではサウナヒーターに水を掛けますが、これにロウリュ専用のアロマオイルを入れることができます。蒸気と共にアロマに包まれるリラックス体験は、ロウリュサウナならでは。
ただし、運転中、ヒーター内部は400度以上の高温になっています。ロウリュ用でないアロマオイルや、濃度の高いアロマ水を掛けると、発火の危険があります。火災や怪我につながり、非常に危険です。アロマロウリュの際は、必ず専用のアロマオイルを使い、用法容量を守りましょう。
また、殆どの施設ではアロマオイルの持ち込みを認めていません。プライベートサウナなどでは好きなアロマを選んでロウリュ水に入れられるところも。この場合も用法容量についてのルールをしっかり守るようにしましょう。

ロウリュの魅力についてはこちらをどうぞ

サウナの入り方:基本的なマナー

サウナは共用スペースです。そのため、他の利用者への配慮が重要です。独自のルールを設定している施設も多いです。お出かけ前や入浴前に、注意書きをしっかり確認しましょう。

音や話し声に関する配慮

フィンランドにおけるサウナは交流の場所でもあります。フィンランドの公共サウナでは基本的に会話は禁止されていません。一方、日本のサウナ施設では黙浴をルールにしているところも少なくありません。その場合は施設のルールに従いましょう。また、会話OKの施設でも、非常識な声量で会話しないよう注意が必要です。

汗に関するマナーと注意点

共有スペースであるサウナ。サウナの入り方で一番問題になるのが、汗の処理。誰しも、他人の汗には極力触れたくないものです。とはいえ汗をかくのは自然なことですし、サウナのメリットでもあります。皆が気持ちよく過ごせるように、以下のことに気を付けましょう。

  1. サウナタオルを持ち込む
    汗がなるべくサウナ室内に落ちないよう、サウナタオルを首からかけておくようにしましょう。
  2. サウナマットを利用する
    殆どの施設で、サウナマットが用意されています。サウナ室のそばに用意されているものを持ち込んで使用するシステムになっているところも。他の人と共有するのが気になる場合はマイサウナマットを持ち込むのもおすすめです。
  3. 水風呂に入る前に汗を流す
    サウナから水風呂に直行して汗だくのまま水風呂に浸かるのはNG。水風呂前にはシャワーなどで汗を流してから入るようにしましょう。ヒートショックのリスクを下げる上でも効果的です。
  4. 使用後のサウナマットや椅子は水で流す
    使用したサウナマットはラックやかごに戻す前に、シャワーなどを使って洗いましょう。内気浴や外気浴で使用した椅子も、利用後に水で流すといいでしょう。施設によっては椅子の近くに洗浄用のシャワーが用意されています。ない場合は手桶等を使うと良いでしょう。

他の利用者に配慮して、気持ちのいいサウナ浴を

サウナ室内はスペースが限られています。足先まで温めるためには胡坐をかいたり体育座りをしたりしたほうがいいですが、混んできたら足を下ろして他の人の座るスペースを空けてあげることも必要です。また、外で待っている人がいる場合は早めに上がるなどの気遣いが必要な場合も。思う存分サウナ浴が出来ないのは残念かもしれません。それでも共有スペースであることを念頭に、配慮するようにしましょう。

サウナ利用時の健康上の注意点

前述の通り、サウナは健康上のリスクもはらんでいます。ここでは健康的にサウナを楽しむための入り方を解説します。

安全なサウナの入り方をまとめた画像。サウナに入る前に体を洗う等。

サウナに入る前の体調チェックポイント

体調不良時は、サウナのメリットがリスクになります。特に、下のような場合はサウナの利用を控えましょう。
・飲酒後や二日酔いの時
・空腹時や満腹時
・寝不足、過労など体調が万全でないとき
・ケガや炎症があるとき
少しでも健康上の不安がある場合は、サウナの利用を避けるか、医師に相談の上で利用してください。

サウナ浴も体調最優先で楽しむ

サウナ中も、体調を最優先にして、入浴時間や入浴方法を調整しましょう。入る前は特に不調を感じていない場合でも、サウナ浴中に不調を感じたら無理せずサウナ室をでることが重要です。
また、不調の時は水風呂をやめてシャワーで済ませるなど、負担の少ない入り方にするのもおすすめです。サウナは上に行くほど温度が高い為、下の段に座ることで負担を減らすこともできます。
身体からの不調のサインを見逃さず、サウナの入り方を柔軟に変えましょう。

サウナでの水分補給

サウナにはいると心拍数があがり、発汗作用で水分が体外に排出されます。一回のサウナ浴による発汗は約500ミリリットルと言われています。汗で失う水分をしっかり補給しなければ脱水症状の危険があります。一回のサウナ浴の間に水約1~1.5リットルの摂取が必要と言われています。
まずサウナ前にグラス2杯分(約500ミリリットル)。その後クールダウンの度に、グラス1~2杯分の水分を補給。そしてサウナ浴後もグラス1~2杯分の水を飲む。 このイメージで水分補給をするといいでしょう。

高血圧や心臓疾患を持つ方の注意事項

サウナによる健康効果は、健康体であること、が大前提です。サウナ浴は体温を急激に変化させる活動です。温冷交代浴は特に体温の上下が激しいため、入り方には特に注意が必要です。下記に当てはまる方はサウナ(特に高温サウナや極端に低温な水風呂)の利用を避けるか、サウナ浴の是非について主治医の判断を仰いでください。

自宅サウナなら自分の好きなようにサウナを満喫できる

自宅にサウナがあることによる利点を一覧にした画像。

自宅にサウナがあれば、好きな時に自由な入り方で楽しむことができます。また、家族や友人と共に、心地よいサウナタイムを過ごすことで、日常生活に新たな楽しみを加えることができるでしょう。自宅サウナは、日常の疲れを癒すための新しい方法として、多くの利点をもたらします。

自宅にサウナがあれば気分や体調に合わせて自由な入り方が可能

前述してきた通り、サウナ施設の空間は共有スペース。ルールを守る必要がありますし、他の利用者への配慮も必要です。その点、自宅サウナであれば、他の方に配慮する必要もなく、ルールも自由。更に、気分や体調に合わせて設定温度を変えることもできてしまいます。
中でストレッチをしたい日は低めの温度にしたり、体調を調整したい日は中温設定にしたり。好きなアロマオイルをつかうのも、好きな音楽をかけるのも、気分次第!友達や家族とおしゃべりをしながらサウナを気兼ねなく楽しむこともできます。
でも高いのでは…?と思った方に朗報ですが、設置費も維持費も、意外と手頃なんです。

フィンランド産、日本仕様の家庭用サウナルーム「ソポ」

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一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。
ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

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サウナに行ってみたい!でも何を持っていけばいいの?という方向けに、サウナの持ち物と便利グッズをご紹介。施設ごとに置いてあるアメニティを確認する方法や、人気のフィンランド式サウナを探す方法なども解説します。

サウナに行く前に知っておくべきこと

サウナの持ち物を確認する前に、前提を解説。必要持ち物は訪れる施設によって異なることが多いです。どんなものが揃っているのか、どんなルールがあるのか、手ぶらOKな施設の見つけ方などをご紹介します。

殆どの施設で用意されているもの

基本的にどの施設にも揃っているものは以下の通りです。
・シャンプー、コンディショナー、ボディソープ
・バスタオル、フェイスタオル ・ドライヤー
・サウナマット
基本的に、シャンプー、コンディショナー、ボディソープはどの施設にも揃っています。こだわりがある場合以外はもっていかなくても大丈夫でしょう。
バスタオル、フェイスタオルもほぼ全ての施設で用意があります。ただし、レンタル料(数百円)がかかる場合も多いので、マイタオルを持参するとお得です。施設のホームページ等で確認できるので、心配な場合は事前にチェックしましょう。
サウナマットも殆どの施設で用意があります。コロナ禍以降、サウナマットはビート板タイプのものが多くなりました。水で流せますが、他の人が使ったものはちょっと…という場合はマイサウナマットを用意したほうがいいでしょう。

施設のルールが最優先。禁止されているものの持ち込みはやめましょう

この記事ではサウナの持ち物や便利グッズを紹介していきますが、グッズなどの持ち込みにおいては施設のルールが優先です。サウナハットやサウナマットの持ち込みを禁止している施設もあります。その場合は施設のルールを守りましょう。事前にホームページ等で確認しておくと安心です。

手ぶらOKなサウナ施設の見つけ方

手ぶらで気軽にサウナを楽しみたい方には、手ぶらOKの施設がおすすめです。こうした施設では、タオルやバスローブ、アメニティがすべて揃っており、持ち物の心配が不要です。
手ぶらOKの情報は、各施設の公式サイトやサウナポータルサイトで確認できます。訪れる前に調べておくと良いでしょう。手ぶらOKの施設を選ぶことで、荷物の軽減だけでなく、急な予定変更にも対応しやすく、いつでも気軽にサウナを楽しむことが可能になります。
さらに、手ぶらOKの施設は、出張や旅行先でも便利です。急に予定ができた時でも、必要なアイテムが揃っている施設ならば、準備に時間を割く必要がありません。このような施設では、アメニティの質も高いことが多く、安心して利用することができるでしょう。また、これらの施設はサウナ初心者に特におすすめです。準備の手間を省くことで、初心者でもサウナ体験に集中することができ、リラックスした時間を過ごせます。
手ぶらOKの施設を利用する際は、事前に予約が必要な場合もあるので、施設の利用条件をしっかりと確認することを忘れずに。これにより、スムーズな利用が可能となり、サウナを最大限に楽しむことができます。

サウナに行く際に必要な持ち物

まずは、サウナに行くときの必須アイテムから解説していきます。サウナ用のバッグを一つ作って必需品を入れておくと便利ですよ。

サウナに行く際の持ち物をまとめた図

サウナの持ち物① クレンジング、洗顔料

基本的に、シャンプー、コンディショナー、ボディソープはどの施設にも揃っていますが、クレンジングや洗顔料は持参をお勧めします。特にクレンジングは無い場合が多いので、日常的にお化粧をされているかたは、サ活セットに入れておくと安心でしょう。
ウォータープルーフの化粧品を使ってお化粧を落とさずサ活する、という方法もあります。 ただし、せっかく美肌効果もあるサウナなので、クレンジングや洗顔をしっかりして、清潔な状態でサウナに入ることをお勧めします。

サウナの持ち物② 水分補給のためのドリンク

サウナに入ると心拍数があがり、発汗作用で水分が体外に排出されます。一回のサウナ浴による発汗は約500ミリリットルと言われています。汗で失う水分をしっかり補給しなければ脱水症状の危険があります。 一回のサウナ浴の間に水約1~1.5リットルの摂取が必要と言われています。
殆どの施設で給水器や自動販売機が設置されていますが、持参すると安心です。マイボトルを用意するのもおすすめですよ。

サウナの持ち物③ スキンケア用品

サウナ後に使用するスキンケア用品を持参すると、肌の乾燥を防ぎ、サウナ体験をより快適なものにすることができます。化粧水、乳液は必須アイテムとして持参しましょう。施設によっては有名ブランドの基礎化粧品を提供しているところもありますが、普段使用しているものを持参すると安心です。
スキンケアアイテムをしっかり準備しておくことで、サウナ後も肌の調子を保つことができ、リラックスした時間を過ごすことができます。さらに、肌の乾燥を防ぐために、保湿クリームやフェイスマスクを持参するのも良いアイデアです。これにより、サウナ後も肌が潤いを保ち、翌日の肌の調子も良くなります。

サウナの持ち物④ ヘアブラシやスタイリング剤、化粧品

サウナの持ち物に、サウナ後の身支度用品も忘れずに入れておきましょう。意外と忘れがちなのがヘアブラシやスタイリング剤。ヘアブラシは使い捨てタイプのものを提供している施設も多いですが、スタイリング剤は無い場合がほとんどです。また、ドライヤーは殆どの施設にありますが、ヘアアイロンがある施設はごく僅か。いずれも旅行用の小さいものをサ活バッグに入れておくといいでしょう。
サウナ後にお出かけの予定がある場合などは、化粧品も忘れずに。ノーメイクで帰りたくないけどサウナ後の肌に重い化粧はあまりしたくない…という方は、洗顔料で落とせるタイプなど、軽めの化粧品がおすすめです。

サウナの持ち物⑤ 水着

男女でエリアが分かれている場合は必要ありませんが、男女一緒のサウナ室を使う施設では水着が必要です。アウトドア施設や、プールと併設されている施設などは水着着用のところが多いです。
水着のレンタルがある場合も多いですが、事前に確認して持参したほうが無難でしょう。施設によっては、温浴エリアは男女別でサウナエリアは共通ということも。事前に公式サイト等で確認しましょう

サウナに持っていくと便利なグッズ

サウナの持ち物:便利グッズ編。ここでは、持っていくとサ活が更に快適になる便利グッズをご紹介します。

サウナハット

サウナハットは、熱から髪を守るだけでなく、サウナ内での快適さを向上させます。自然素材でできたハットは通気性が良く、汗をかいても蒸れにくいのが特徴です。
深めのタイプや、頭から顔にかけてぐるっと巻けるタオル型のサウナハットなら、鼻や唇も一気に保護できますよ。色々な素材のサウナハットが販売されていますが、それぞれの特長は以下の通りです。
遮熱性の高い素材:羊毛フェルト、ナイロン
お手入れしやすい素材:リネン、コットン、タオル地
吸水性と速乾性の高い素材:羊毛フェルト、タオル地
小さくたためる素材:タオル地、ナイロン、リネン、コットン
サウナ室内は80度~100度になるので、遮熱性の高さが重要です。フェルトは遮熱性が高く、吸水速乾性も高いのでスタンダードな素材です。また、ウール自体に抗菌機能があるため、毎回洗う必要がありません。一方で、小さく畳んで持ち運ぶにはやや不向きで、手洗いが必要というデメリットも。何を重視するかで選ぶのがよさそうです。

ハルビアロゴ入りサウナハット白

¥3,850(税込)

…………………………商品説明…………………………
SA4100740 ハルビアロゴ入りサウナハット白

サウナ&スパ業界のグローバルマーケットリーダーの風格を表す「HARVIA(ハルビア)」ブランドのロゴをあしらったサウナハット。
光沢のある刺繍ロゴが、サウナルームで目立つこと間違いなし。

サウナタオル

施設で借りられるフェイスタオルとは別に、サウナタオルがあると便利です。長めの物であれば、鼻や口を覆うように巻いて使えます。ロウリュの蒸気やアウフグースの熱波から口や鼻を守ると快適さが増すのでおすすめですよ。頭に巻いてサウナハットの代わりにしたり、お尻に敷いてサウナマットの代わりにすることもできます。
また、濡れたタオルを持ち帰るためのビニール袋やポーチも一緒にもっていくようにしましょう。

サウナマット

共有のサウナマットを使うことに抵抗がある方には、個人用サウナマットの持参をおすすめします。これにより、衛生面での不安を解消でき、より快適にサウナを楽しむことができます。
折りたたんで持ち運べるコンパクトなタイプも多く、荷物になりません。また、個人用マットを持つことで、いつでも清潔で安心できる環境を確保でき、サウナ体験をより良いものにすることができます。厚みや素材によって座り心地が異なるため、自分の好みに合わせて選びましょう。
サウナマットを持っていく際も、濡れた状態で持ち帰れるよう、ビニール袋やポーチを一緒に持ちましょう。

スパバッグ

シャンプーや洗顔料など小物を浴室に持ち込む際、スパバッグがあると便利です。メッシュ素材やビニルバッグなど、濡れてもすぐ乾くものや水分を拭きとりやすいものがいいでしょう。浴室内には小物を置く棚が用意されていることが多いので活用しましょう。取り違えがないよう、チャームなどをつけておくと安心ですね。

ヘアバンドやシュシュ

髪が長い方は髪を纏められるグッズの用意をお勧めします。髪をまとめてサウナハットの中にしまえばダメージも防げますし、水風呂などに浸かる時も楽ちん。ととのいタイムも快適に過ごせるでしょう。サウナ室内は高温になるので、金属のチャームなどがついているととても熱くなります。金属が使われていないものを選びましょう。また、どうしても汗が染み込むので、メンテナンスしやすい素材のものがおすすめです。

サウナの持ち物とサウナ施設の情報収集方法

ここまで、サウナの持ち物や便利グッズについて解説してきました。サウナに行く際の持ち物は、訪れる施設によって異なることが多いです。ここでは、施設の設備やアメニティについて事前に調べる際、どこを探せばいいのか解説します。

アメニティ情報の確認方法

サウナ施設を訪れる前に、以下のような場所で、アメニティの情報をしっかりと確認しておきましょう。
①施設の公式サイト
②サウナ専用のポータルサイト

特に「サウナイキタイ」などのポータルサイトでは、ユーザーが実際に確認したアメニティの詳細が掲載されています。公式サイト等に細かい記載がない場合も多いので、初めての施設を訪れる際は、これらを参考に持ち物を準備すると安心です。
アメニティ情報を事前に把握することで、必要なアイテムを無駄なく用意し、サウナ体験をスムーズに進めることができます。さらに、口コミサイトやレビューをチェックすることで、実際に訪れた人々の意見を知ることができ、施設選びの参考にもなります。これにより、予想外のトラブルを避けることができ、安心してサウナを楽しむことができるでしょう。

フィンランド式サウナを探すためのツール

HARVIA JAPANは、公式サイトにて、スペシャルマップ「HARVIA EXPERIENCE MAP “Hyvä Löyly!”(ヒュバ・ロウリュ)」を公開中。
ハルビア製のヒーター(ストーブ)は、全てロウリュ対応。つまり、ハルビア製品を採用している施設をマップにすれば、ロウリュができるサウナを効率よく探せるはず。そしてロウリュサウナの心地よさをたくさんの人に知ってもらえるはず。そんな思いから作られたのがこのマップです。 サ活やサ旅、はじめてのロウリュサウナ体験の際に、是非ご活用ください。
グーグルマップを利用しているので、施設の公式サイトにすぐアクセスすることができ、設備やアメニティの確認も簡単です。

自宅サウナなら持ち物を気にする必要ゼロ

サウナの持ち物や便利グッズを紹介してきましたが、正直、こだわるほどに荷物が多くなるのが現実です。好みのケア用品を使いたい!こだわりのグッズでサ活したい!そうなると、毎回準備するだけで一仕事。ここは思い切って自宅にサウナをつけてしまうというのも選択肢のひとつです。

自宅にサウナがあればいつでも思い立った時にサ活できる

自宅にサウナがあれば、持ち物を準備する必要もありません。いつでも好きなタイミングで、好きな温度で、サ活ができます。好きな音楽をかけたり、好きな香りのアロマロウリュをする…という、施設では実現が難しいことも自宅サウナなら思いのまま。 でも家庭用サウナルームって高いでしょう…?いえいえ、意外とお手頃なんです。

自宅サウナの費用について詳しくはこちら

フィンランド産、日本仕様の家庭用サウナルーム「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。さらに、ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。
ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。
また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

サウナの温度設定と効果の違いを知ろう!フィンランドと日本のサウナの温度の比較や、目的に合わせた適切な温度、サウナヒーターの種類と温度の関係について解説します。結局何度がいいの?熱ければ熱いほどいいの?などなど、サウナの温度に疑問や興味を抱いているサウナ愛好家必見の情報です!

日本のサウナは本場より暑い!?フィンランドと日本のサウナ温度の違い

今や一過性のブームを超えて日本でも定着してきたサウナ。ロウリュの出来るフィンランド式サウナが人気です。ところで、実は日本のサウナの設定温度が本場よりかなり高いってご存じでしたか?ここでは日本とフィンランドのサウナ温度の違いや適切な設定温度について解説します。

日本のサウナの特徴と温度

日本のサウナは、一般的に高温で知られています。多くの施設では温度が90度以上に設定されており、場合によっては100度を超えることもあります。
短時間で効率的に発汗を促すことができるため、多くのサウナ愛好者に人気があります。一方で、高温による負担も考慮する必要があります。特に初めてサウナを利用する人や体調が優れない場合には、無理をせず適切な休憩を取ることが重要です。

フィンランドのサウナの特徴と温度

フィンランド式サウナは、水を熱した石にかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」が特徴です。この方法により、湿度が高まり、体感温度が上昇します。
本場フィンランドでは、一般的に70度から80度程度に設定されています。湿度が高いため、比較的低温でも十分に発汗を促すことができ、体への負担も少ないとされています。また、心地よい蒸気に包まれることで心身ともにリフレッシュすることができます。

フィンランド式サウナについて詳しくはこちら

適切なサウナの設定温度とは

それでは適切なサウナの設定温度はどれくらいなのでしょうか?それは、求める効果や体調によって異なるというのが結論です。こちらについては次のブロックで解説します。
とはいえ、フィンランド式サウナの特徴上、高すぎる設定はあまりお勧めしません
前述の通り、フィンランド式サウナはロウリュが前提です。ロウリュによって、空気よりも熱伝導率が高い水分が室内に満ちるため、体感温度が一気に上がります。つまり設定温度が高すぎると、ロウリュ後の体感温度が上がりすぎてしまうのです。
ロウリュをしたら熱すぎて目や鼻が痛くなった、サウナ室内にいられなくて慌てて外に出た…という経験があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
サウナの本質は心身のリラックス。施設によっては超高温のハードなロウリュを売りにしているところもあります。ただ、安全性や心地よさの観点からすると、設定温度は高くても90℃程度に抑えるのをお勧めします。

サウナの温度が心身に与える効果や影響

現在主流となりつつあるフィンランド式サウナの温度については前述しました。ここではその他サウナの温度帯と、温度帯別の効果についても解説します。

サウナの種類と温度

サウナの種類は大きく分けて3種類。フィンランド式サウナは高温サウナに属します。
高温サウナ  温度:75~110℃  フィンランド式サウナ、一部の遠赤外線サウナ(ガスタイプなど)
中温サウナ  温度:60~70℃  一般的な遠赤外線サウナ、中温設定のフィンランド式サウナ(電気式)
低温サウナ  温度:40~60℃  ミストサウナ、スチームサウナ、塩サウナなど

高温サウナの効果

フィンランド式サウナと一部の遠赤外線サウナ(主にガス式の遠赤ストーブ)が該当します。
フィンランド式サウナはロウリュで湿度が上がるため、湿度は~40%程度。息苦しさや肌の乾燥を感じにくくなっています。対して、いわゆる「昭和のカラカラサウナ」である高温遠赤外線サウナの湿度は10%程度と低いです。
高温サウナは、短時間で大量の発汗を促すため、デトックス効果が非常に高いです。発汗によって肌の調子が良くなり、代謝も活発になります。また、血行促進効果も期待でき、筋肉の緊張を緩和し、リラックス効果も得られます。
ただし、高温サウナは体への負担も大。長時間の利用は避け、適切な水分補給と休憩を取ることが重要です。 また、熱すぎるサウナや乾燥しすぎているサウナは、肌や髪にダメージを与える可能性もあります。サウナハットやタオルなどを利用して保護し、サウナ後に適切なケアを実施しましょう。

中温サウナの効果

遠赤外線サウナ(主に電気式)とフィンランド式サウナが該当します。
湿度は10~15%と低めですが、温度も低いので息苦しさは感じません。
遠赤外線式は、他のサウナよりも低い温度でより激しい発汗を身体に促します。中温サウナは高温サウナに比べて温度が低いため、循環器系の問題を抱える人にも適しています。また、リラックスしながら読書をするなど、複数のことを同時に行うのに最適です。
電気式ヒーターのフィンランド式サウナも温度設定により、中温で楽しむことができます。ロウリュで体感温度を上げながらゆっくりリラックスしたいときにおすすめです。

低温サウナの効果

ミストサウナやスチームサウナなどが該当します。
湿度は90~100%。湿度が高いため熱が伝わりやすく、低温ですがしっかりと温まることができます。 低温サウナは、比較的長時間リラックスして入ることができるのが特徴です。体への負担が少なく、心地よい温度でじっくりと汗をかくことができます
低温サウナは、ストレス解消やリラクゼーション効果が高く、心身のリフレッシュに最適です。また、湿度が高い環境では、呼吸器系にも良い影響を与えるため、風邪予防や喉のケアにも効果的です。肌や髪への保湿効果もあります。

目的や体調に合わせたサウナの温度の選び方

前述の通り、サウナの温度によってそれぞれ異なる効果があります。ここでは、目的別に最適な温度や、サウナ室内での位置と温度の関係を解説します。

リラックスしたいときの最適な温度

リラックスしたいときは、低温~中温のサウナがおすすめです。
身体への負担が少ないので、体調が万全でないけれど温まりたいというときも低温~中温サウナがいいでしょう。遠赤外線サウナは筋肉の痛みや苦痛の軽減に効果があり、スチームサウナやミストサウナは呼吸器系のケアに効果があります。気分や体調などに合わせてサウナを選択しましょう。
フィンランド式サウナの場合はロウリュの水に専用のアロマオイルを混ぜて、アロマロウリュをすると更にリラックス効果が高まるのでおすすめです。

デトックス効果を高めたいときの最適な温度

デトックス効果を高めたい場合は、高温サウナが適しています。
短時間で集中的に汗をかくことで、体内の老廃物を効率よく排出することができます。
ただし、体への負担も大きいため、適切な水分補給と休憩を忘れずに行いましょう。また、体調が優れない場合は無理をせず、低温サウナに切り替えることも一つの方法です。

サウナの温度と場所の関係

特にフィンランド式サウナの場合、サウナ室内の温度は場所によって異なります。温められた空気は上に向かうためで、高い位置の方が温度は高くなります。
ベンチの高さが数種類ある場合、下段と上段を温度で使い分けるのもおすすめです。効率的に汗をかいてデトックスを促進させたい場合は上段、一休みしたい場合は下段など移動する…といった具合に一度のサ活で温度帯を変えることもできますよ。

サウナヒーターの種類とサウナの温度の関係

サウナの種類と温度帯は前述の通りですが、フィンランド式サウナが高温と中温の両方に出てきていたことにお気づきでしょうか?実は、一言でフィンランド式サウナといっても、ヒーターのタイプによって適した温度帯が違います。ここではヒーターのタイプと適した温度帯、そして温度の設定方法の違いを解説します。

ヒーターのタイプによる温まり方の違いを図で解説しています。石が多いヒーターは対流熱がメインなので柔らかい熱が楽しめます。石が少ないヒーターは対流熱と輻射熱の両方で温めるため、早く温まりますが柔らかさは控えめです。

中温サウナに適したサウナヒーター

フィンランド式サウナのサウナヒーターの特徴はサウナストーン。フィンランド式サウナではヒーターで加熱された石が室内の空気を温めます。この空気を介した熱は対流熱と言われ、ヒーターから直接伝わる熱(輻射熱)に比べて非常に柔らかく感じます
中温サウナに適したヒーターはこの対流熱の割合が高いヒーター=ストーンの数が多いヒーター。ヒーター全面に石が配置されているものがこれにあたります。
ハルビアのサウナヒーターでは、シリンドロシリーズやスピリットシリーズ、レジェンドシリーズが該当します。
部屋を温める前に石を温める仕組みのため、適温になるまでに時間がかかりますが、柔らかな熱に包まれてじっくり温まることができます。
【石が多いヒーターの特徴】
〇フィンランド式サウナ本来の柔らかな熱を味わえる
△部屋を温めるのに時間がかかる=高温設定にしたときのエネルギー効率が悪い
△石が多いのでメンテナンスが大変 ➡中温設定のサウナ、少人数用のサウナ室におすすめ

高温サウナに適したサウナヒーター

100℃前後の高温でフィンランド式サウナを楽しむ場合は、ストーンの数が少ないヒーターが最適
ストーン部分から生まれる対流熱と、本体から直接身体を温める輻射熱を併用するタイプで、箱型のヒーターの上部に石が積まれているものが多いです。
ハルビアのサウナヒーターでは、キップシリーズやクラブシリーズ、ヴィルタプロがこれに該当します。
輻射熱は遠赤外線式のように直接身体を温める熱なので、対流熱のみのタイプよりも早く温度を上げることができます。ただし、直接的な熱が大きい分、熱の柔らかさは控えめ。設定温度によってはヒリヒリ感を感じることもあります。
【石が少ないヒーターの特徴】
〇部屋が早く温まる=高温設定にしたときのエネルギー効率がよい
〇石がすくないのでメンテナンスが容易
△フィンランド式サウナ特有の熱の柔らかさは控えめ ➡高温設定のサウナ、大人数用のサウナ室におすすめ

温度設定とサウナヒーター

フィンランド式サウナのサウナヒーターの加熱方式は、電気式と薪式の二種類。薪式の場合は温度設定ができません。電気式には、液晶コントローラーで設定が出来るタイプと、本体についたダイヤルで設定するタイプがあります。
前者は液晶パネルから1℃単位で温度が設定可能。後者の場合は弱・中・強のような大まかな温度帯で設定できます。 正確に設定したい場合はコントローラー式をお勧めします。正確な温度設定は必要ない、という方には、より安価なダイヤルタイプがおすすめです。

自宅サウナなら好きな温度でととのえる

さて、サウナの温度別の効果などをお伝えしてきましたが、色々な温度設定やサウナタイプの商業施設を把握しておいて、体調や気分に合わせて選ぶ…というのはあまり現実的ではありませんよね。その点、自宅にサウナがあればいつでも好きな温度で楽しむことができます。ここでは多々ある自宅サウナのメリットのうち、温度に関するものをご紹介します。

でも普通の人には自宅サウナなんて手が出せないんじゃないの…?という方はぜひこちらをお読みください

サウナの温度と自宅サウナのメリット

サウナの温度に関わる自宅サウナのメリットといえば、自由に温度を設定できること。自分の体調や目的に合わせて最適な温度を設定することができます。例えば、リラックスしたいときには低温に設定し、デトックス効果を高めたいときには高温に設定することが可能です。

家族全員がそれぞれ好みの温度でサウナを楽しめる

自宅サウナなら、家族全員がそれぞれの好みに合わせて温度を調整可能。誰もが快適にサウナを楽しむことができます。フィンランドにおいて、サウナは家族のコミュニケーションの場でもあります。温度を低めに設定してお子さんと一緒に入ったり、という活用もおすすめです。スマホを置いて一緒に汗をかくひと時は、日々の生活においてもかけがえのない時間になるはずです。

自宅サウナでの温度設定の注意点

自宅サウナで気になるのは電気代。当然ですが、設定温度が高いほど電気代は高くなります。サウナに入る際は、暖機運転と入浴、入浴後の乾燥運転で1回3時間ほど運転が必要です。電気代が気になる方は、この点でも温度に注意を払いましょう。とはいえ、1~2人用のサウナルームを3時間運転させた場合の電気代はおよそ300円程度。施設に行くよりもお得です。

好きな温度で快適にととのいたいなら…ハルビアのソポシリーズがおすすめ

自宅サウナを導入して好きな温度で快適にととのいたい!そんな方には、サウナ&スパの世界No.1ブランド ハルビアの純正サウナルームがおすすめです。手軽なダイヤルタイプのヒーターが標準付属されていますが、1℃単位で設定したい場合は液晶コントローラー式のヒーターに変更も可能です。

フィンランド産、日本仕様の家庭用サウナルーム「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。もちろん<PS>E適合品です。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

絶対に試して欲しい!ロウリュサウナとは

サウナブームの中心、ロウリュサウナ。「ロウリュはサウナの魂」「ロウリュが出来ないサウナはサウナじゃない」とフィンランドの人々が口をそろえるほど、フィンランド式サウナにとってなくてはならない存在「ロウリュ」。そもそもどういう意味なの?というところから解説していきます。読み終わるころにはロウリュサウナに入りたくて仕方なくなるかも?!

ロウリュとは?

ロウリュは、サウナと同じくフィンランド語。löylyと綴ります。「サウナストーブの石に水を掛けて発生させる蒸気」を意味する単語です。こんな特定の蒸気を表す単語があるなんて、さすがサウナ発祥の地ですね。 日本では「サウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させること」を指す場合が多いです。 ロウリュが出来るのは、ヒーターの上に石を積んでサウナを温める、フィンランド式(ストーン対流式)サウナ。遠赤外線式や格納式のボナサウナではロウリュはできません。

アウフグースとの違い

ロウリュ=熱波のことだと思っていた!という方も中にはいらっしゃるかもしれません。実際、混同した記事等もしばしば見かけます。ロウリュはあくまで蒸気や、蒸気を発生させる行為のこと。サウナ室内の蒸気をタオルで煽って熱波を発生させる行為は、アウフグース(Aufguss)と呼ばれます。 ちなみに、アウフグースはドイツ語で、発祥もドイツ。アウフグースをする人のことはアウフギーサーと呼ばれます。日本では熱波師という名称がサウナーの間で定着していますね。

ロウリュにはどんな効果がある?

ロウリュには、次のような効果があります。

①サウナ室内の湿度を上げる
②蒸気によって体感温度を上げる
③発汗作用を促進する

ロウリュの効果をまとめた図。
サウナ室内の湿度を上げる、蒸気によって体感温度を上げる、発汗作用を促進する

ロウリュによって蒸気が発生すると、体感温度が一気に上昇します。サウナの温度が高すぎると、非常に高温になります。このため、本場フィンランドにおけるサウナの設定温度は60度~80度。ここからロウリュで体感温度を80~90度前後に上げるサウナ浴が一般的です。
また、湿度と体感温度の上昇に伴い、発汗も促進されます。発汗には様々な健康効果がありますから、フィンランド式サウナは、より健康効果の高いサウナと言えるでしょう。

ロウリュサウナの魅力とは?3つのポイントを紹介

なぜ今ロウリュサウナが人気なのか?その理由は、現代の日本人のニーズと合致するポイントが多いためと考えられます。健康、リラックスなど…最近注目されているこれらのワードも、ロウリュサウナと親和性が高いんです。

ロウリュの魅力をまとめた図。
発汗が促進される、サウナの健康効果がupする、心地よくサウナ浴出来る、アロマでリラックスできる

発汗促進で健康効果がアップするロウリュサウナ

前述の通り、ロウリュには発汗を促進する効果があります。そしてサウナ浴と発汗には、以下のような健康効果があります。

・血行促進
・疲労回復
・皮膚の健全化
・自律神経のバランス調整

ロウリュのないサウナでも健康効果は得られますが、ロウリュによって発汗が促進されることにより、この効果が増大すると考えられています。

ロウリュサウナは湿度で心地よくサウナ入浴ができる

ロウリュサウナの特徴はやはり湿度の高さ。ロウリュのできるフィンランド式サウナは、乾式サウナの中でも湿度が高めです。フィンランド式サウナが他の乾式サウナ(遠赤外線式など)と比べて心地よく、ゆっくりサウナ浴が出来る理由はここにあります。また、ゆっくりとサウナ浴できることでしっかり発汗することができ、健康効果も高まります。

ロウリュサウナならアロマを楽しめる

ロウリュではサウナヒーターに水を掛けますが、これにロウリュ専用のアロマオイルを入れることができます。バーチ(白樺)やパイン(針葉樹)、タールは、フィンランドで伝統的に好まれている香り。そのほか、ラベンダーやレモンやミント、ベリーなど、気分に合わせて様々なアロマも楽しめます。蒸気と共にアロマに包まれるリラックス体験は、ロウリュサウナならではです。

サウナの健康効果について詳しくはこちら

水のかけ方でも違う?ロウリュの正しい方法と手順

ロウリュサウナは体験してみたいけど、手順が分からない、勝手にやっていいの?などなど、疑問もありますよね。ここでは正しい方法と手順をご紹介します。

ロウリュの準備

自宅のサウナなど、自分でロウリュの準備をする場合の手順をご紹介します。

必要なもの:
バケット(桶)
ラドル(柄杓)
ロウリュ用アロマオイル
水(ぬるま湯が◎)

必要なものを準備したら、バケットに水を入れ、お好みでアロマオイルを混ぜます。また、アロマオイルは必ず、ロウリュ専用の物を使用。容器などに記載されている希釈度を必ず守りましょう。

ロウリュの手順

サウナヒーターが十分温まっている(サウナ室内が十分温まっている)こと、サウナストーンの表面が乾いていることを確認してから、ロウリュします。 ちなみに、ロウリュ1回あたりの水の量は柄杓1~2杯が最適

掛け方は楽しみ方で2通り:
蒸気を長くゆっくり楽しみたい場合……柄杓を動かさず一カ所に水をそそぐ《一点集中ロウリュ》
蒸気を短く一気に浴びたい場合……広範囲の石に水がかかるよう柄杓を回す/水を撒く《広範囲ロウリュ》

ロウリュの仕方2パターンと、それぞれの違いを解説した図。
1.一点集中ロウリュ=長くじっくり蒸気が出る
2.広範囲ロウリュ=一気にガッツリ蒸気が出る

柄杓を回したり水を撒くようにロウリュすると、表面にある石に水がかかり、パワフルなロウリュに。一カ所に注ぐとヒーター内部の石まで水が届き、じっくり長く蒸気が湧き出すロウリュになります。気分に合わせて楽しみましょう。

ロウリュの注意点

サウナヒーター、サウナストーブは、運転時非常に高温になります。また、サウナヒーターは電気製品です。ロウリュの仕方を間違えると、故障や火災、怪我の恐れがあります。そのため、注意点は必ず守りましょう。

ロウリュ時の注意をまとめた図。
・発火、怪我の恐れがあるので危険:ロウリュ用以外のアロマオイルの使用、規定以上の濃度での希釈
・故障の可能性があるので注意:ヒーターが温まりきっていない状態でのロウリュ、頻繫過ぎるロウリュ

・ヒーター(ストーブ)が完全に温まってからロウリュする
・サウナストーンの表面が乾いてからロウリュする
・頻繁にロウリュしすぎない
・アロマはロウリュ専用アロマを使う
・アロマは正しく希釈する

ヒーターやストーンが熱くなっていないと、ロウリュの水がすぐに蒸発せず、ヒーター内部に水が到達。すると、中心にある加熱用部品(ヒーターエレメント)に水がかかり続けると故障の原因になります。 また、ロウリュによってヒーターの温度が下がる為、頻繁なロウリュも故障の原因になります。少なくとも15分は間隔を開けるのが理想的です。
そして運転中、ヒーター内部は400度以上の高温になっています。ロウリュ用でないアロマオイルや、濃度の高いアロマ水を掛けると、発火の危険があります。火災や怪我につながり、非常に危険です。アロマロウリュの際は、必ず専用のアロマオイルを使い、用法容量を守りましょう

ロウリュサウナ後のアフターケア

ロウリュをしたサウナ浴の後は、サウナ室の水気を処理する必要があります。ロウリュの際に下へ落ちた水を拭き、ドレインパンがある場合はたまった水を捨てましょう。また、サウナ室内の湿気を放置するとカビの原因になります。使用後は乾燥させるために、ヒーターを30分~1時間、そのまま運転させて部屋を乾燥させましょう。

サウナロウリュのよくある疑問と回答

ロウリュについてよく聞くQ&A!疑問を一気に解決しましょう。

ロウリュは誰でもできるの?

ロウリュできる商業施設には、オートロウリュとセルフロウリュ、そしてスタッフによる定期ロウリュの3パターンがあります。

オートロウリュ:その名の通り、機械制御の自動ロウリュ。ヒーターの上にロウリュ用の機械(スプリンクラーのような散水タイプが多い)がついています。機械制御で設定時間(15分に1回等)ごとに自動でロウリュされます。このため、利用者はロウリュできません。
セルフロウリュ:利用者がロウリュできます。「15分に1回」「ロウリュする前に他の利用者に声をかける」など、ルールが設けられている場合が多いので確認しましょう。例えば、ロウリュの度に砂時計を返して、砂が落ちきったら次のロウリュができる、という決まりになっているところも多いです。
スタッフによる定期ロウリュ:バケットとラドルを持ったスタッフが、ロウリュをしに来てくれます。この場合も15分に1回など、タイミングが決まっている場合が多いです。時間を見計らってサウナ室に入るといいでしょう。

ロウリュの頻度はどれくらいが良いの?

「ロウリュの注意点」で書いた通り、頻繁過ぎるロウリュはヒーターの故障の原因になります。少なくとも15分は間隔を開けたほうがいいでしょう。サウナストーンが乾ききっていることを確認してからロウリュすると確実です。また、ロウリュをしても蒸気があまり出ない、勢いが明らかに弱い場合も、温度が低くなっているサインです。少し間隔をあけてロウリュするようにしましょう。

アロマオイルは何を使ってもいいの?

アロマオイルは、必ずロウリュ専用の物を使いましょう。サウナメーカーやサウナグッズメーカーが様々な香りのものを販売しています。 例えば、ハルビアのロウリュ用アロマオイルは、フィンランドで伝統的に好まれている香りを中心にラインナップ。本場気分のロウリュを楽しめますよ。

ロウリュを体験できるサウナを探すには

ロウリュを体験できるサウナ施設を探したいけど、どこで探せばいいんだろう…?そんな疑問を解決します。

ロウリュサウナ=フィンランド式サウナ

サウナを探す際、下記のような表記があればロウリュのできるサウナです。

・フィンランド式サウナ
・ストーン対流式サウナヒーター(ストーブ)

セルフロウリュか、オートロウリュか、等は施設のホームページで確認しましょう。

サウナポータルサイトなどでも探せる

最近はホテル予約の際もサウナの有無が分かるようになってきましたが、サウナのタイプを指定して検索できるところはごくわずか。サウナイキタイなど、サウナ専用のポータルサイトではサウナのタイプを指定して検索ができます。 是非利用してみてください。

ハルビア製ヒーター採用の施設を探せるスペシャルマップ

HARVIA JAPANは、公式サイトにて、スペシャルマップ「HARVIA EXPERIENCE MAP “Hyvä Löyly!”(ヒュバ・ロウリュ)」を公開中。
HARVIA JAPANハルビア製のヒーター(ストーブ)は、全てロウリュ対応。つまり、ハルビア製品を採用している施設をマップにすれば、ロウリュができるサウナを効率よく探せるはず。そしてロウリュサウナの心地よさをたくさんの人に知ってもらえるはず。そんな思いから作られたのがこのマップです。 サ活やサ旅、はじめてのロウリュサウナ体験の際に、是非ご活用ください。

家でロウリュサウナを楽しめるおすすめの家庭用サウナルーム

「家でロウリュサウナを楽しめたらいいのに…」ロウリュサウナの気持ちよさに目覚めた方なら一度は考えたことがあるのでは?そんなニーズに応えて、家庭用サウナルームが販売されています。実は意外とリーズナブルに、簡単に実現できるってご存じでしたか?ロウリュができて高品質かつリーズナブルなおすすめサウナルームをご紹介します。

自宅サウナの費用について詳しくはこちら

フィンランドの世界No.1ブランドが日本のために特別開発した「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。さらに、ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。 ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

安心の<PS>E適合品

運転中、サウナヒーターは非常に高温になるため、火災のリスクをはらんでいます。購入の際は、日本の法規制に準拠した安全な製品を選びましょう。 一部の電気用品には電気用品安全法の規制が課されています。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。 ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

フィンランド式サウナの特長と魅力をご紹介!他のサウナとの違いや本場の楽しみ方、フィンランド式サウナならではの効果を解説。家でフィンランド式サウナを楽しむためのおすすめのサウナルームも紹介します。

フィンランド式サウナとは何か

そもそもフィンランド式サウナってどういうもの?他のサウナと何が違うの?基礎知識をおさらいしましょう。

日本のサウナブームの中心、フィンランド式サウナ

1964年にサウナが日本へ上陸して以来、何度か訪れてきたサウナブーム。2010年代から現在は「第三次サウナブーム」と言われています。特に2019年に、サウナブームの端緒となった「サ道」がドラマ化されると「ととのう」という言葉と共に人気が爆発しました。
その第三次サウナブームの中心にあるのが、フィンランド式サウナです。従来日本で主流だったのは遠赤外線式サウナ。俗に「昭和のカラカラサウナ」「昭和ストロング」と言われるもので、100度近い高温で湿度が低いサウナです。これに対し、フィンランド式サウナは80度~90度と温度がやや低く、湿度が高いのが特徴。これに加え、「ととのう」入り方や健康効果が注目され、若年層や女性にも人気が広がりました。
サウナ&スパの世界No.1ブランド ハルビアも、2023年3月に日本へ本格上陸。日本におけるフィンランド式サウナは、ブームから文化へ定着しつつあります。

始まりは約6000年前!?フィンランド式サウナの起源

フィンランドはサウナ発祥の地。高緯度のため、冬は寒さが厳しく、日照時間も数時間という過酷な環境です。サウナはこの厳しい環境の中で体調をコントロールするために生まれました。
サウナの起源には諸説ありますが、考古学研究では約6000年前にはサウナの原型が生まれたとされています。当時は木や動物の皮を使ったテント式のサウナだったようです。以来進化を続け、フィンランドの文化として継承されています。2020年にはユネスコの無形文化遺産に指定されました。

フィンランド式サウナの特徴

それでは、何をもってフィンランド式サウナというのか、他のサウナと何が違うのかを解説していきます。

ストーン対流式ヒーター

フィンランド式サウナの一番の特徴は、ヒーターです。ヒーターが上部や周りに敷き詰めた石を温め、それによって温められた空気が循環する対流熱で身体を暖めます。空気を温める為、適温になるまでに時間がかかりますが、柔らかな熱に包まれてじっくり温まることができます。
これに対し、遠赤外線式は、ヒーターから直接伝わる輻射熱で身体を温めます。直接的な熱なので効率が良い分パワフルで、ヒリヒリ感の原因にもなります。対流式がエアコン、遠赤外線式が魚焼きグリルと同じ原理と考えると、温まり方の違いがわかりやすいかもしれません。

ストーン対流式サウナヒーターと遠赤外線式サウナヒーターの違いを解説する図。
ストーン対流式は、ストーンの熱で温められた空気の対流熱で温める。
遠赤外線式はヒーターからの輻射熱で直接あたためる。

ロウリュ

サウナヒーターに水を掛けてロウリュをする男性の写真

フィンランド式サウナと切り離せないもの、それがロウリュです。ロウリュ(löyly)は「サウナストーブの石に水を掛けて発生させる蒸気」を意味するフィンランド語。熱したサウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させることで室温を一気に上げて発汗を促進させます。フィンランドでは「ロウリュはサウナの魂」「ロウリュできないサウナはサウナじゃない」と言われるほど、重要な要素です。日本のサウナブームでもこの蒸気浴の気持ちよさが広く喧伝され、フィンランド式サウナが人気になりました。

ヴィヒタ

サウナに入りながら、白樺の若い枝葉の束で身体を叩いてヴィヒタを楽しむ女性

ロウリュと合わせて重要な要素が、ヴィヒタ。約2000年前にフィンランドで誕生した健康法です。サウナ浴中、白樺の若い枝葉の束で身体を叩くことで血行促進や殺菌・保湿作用が得られます。また、若い白樺の若々しい香りによる癒し効果も。日本のサウナ専用施設でもヴィヒタサービスを提供するところが増えてきました。機会があれば是非体験してみてください。

本場は意外と自由。フィンランド式サウナの入り方

人気のフィンランド式サウナ。入ってみたいけれど、入り方のルールが分からないと二の足を踏んでいる人もいるのでは。ここではフィンランド式サウナの入り方について解説します。

本場フィンランドにおける「サウナの入り方」

本場フィンランドにおける「サウナの入り方」とは。実は、自由。「サウナには何分入るのがベストか」という論争が日本ではしばしばみられますが、フィンランドのサウナには時計がありません。その日の体調と相談しつつ、「その人が、その日いたいだけサウナにいれば、それでいい」というマインドなのだそうです。また、サウナの後の行動も人それぞれ。湖やプールに飛び込む人もいれば、外気浴や内気浴でクールダウンするだけの人も。「サウナの数だけ入り方があり、人の数だけ入り方がある」というのがフィンランドの考え方です。

日本で人気の「サウナの入り方」

とはいえ、突然自由と言われても困るのも実際のところ。その場合は、日本で人気の入り方を一度試してみて、そこから自分なりに幅を広げてみるといいかもしれません。
「ととのう」という言葉と共に現在人気なのが「サウナ→水風呂→外気浴」を1セットとして2~3回繰り返す入り方。温冷交代浴ともいわれ、自律神経や血液循環に大きな刺激を与えるため、健康効果が高まるとされています。ただし、ヒートショックを誘発するリスクも高いため、特に心血管疾患のある方は避けましょう。

公共施設でのマナーは世界共通

「入り方」に付随してくるのが、サウナ入浴のマナー。公共の施設で、皆が気持ちよく利用できるよう配慮するのは、世界共通のマナーです。

その他、施設が定めているルールも守って、気持ちよくサ活をしましょう。

フィンランド式サウナの魅力

フィンランド式サウナは何故日本で人気なのか。その魅力を解説していきます。

温度が低めで湿度が高めなのでゆっくりと楽しめる

フィンランド式サウナの温度は80度~90度で、前述の通り、空気を温める対流式です。このため、グリルで炙られるような刺激を感じず、心地よく身体を温めることができます。また、ロウリュによって湿度が得られるので、呼吸も楽。ゆっくり時間をかけて楽しむことができます。

サウナ中にアロマも楽しめる

ロウリュする水にアロマオイルを混ぜて、好きな香りをサウナで楽しむこともできます。リラックスしたいときは白樺やラベンダー、リフレッシュしたいときはレモン、夏はミントなど、色々な楽しみ方ができますよ。
ただし、運転中、サウナヒーターの中心部は400度以上の高温になっています。普通のオイルを使うと発火する危険性が高く、大変危険です。アロマロウリュを楽しむ際は、ロウリュ専用のオイルを、正しい容量で使いましょう。

フィンランド式サウナの効果

サウナには様々な健康効果がありますが、その鍵となるのは発汗作用。フィンランド式サウナはロウリュが発汗を促進するため、健康効果がより高まると考えられています。加えて、フィンランド式サウナで特筆するべきは「気持ちよさ」。我慢せずに気持ちよく健康になれるとなれば、活用しない手はありません。

サウナの健康効果について詳しくはこちら

フィンランド式サウナを家で楽しむ「個宅サウナ」のすすめ

いいことづくめのフィンランド式サウナ。もし家に有ったら、と考えたことはありませんか?自宅や別荘に「個宅サウナ」を実現するとどんなメリットがあるのか考えてみましょう。

個宅サウナのメリットをまとめた図。
好きなタイミングで入れる、好きな温度で楽しめる、施設に行くよりお得、人の目を気にしなくていい、コミュニケーションの場が増える

フィンランドでは「1家に1台サウナ」が当たり前

フィンランドでは人口500万人に対して300万個のサウナがあります。実に国民2人に対して1個サウナがある状態で、自家用車の登録台数より多いのだそう。そして、この内ほとんどが自宅や別荘に設置された個人所有のサウナです。1900年代以降、電気式サウナヒーターの普及に伴い都市部の住宅にも導入可能になり、一気に設置が進んだと言われています。

好きな時間に好きな温度で楽しめる

個宅サウナの一番のメリットはやはりこれ。たとえば朝出勤前にさっとサウナに入ったり、在宅ワーク中にリフレッシュしたり、安眠のために夜じっくりサウナで身体を温めたり……。その都度施設に行くとなると中々出来ないことが、自宅サウナなら叶います。人の目を気にしなくていいのも大きなメリットですね。

施設に行くよりお得

施設に行ってサ飯を外食で済ませると、大体1回につき数千円の費用が掛かります。対して、自宅サウナの1回(運転時間三時間で想定)あたりの電気代は300円~と安価。さらにサ飯も自炊で賄えます。初期費用やメンテナンス費用を考えると、ヘビーサウナーほどコストメリットが大きいと言えるでしょう。 定期的なサウナ浴の健康効果を考えると、入れば入るほどお得な自宅サウナはとても理にかなった選択肢です。

家族や友人とのコミュニケーションの場にもなる

本場フィンランドでは、サウナ=コミュニケーションの場。家族と一緒に入ってコミュニケーションを取ったり、友人とゆっくりサウナを楽しんで会話に花を咲かせたりするのが日常です。サウナでリラックスしているときなら、普段話せないことも良い形で口に出せるかもしれません。個宅サウナは人間関係を円滑にする場としても活用できます。小さな第二のリビングと言ってもいいかもしれません。

個宅サウナのメリット、デメリットについて詳しくはこちら

個宅サウナにオススメな家庭用のフィンランド式サウナルーム

自宅や別荘にフィンランド式サウナがあったら最高だけど、どこでどう買えばいいの?高いのでは?そんな方におすすめの家庭用のフィンランド式サウナルームをご紹介します。

フィンランドの世界No.1ブランドが日本のために特別開発した「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。

安心の<PS>E適合品

自宅サウナを選ぶ前に知っておきたいのが、関連する法規制。「PSE適合品」や「PSEマーク」という表示を目にしたことはないですか?
PSE適合品とは、「電気用品安全法」に則った検査等をクリアしている製品です。適合が認められた場合のみPSEマークを表示することができます。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。自宅サウナを検討する際は<PS>Eマークの有無を必ず確認しましょう。
ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

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