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本記事では、多彩なタイプの特徴や効果を分かりやすく解説しています。初心者の方でも目的に合ったサウナを選べるよう、実用的なポイントをぎゅっとまとめました。自分にお勧めのサウナの種類が知りたい方は是非ご覧ください。

サウナにはどんな種類がある?

サウナといえば「熱い空間で汗をかく場所」。そんなイメージを持つ方が多いかもしれません。実は温度帯や湿度、塩やアロマを取り入れたものなど、その種類は意外にも豊富です。サウナの種類を一覧にまとめました。

サウナの種類特徴効果
ドライサウナ・高温(80〜100℃)で低湿度(5〜10%)
・短時間で大量発汗が可能
・短時間でも爽快感を得られる
・ストレス解消や疲労回復をサポート
フィンランド式サウナ(ロウリュサウナ)・中温(60〜80℃)で中湿度(15〜30%)
・サウナストーンに水をかけるロウリュと香りが魅力
・瞬間的に発汗を促し、爽快感がアップ
・アロマを加えればリラクゼーション効果が高まる
スチームサウナ・低温(40〜60℃)
・高湿度(80〜100%)
・呼吸しやすく肌や髪にやさしい
・保湿効果が高く、のどや鼻の乾燥を防ぎ、リラックスしやすい
・初心者や高温が苦手な方でも入りやすい
ミストサウナ・スチームサウナに似た低温・高湿度
・細かな霧状の蒸気を使い、肌や呼吸器への負担が少ない
・やわらかい蒸気でリラックス度が高い
・初心者や高温が苦手な方でも入りやすい
塩サウナ・スチーム・ミスト環境で塩を塗り角質ケアを行う
・マッサージ効果で血行促進
・角質除去で肌をすべすべに整えやすい
・エステ感覚でリラックスできる
薬草サウナ・ハーブや薬草を焚きしめる、または薬草パックを使う・ハーブの香りで自律神経を整えやすい
・リラックスや安眠効果が期待できる
スモークサウナ・フィンランド伝統の薪をいぶすサウナ
・室内が煙で満たされ、香ばしい風味を味わえる
・自然を感じる独特のリラックス感
・薪の香りに包まれて体を温められる
アイスサウナ・氷や冷気を利用した低温空間
・クールダウンを目的とする逆転の発想サウナ
・冷熱の温度差で血行を高め、リラクゼーション効果を上げる
・温冷交代浴で体調管理をサポート

サウナの種類①ドライサウナ

ドライサウナは80〜100℃の高温帯で湿度が低いのが特徴です。汗をかきやすい環境なうえに短時間でもリフレッシュできます。そのため、忙しい方やとにかくしっかり汗をかきたい方に向いてる種類のサウナです
ただし、湿度が低いぶん息苦しさを感じやすい場合もあります。そのため、高温環境が苦手な方には少しハードルが高いかもしれません。第二次サウナブームで一気に普及したタイプのサウナです。スーパー銭湯や銭湯に多く設置されているので、手軽にサウナ習慣を始めたい方によく選ばれています。

サウナの種類②フィンランド式サウナ(ロウリュサウナ)

ロウリュサウナとも呼ばれるのは、フィンランド式サウナ。60~90℃の中温度帯です(施設によっては100℃以上のところもあります)。高温のサウナストーンに水をかけることで蒸気を発生させ、発汗を促進させます。アロマオイルを混ぜた水を使うと、爽快感と同時にリラックス効果も。
ドライサウナよりも温度が低く湿度が高いので、この種類のサウナは初心者の方にもおすすめです。また、息苦しくなく、リラックスしながらサウナ浴ができます。「ととのう」というワード共に、現在人気のタイプです。
ただし、瞬間的に湿度や体感温度がぐっと上がるので、熱さが苦手な方には刺激が強いかもしれません。
フィンランド式サウナは、サウナ愛好家の間では欠かせない存在となっています。フィンランド式サウナについては下記記事で詳しく紹介しています。

サウナの種類③スチームサウナ

スチームサウナは40〜60℃ほどの比較的低い温度で、湿度が高いのが特徴です。蒸気が室内を満たしているため、のどや鼻が乾きにくく呼吸がしやすいのがメリット。肌や髪が潤いやすいことから美容面を重視する人にはこの種類のサウナがおすすめです。
一方で温度がやや低めなので、ドライサウナほどの発汗量は感じられません。ゆったり長く入って体を温めたい方や、ゆるめの温度帯でリラックスしたい方に向いています。

サウナの種類④ミストサウナ

ミストサウナはスチームサウナに似た温度と湿度です。さらに細かな霧状の蒸気を使うところが多い点で異なります。肌や呼吸器への負担が少なく、独特のやわらかい感覚を楽しめます。ゆったりとリラックスしながらサウナで体を温めたい方にはこの種類が向いています。
ただし、短時間でがっつり汗をかきたい人には物足りないと感じるケースもあります。サウナ初心者や高温が苦手な方におすすめです。

サウナの種類⑤塩サウナ

塩サウナは、スチームサウナやミストサウナの中で塩を使って肌をマッサージするタイプです。塩が角質ケアや血行促進につながります。美肌を目指す方にとってはエステ感覚で楽しめる種類のサウナといえます。
ただし、塩をこすりすぎると肌を傷める恐れも。自分の肌に合った使い方を意識することが大切です。
美容目的でサウナを取り入れたい方には魅力的ですが、施設数が少ないタイプです。体験したい場合は事前にどの施設にあるのかをチェックしておくことが重要です。

サウナの種類⑥薬草サウナ

薬草サウナは、サウナ室内にハーブや薬草を焚いたり、専用の薬草パックを入れて蒸気を発生させたりするスタイルです。薬草独特の香りと成分がリラックスやストレス解消を促します。アロマセラピーを受けているような感覚で楽しめるところが魅力です。
サウナ自体の温度や湿度は施設によってさまざま。いずれも、ハーブの香りが苦手でなければ心地よい時間を過ごせるはずです。疲労回復や安眠効果を期待したい方にとっては、ぜひ試してみたい種類のサウナでしょう。

サウナの種類⑦スモークサウナ

スモークサウナは、フィンランドの伝統的なサウナスタイルのひとつです。ストーブで長時間薪をいぶし、煙を充満させた室内で入ります。他のサウナとは異なる独特な香ばしさが特徴です。
日本ではあまり普及していない種類のサウナですが、アウトドア施設やサウナイベントで体験できることもあります。高温に加えて木や薪の煙が漂う独特の空気感が楽しめるので、自然やキャンプが好きな方には非常に魅力的です。ただし煙のにおいが気になる方には向かない面もあります。

サウナの種類⑧アイスサウナ

アイスサウナは逆転の発想で、氷や低温の環境を作り出した空間でクールダウンを楽しむサウナです。とても冷えた室内で体を冷やすことで血行が活性化。その後再び温かいサウナに戻るとより深いリラックス状態が得られると言われています。
こちらも日本ではあまり見かけませんが、海外の高級スパや一部のホテルで導入されています。温度差を活かしたサウナ体験を味わいたい方に人気です。 普通のサウナとは少し違ったものを楽しみたいサウナ上級者には面白いサウナです。

目的別サウナの種類の選び方

目的別にサウナの種類の選び方をまとめた図。

サウナとひと口にいっても、その楽しみ方や効果は人によって様々です。ここでは、代表的な目的別におすすめのサウナの種類を整理してみました。
サウナの効果については下記記事で詳しくまとめていますので、ご覧ください。

疲労回復・ストレス解消に適したサウナの種類

一日仕事を頑張ったあとや精神的に張りつめた状態から解放されたいとき。そんなときは、しっかり汗をかきながら自律神経を整えてくれるサウナがおすすめです。
例えば高温低湿のドライサウナ。短時間でも大量の汗をかきやすく、疲れを吹き飛ばすような爽快感を得やすいです。
もっとリラックス感を得たい場合は、フィンランド式サウナ。サウナストーンにアロマ水をかけて発生する蒸気にはリラックス効果が。熱い空気のなかでも心地よい香りに包まれると、心も体もほぐれていく感覚が味わえます。さらに、ロウリュで発汗作用が促進されます。発汗による血行促進によって、疲労回復やストレス解消など様々な効果を得られます。ストレスが多い方や睡眠不足ぎみの方にとって大いに役立つはずです。
短時間で一気にストレスを解消したい場合はドライサウナを、じっくりと疲れをほぐしたい場合はフィンランド式サウナを試してみてください。

美容・ダイエットに適したサウナの種類

美肌やダイエットを目的にサウナを活用するなら、スチームサウナや塩サウナ
スチームサウナは比較的低温ながら、高い湿度によって肌や髪をしっとり保ちやすいのが特徴です。熱さで息苦しくなることも少ないです。肌荒れしやすい方や、高温が苦手な方にも嬉しいポイントですね。
一方、塩サウナは肌の角質ケアをしながら発汗を促すことができます。このため、美肌を目指す方にも適しています。塩を使ったマッサージで血行を良くしながら汗をかけば、エステ感覚でデトックスできるはずです。
とはいえ、サウナ自体にはダイエット効果はありません。美容やダイエットのためには適度な運動や食事管理も大切です。ここにサウナの温熱効果を上手に取り入れることで、内側からのケアがよりスムーズになるでしょう。

サウナ初心者・高温が苦手な方に適したサウナの種類

サウナが初めてという方や、いきなり高温のサウナに入るのが不安な方には、ミストサウナやスチームサウナがおすすめです。
どちらも、息苦しさを感じにくい種類のサウナです。また、肌や髪にもやさしい環境が整っています。「サウナは熱すぎて体力的に負担が大きいのでは」と心配な方にも最適。ミストサウナやスチームサウナであればゆっくり入ることが可能です。初心者の段階では、一度に長時間入らずに汗をかくリズムをつかむのがコツ。無理なく快適に楽しむために自分に合った温度帯を探してみてください。
慣れてきたら、ドライサウナやフィンランド式サウナにも挑戦して、自分が心地よいと感じるスタイルを見つけるのも楽しいですよ。

様々な形のサウナと特徴

サウナの種類には、形や設置場所に応じた多様なスタイルがあります。大きな施設に設置されるものから、キャンプ場などアウトドアで楽しめるもの、家庭向けの小型タイプまで、現代のサウナは選択肢がとても豊富です。ここではユニークな形のサウナをいくつかご紹介していきます。

バレルサウナ

バレルサウナは、その名の通りワインやウイスキーの樽のような形状が特徴です。かわいらしい、丸みを帯びた外観。庭先などに設置しておけば、ちょっとしたリゾート気分を味わえるのが魅力でしょう。
樽状の構造はサウナ内の空気が効率的に循環しやすく、熱ムラが少なくなるともいわれています。木の香りも存分に感じられます。五感をフルに使って癒やされたい方にぴったりかもしれません。

テントサウナ

アウトドアでサウナを楽しみたいなら、テントサウナ。専用のテントとストーブを持ち込めば、自然のなかで手軽にサウナ体験ができます。テント内で十分に温まったあと、すぐ外の川や湖に飛び込んでクールダウンするのは、自然との一体感を存分に味わえる贅沢な時間です。
設営は少しコツがいりますが、「自分でサウナを作っている」という楽しさも。アクティブにサウナを楽しみたい人には打ってつけでしょう。

ホームサウナ(家庭用サウナルーム)

自宅でもサウナを楽しみたいという方には、家庭用サウナルームが注目されています。家庭用にコンパクト設計されたタイプなら、リフォームや新築時にバスルームに組み込むことも容易。また、既存物件の空きスペースに設置することも可能です。
時間や利用者を気にせず、好きなタイミングで汗を流せるのが大きな魅力。家族や友人と一緒に入ってコミュニケーションの時間にすることも。いつでもリラックスできる“自分専用の癒やし空間”を手に入れることができます

サウナの種類で探せる検索サイト

自分に合ったサウナの種類に狙いを定めたら、サウナの種類で施設を探せるサイトを活用してみましょう。自宅や職場の近く、旅先で探して色々なサウナを楽しんでみてください。ここでは代表的なサイトをご紹介します。

日本最大のサウナ検索サイト:サウナイキタイ

サウナイキタイは全国9630件のサウナ施設を掲載中。エリアやサウナの種類での絞り込みには勿論対応。他にもサウナや水風呂の温度など、マニアックな条件でも検索ができます。アプリ版有り。
サ活登録やサウナイキタイ登録など独自の機能が満載で、サ活がもっと楽しくなります。
2025年3月7日から、ハルビアが連携を開始!ハルビア製サウナヒーター導入施設を絞込検索できるようになりました!

サウナがみぢかになるサウナ専門口コミメディアサイト:SAUNA TIME

SAUNA TIMEには全国4673件のサウナ施設が掲載されています。エリアや駅名のほか、サウナの種類や温度、休憩スペースのタイプ等から検索できます。WEBのみ。口コミも載っているので参考になりますね。

ロウリュのできるフィンランド式サウナを探すなら:ハルビアエクスペリエンスマップ

HARVIA JAPANは、公式サイトにて、スペシャルマップ「HARVIA EXPERIENCE MAP “Hyvä Löyly!”(ヒュバ・ロウリュ)」を公開中。
ハルビア製のヒーター(ストーブ)は、全てロウリュ対応。つまり、ハルビア製品を採用している施設をマップにすれば、ロウリュができるサウナを効率よく探せるはず。そしてロウリュサウナの心地よさをたくさんの人に知ってもらえるはず。そんな思いから作られたのがこのマップです。 サ活やサ旅、はじめてのフィンランド式サウナ体験の際に、是非ご活用ください。
グーグルマップを利用しているので、施設の公式サイトにすぐアクセスすることができ、設備やアメニティの確認も簡単です。

フィンランド式サウナを自宅で楽しみたいなら、ハルビアのソポシリーズがおすすめ

サウナブームの中心、フィンランド式サウナ。フィンランド生まれのハルビアのヒーターは全てロウリュ対応です
「家でロウリュサウナを楽しめたらいいのに…」ロウリュサウナの気持ちよさに目覚めた方なら一度は考えたことがあるのでは?そんなニーズに応えて、家庭用サウナルームが販売されています。実は意外とリーズナブルに、簡単に実現できるってご存じでしたか?ロウリュができて高品質かつリーズナブルなおすすめサウナルームをご紹介します。

自宅サウナの費用についてくわしくはこちら

フィンランドの世界No.1ブランドが日本のために特別開発した「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。
SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。
ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

安心の<PS>E適合品

運転中、サウナヒーターは非常に高温になるため、火災のリスクをはらんでいます。購入の際は、日本の法規制に準拠した安全な製品を選びましょう。
一部の電気用品には電気用品安全法の規制が課されています。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。
ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。
また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

サウナに興味のある方必見!サウナの入り方やマナー、ロウリュのやり方、「ととのう」って何?などなど、気になる基本知識を解説。健康的に楽しむための注意点も要チェックです。

サウナの入り方:サウナについてこれだけは知っておこう

そもそもサウナとは?必要な持ち物は?「正しい」サウナの入り方ってあるの?「ととのう」とは?サウナって危険?等々、基本的な疑問について解説します。

サウナとは何か? 基本的な知識と楽しみ方

サウナは、身体を温めて汗をかくことでリフレッシュとリラクゼーションを提供する伝統的な入浴法です。フィンランド発祥の文化で、近年日本でも多くの人々に親しまれています。その魅力は多岐にわたります。心身をリフレッシュさせるだけでなく、血行促進や体内の老廃物の排出を助ける効果も。さらに、サウナに入ることでストレスが軽減され、精神的なリラックス効果も得られます。日常の疲れを癒すのに最適な手段と言えるでしょう。
サウナには色々なタイプがあります。現在のサウナブームの中心にあるのは、ロウリュが出来るフィンランド式サウナです。

サウナの入り方:必要な持ち物

必要な持ち物は訪れる施設によって異なることが多いです。お出かけ前に、施設の公式サイトやサウナポータルサイトなどで確認しておきましょう。
基本的に、シャンプー、コンディショナー、ボディソープはどの施設にも揃っています。こだわりがある場合以外はもっていかなくても大丈夫でしょう。
バスタオル、フェイスタオルもほぼ全ての施設で用意があります。ただし、レンタル料(数百円)がかかる場合も多いので、マイタオルを持参するとお得です。
クレンジングや洗顔料、水やスポーツ飲料、スキンケア用品などは持参をおすすめします。そのほか、サウナハットやサウナタオルなどを持っていくとサ活が充実します。

サウナの持ち物について詳しくはこちら

サウナの「正しい入り方」?「ととのう」とは?

Wellness and Relax、サウナはリラックスして楽しむものというイメージを伝える画像。湖の桟橋で横たわっている女性の画像。我慢や考えすぎにNGマーク。

「正しい」サウナの入り方としてサウナ→水風呂→外気浴のサイクルが色々な媒体で紹介されています。サウナでしっかりと汗をかき、水風呂で身体を引き締め、外気浴でリラックスすることで、気分がクリアになり、深いリラックスを感じられます。
“ととのう”とは、概して、これによって得られる心身のリラックス状態を指します。特に、心拍数の落ち着きを感じることができる外気浴は、このサイクルの鍵となります。サウナの熱と水風呂の冷たさが交互に刺激を与えることで、体内の循環を促進。身体がリセットされる感覚を味わうことができます。
これがまさに”ととのう”の醍醐味であり、多くの人がサウナを愛する理由の一つです。反面「ととのう」ことを目的にしすぎる傾向も。どういう状態になれば「ととのう」と言えるのかを突き詰めすぎて、「今日はととのえなかった」と、せっかくのサウナ体験にネガティブな評価をつけてしまうのは少し残念です。
サウナで一番大切なことは「楽しむこと」。実際、フィンランドではサウナの入り方に決まった「型」はありません。その日の気分や体調に合わせて、入り方のパターンは様々です。あまり難しく考えず、その日のコンディションに合わせて自由に楽しむことが、一番の「正しい入り方」かもしれません。

サウナは危険?注意しなければならないこと

サウナは心身の健康に様々なメリットをもたらします。同時に、身体に負担をかける行為でもあります。例えば、サウナのメリットをもたらす要因の一つである心拍数の上昇。健康な人にとっては心血管疾患のリスクの低下につながります。その一方、すでに心血管疾患を患っている方にとっては深刻なリスクを生みます。心臓疾患や高血圧のある方、心臓に負担をかけることについて注意が必要な方は、サウナ浴は避けたほうがいいでしょう。
また、発汗作用も健康効果を生む要素ですが、これは脱水のリスクもはらんでいます。サウナ後の水風呂も、メリットがある一方、ヒートショックのリスクが高い行為です。
サウナの健康効果は、基本的には現状健康な人向け。基礎疾患がある方や、体調の悪い方にとってはハイリスクな場合が多いということを念頭に置いておく必要があります。 サウナ利用時の健康上の注意点については後述します。是非しっかりチェックしてください。

サウナの危険性と安全にととのうための対策についてはこちら

ステップバイステップ: サウナの入り方

ここではサウナの入り方の詳細を解説していきます。

サウナ→水風呂→外気浴人気のサイクルを試してみよう

準備:

入浴前に軽くシャワーを浴び、身体を清潔に保ちます。シャワー後は水分をしっかりふき取りましょう。これによりサウナの熱が伝わりやすくなり、より効果的に汗をかくことができます。また、体を洗うことで毛穴が開き、発汗作用が高まります。

サウナ:

サウナマットを使用し、ベンチに腰掛けます。あぐらや体育座りなどで、足までベンチの上に乗せるのがおすすめです。サウナ室内にいる時間は10分が目安ですが、時間に拘らず、体調を優先しましょう。心地よい温度を感じるまで、無理せず、リラックスしながら入浴することが大切。サウナに入る際には、深呼吸を心がけ、徐々に体を慣らしていくことがポイントです。

水風呂:

サウナ後はシャワーで汗を流し、心臓に負担をかけないよう足からゆっくり水に浸かります。手桶が置いてある場合は、水風呂の水を脚や腕にかけてから入るのを推奨します。入水時は、急激な温度変化を避けるため、少しずつ体を慣らしてから入ると良いでしょう。水風呂には、身体を引き締めるだけでなく、心拍数を落ち着かせる効果もあります。

外気浴/内気浴:

水風呂後は、脈拍が落ち着くまでリラックスします。心身を自然に戻す大切な時間です。この時間をしっかりと取ることで、”ととのう”感覚をより深く味わうことができます。外気浴や内気浴の時間は、その日の体調や気分に応じて調整しましょう。基本的には、脈拍が落ち着くまで休むようにするといいでしょう。

フィンランド流サウナの入り方: 型にはまらない自由な体験

フィンランドでは、サウナは自由に楽しむことが基本です。ルーティンに拘らず、自分の心地よいペースでサウナを楽しむことを大切にしています。”ととのう”ことよりも、リラックスを重視することを忘れずに。
フィンランドの人々にとって、サウナは日常生活の一部。そのため、ルールにも柔軟性を持たせています。自分の身体と心の声を大切にし、その時々の気分や体調に合わせたサウナの楽しみ方を見つけること。真のサウナ体験と言えるでしょう。フィンランド流のサウナ文化では、友人や家族と一緒にリラックスする時間も大切にしています。

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サウナの入り方と体調管理の重要性: 無理せず、気持ちよく楽しむために

サウナは身体に負担をかけることもあります。体調が優れないときや空腹・満腹時、飲酒後の利用は避けましょう。特に高血圧や心臓疾患をお持ちの方は、利用を避けるか、医師に相談の上、無理せず楽しむことが大切です。サウナに入る前には、自分の体の状態を常に把握しておく。これも、健康的なサウナ体験のための第一歩です。
体調を崩さないためにも、無理をせず、自分に合ったペースでサウナを楽しむことが推奨されます。また、健康的に楽しむという観点を忘れないようにしましょう。

サウナの入り方:ロウリュの楽しみ方と注意点

サウナブームの中心、ロウリュサウナ。「ロウリュはサウナの魂」「ロウリュが出来ないサウナはサウナじゃない」とフィンランドの人々が口をそろえるほど、フィンランド式サウナにとってなくてはならない存在です。ここではその楽しみ方と注意点を解説します。

ロウリュとは

ロウリュは、サウナと同じくフィンランド語。löylyと綴ります。「サウナストーブの石に水を掛けて発生させる蒸気」を意味する単語です。こんな特定の蒸気を表す単語があるなんて、さすがサウナ発祥の地ですね。
日本では「サウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させること」を指す場合が多いです。 ロウリュが出来るのは、ヒーターの上に石を積んでサウナを温める、フィンランド式(ストーン対流式)サウナ。遠赤外線式や格納式のボナサウナではロウリュはできません。

ロウリュを楽しむサウナの入り方: 効果と注意点を知ろう

ロウリュの魅力を一覧にした画像。発汗の促進、サウナの健康効果アップ、心地よさ、アロマでリラックス。

ロウリュには、次のような効果があります。

①サウナ室内の湿度を上げる
②蒸気によって体感温度を上げる
③発汗作用を促進する

ロウリュによって蒸気が発生すると、体感温度が一気に上昇します。これによって発汗が促進され、サウナの健康効果にブーストがかかるというわけです。
一方で、体感温度が上がりすぎる場合も。ロウリュを前提としているフィンランド式サウナの推奨温度は70℃~80℃。ところが、日本では多くの商業施設が90℃~100℃以上に設定しています。この場合、高温の蒸気によって危険を感じるほど熱くなる可能性があります。やけどのリスクもあります。熱すぎると感じたら絶対に我慢せず、サウナ室を出るかヒーターから離れてください。

サウナの入り方:セルフロウリュの場合は周りへの配慮も忘れずに

施設によっては、利用者が自分でロウリュが出来る「セルフロウリュ」を実施しています。好きなタイミングでロウリュができるので人気です。ただし、蒸気の刺激が強すぎると感じる人もいるので、事前に一声かけて理解を得ることが大切。周りの利用者に一声かけるなど、配慮を忘れずに行いましょう。
また、蒸気の量を調節しながら、適度に楽しむことが推奨されます。周囲の状況を確認し、他の利用者に不快感を与えないよう心掛けましょう。
加えて、ロウリュは電気製品に水を掛ける行為です。つまり、頻繁すぎるロウリュはサウナヒーターの寿命を短くします。「15分に1回」など、施設のルールを守り適度に楽しみましょう。

ロウリュで使うアロマオイルの選び方と使い方

ロウリュではサウナヒーターに水を掛けますが、これにロウリュ専用のアロマオイルを入れることができます。蒸気と共にアロマに包まれるリラックス体験は、ロウリュサウナならでは。
ただし、運転中、ヒーター内部は400度以上の高温になっています。ロウリュ用でないアロマオイルや、濃度の高いアロマ水を掛けると、発火の危険があります。火災や怪我につながり、非常に危険です。アロマロウリュの際は、必ず専用のアロマオイルを使い、用法容量を守りましょう。
また、殆どの施設ではアロマオイルの持ち込みを認めていません。プライベートサウナなどでは好きなアロマを選んでロウリュ水に入れられるところも。この場合も用法容量についてのルールをしっかり守るようにしましょう。

ロウリュの魅力についてはこちらをどうぞ

サウナの入り方:基本的なマナー

サウナは共用スペースです。そのため、他の利用者への配慮が重要です。独自のルールを設定している施設も多いです。お出かけ前や入浴前に、注意書きをしっかり確認しましょう。

音や話し声に関する配慮

フィンランドにおけるサウナは交流の場所でもあります。フィンランドの公共サウナでは基本的に会話は禁止されていません。一方、日本のサウナ施設では黙浴をルールにしているところも少なくありません。その場合は施設のルールに従いましょう。また、会話OKの施設でも、非常識な声量で会話しないよう注意が必要です。

汗に関するマナーと注意点

共有スペースであるサウナ。サウナの入り方で一番問題になるのが、汗の処理。誰しも、他人の汗には極力触れたくないものです。とはいえ汗をかくのは自然なことですし、サウナのメリットでもあります。皆が気持ちよく過ごせるように、以下のことに気を付けましょう。

  1. サウナタオルを持ち込む
    汗がなるべくサウナ室内に落ちないよう、サウナタオルを首からかけておくようにしましょう。
  2. サウナマットを利用する
    殆どの施設で、サウナマットが用意されています。サウナ室のそばに用意されているものを持ち込んで使用するシステムになっているところも。他の人と共有するのが気になる場合はマイサウナマットを持ち込むのもおすすめです。
  3. 水風呂に入る前に汗を流す
    サウナから水風呂に直行して汗だくのまま水風呂に浸かるのはNG。水風呂前にはシャワーなどで汗を流してから入るようにしましょう。ヒートショックのリスクを下げる上でも効果的です。
  4. 使用後のサウナマットや椅子は水で流す
    使用したサウナマットはラックやかごに戻す前に、シャワーなどを使って洗いましょう。内気浴や外気浴で使用した椅子も、利用後に水で流すといいでしょう。施設によっては椅子の近くに洗浄用のシャワーが用意されています。ない場合は手桶等を使うと良いでしょう。

他の利用者に配慮して、気持ちのいいサウナ浴を

サウナ室内はスペースが限られています。足先まで温めるためには胡坐をかいたり体育座りをしたりしたほうがいいですが、混んできたら足を下ろして他の人の座るスペースを空けてあげることも必要です。また、外で待っている人がいる場合は早めに上がるなどの気遣いが必要な場合も。思う存分サウナ浴が出来ないのは残念かもしれません。それでも共有スペースであることを念頭に、配慮するようにしましょう。

サウナ利用時の健康上の注意点

前述の通り、サウナは健康上のリスクもはらんでいます。ここでは健康的にサウナを楽しむための入り方を解説します。

安全なサウナの入り方をまとめた画像。サウナに入る前に体を洗う等。

サウナに入る前の体調チェックポイント

体調不良時は、サウナのメリットがリスクになります。特に、下のような場合はサウナの利用を控えましょう。
・飲酒後や二日酔いの時
・空腹時や満腹時
・寝不足、過労など体調が万全でないとき
・ケガや炎症があるとき
少しでも健康上の不安がある場合は、サウナの利用を避けるか、医師に相談の上で利用してください。

サウナ浴も体調最優先で楽しむ

サウナ中も、体調を最優先にして、入浴時間や入浴方法を調整しましょう。入る前は特に不調を感じていない場合でも、サウナ浴中に不調を感じたら無理せずサウナ室をでることが重要です。
また、不調の時は水風呂をやめてシャワーで済ませるなど、負担の少ない入り方にするのもおすすめです。サウナは上に行くほど温度が高い為、下の段に座ることで負担を減らすこともできます。
身体からの不調のサインを見逃さず、サウナの入り方を柔軟に変えましょう。

サウナでの水分補給

サウナにはいると心拍数があがり、発汗作用で水分が体外に排出されます。一回のサウナ浴による発汗は約500ミリリットルと言われています。汗で失う水分をしっかり補給しなければ脱水症状の危険があります。一回のサウナ浴の間に水約1~1.5リットルの摂取が必要と言われています。
まずサウナ前にグラス2杯分(約500ミリリットル)。その後クールダウンの度に、グラス1~2杯分の水分を補給。そしてサウナ浴後もグラス1~2杯分の水を飲む。 このイメージで水分補給をするといいでしょう。

高血圧や心臓疾患を持つ方の注意事項

サウナによる健康効果は、健康体であること、が大前提です。サウナ浴は体温を急激に変化させる活動です。温冷交代浴は特に体温の上下が激しいため、入り方には特に注意が必要です。下記に当てはまる方はサウナ(特に高温サウナや極端に低温な水風呂)の利用を避けるか、サウナ浴の是非について主治医の判断を仰いでください。

自宅サウナなら自分の好きなようにサウナを満喫できる

自宅にサウナがあることによる利点を一覧にした画像。

自宅にサウナがあれば、好きな時に自由な入り方で楽しむことができます。また、家族や友人と共に、心地よいサウナタイムを過ごすことで、日常生活に新たな楽しみを加えることができるでしょう。自宅サウナは、日常の疲れを癒すための新しい方法として、多くの利点をもたらします。

自宅にサウナがあれば気分や体調に合わせて自由な入り方が可能

前述してきた通り、サウナ施設の空間は共有スペース。ルールを守る必要がありますし、他の利用者への配慮も必要です。その点、自宅サウナであれば、他の方に配慮する必要もなく、ルールも自由。更に、気分や体調に合わせて設定温度を変えることもできてしまいます。
中でストレッチをしたい日は低めの温度にしたり、体調を調整したい日は中温設定にしたり。好きなアロマオイルをつかうのも、好きな音楽をかけるのも、気分次第!友達や家族とおしゃべりをしながらサウナを気兼ねなく楽しむこともできます。
でも高いのでは…?と思った方に朗報ですが、設置費も維持費も、意外と手頃なんです。

フィンランド産、日本仕様の家庭用サウナルーム「ソポ」

おすすめは、ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)。サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。
SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。さらに、ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。
ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。
家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

サウナの温度設定と効果の違いを知ろう!フィンランドと日本のサウナの温度の比較や、目的に合わせた適切な温度、サウナヒーターの種類と温度の関係について解説します。結局何度がいいの?熱ければ熱いほどいいの?などなど、サウナの温度に疑問や興味を抱いているサウナ愛好家必見の情報です!

日本のサウナは本場より暑い!?フィンランドと日本のサウナ温度の違い

今や一過性のブームを超えて日本でも定着してきたサウナ。ロウリュの出来るフィンランド式サウナが人気です。ところで、実は日本のサウナの設定温度が本場よりかなり高いってご存じでしたか?ここでは日本とフィンランドのサウナ温度の違いや適切な設定温度について解説します。

日本のサウナの特徴と温度

日本のサウナは、一般的に高温で知られています。多くの施設では温度が90度以上に設定されており、場合によっては100度を超えることもあります。
短時間で効率的に発汗を促すことができるため、多くのサウナ愛好者に人気があります。一方で、高温による負担も考慮する必要があります。特に初めてサウナを利用する人や体調が優れない場合には、無理をせず適切な休憩を取ることが重要です。

フィンランドのサウナの特徴と温度

フィンランド式サウナは、水を熱した石にかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」が特徴です。この方法により、湿度が高まり、体感温度が上昇します。
本場フィンランドでは、一般的に70度から80度程度に設定されています。湿度が高いため、比較的低温でも十分に発汗を促すことができ、体への負担も少ないとされています。また、心地よい蒸気に包まれることで心身ともにリフレッシュすることができます。

フィンランド式サウナについて詳しくはこちら

適切なサウナの設定温度とは

それでは適切なサウナの設定温度はどれくらいなのでしょうか?それは、求める効果や体調によって異なるというのが結論です。こちらについては次のブロックで解説します。
とはいえ、フィンランド式サウナの特徴上、高すぎる設定はあまりお勧めしません
前述の通り、フィンランド式サウナはロウリュが前提です。ロウリュによって、空気よりも熱伝導率が高い水分が室内に満ちるため、体感温度が一気に上がります。つまり設定温度が高すぎると、ロウリュ後の体感温度が上がりすぎてしまうのです。
ロウリュをしたら熱すぎて目や鼻が痛くなった、サウナ室内にいられなくて慌てて外に出た…という経験があるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
サウナの本質は心身のリラックス。施設によっては超高温のハードなロウリュを売りにしているところもあります。ただ、安全性や心地よさの観点からすると、設定温度は高くても90℃程度に抑えるのをお勧めします。

サウナの温度が心身に与える効果や影響

現在主流となりつつあるフィンランド式サウナの温度については前述しました。ここではその他サウナの温度帯と、温度帯別の効果についても解説します。

サウナの種類と温度

サウナの種類は大きく分けて3種類。フィンランド式サウナは高温サウナに属します。
高温サウナ  温度:75~110℃  フィンランド式サウナ、一部の遠赤外線サウナ(ガスタイプなど)
中温サウナ  温度:60~70℃  一般的な遠赤外線サウナ、中温設定のフィンランド式サウナ(電気式)
低温サウナ  温度:40~60℃  ミストサウナ、スチームサウナ、塩サウナなど

高温サウナの効果

フィンランド式サウナと一部の遠赤外線サウナ(主にガス式の遠赤ストーブ)が該当します。
フィンランド式サウナはロウリュで湿度が上がるため、湿度は~40%程度。息苦しさや肌の乾燥を感じにくくなっています。対して、いわゆる「昭和のカラカラサウナ」である高温遠赤外線サウナの湿度は10%程度と低いです。
高温サウナは、短時間で大量の発汗を促すため、デトックス効果が非常に高いです。発汗によって肌の調子が良くなり、代謝も活発になります。また、血行促進効果も期待でき、筋肉の緊張を緩和し、リラックス効果も得られます。
ただし、高温サウナは体への負担も大。長時間の利用は避け、適切な水分補給と休憩を取ることが重要です。 また、熱すぎるサウナや乾燥しすぎているサウナは、肌や髪にダメージを与える可能性もあります。サウナハットやタオルなどを利用して保護し、サウナ後に適切なケアを実施しましょう。

中温サウナの効果

遠赤外線サウナ(主に電気式)とフィンランド式サウナが該当します。
湿度は10~15%と低めですが、温度も低いので息苦しさは感じません。
遠赤外線式は、他のサウナよりも低い温度でより激しい発汗を身体に促します。中温サウナは高温サウナに比べて温度が低いため、循環器系の問題を抱える人にも適しています。また、リラックスしながら読書をするなど、複数のことを同時に行うのに最適です。
電気式ヒーターのフィンランド式サウナも温度設定により、中温で楽しむことができます。ロウリュで体感温度を上げながらゆっくりリラックスしたいときにおすすめです。

低温サウナの効果

ミストサウナやスチームサウナなどが該当します。
湿度は90~100%。湿度が高いため熱が伝わりやすく、低温ですがしっかりと温まることができます。 低温サウナは、比較的長時間リラックスして入ることができるのが特徴です。体への負担が少なく、心地よい温度でじっくりと汗をかくことができます
低温サウナは、ストレス解消やリラクゼーション効果が高く、心身のリフレッシュに最適です。また、湿度が高い環境では、呼吸器系にも良い影響を与えるため、風邪予防や喉のケアにも効果的です。肌や髪への保湿効果もあります。

目的や体調に合わせたサウナの温度の選び方

前述の通り、サウナの温度によってそれぞれ異なる効果があります。ここでは、目的別に最適な温度や、サウナ室内での位置と温度の関係を解説します。

リラックスしたいときの最適な温度

リラックスしたいときは、低温~中温のサウナがおすすめです。
身体への負担が少ないので、体調が万全でないけれど温まりたいというときも低温~中温サウナがいいでしょう。遠赤外線サウナは筋肉の痛みや苦痛の軽減に効果があり、スチームサウナやミストサウナは呼吸器系のケアに効果があります。気分や体調などに合わせてサウナを選択しましょう。
フィンランド式サウナの場合はロウリュの水に専用のアロマオイルを混ぜて、アロマロウリュをすると更にリラックス効果が高まるのでおすすめです。

デトックス効果を高めたいときの最適な温度

デトックス効果を高めたい場合は、高温サウナが適しています。
短時間で集中的に汗をかくことで、体内の老廃物を効率よく排出することができます。
ただし、体への負担も大きいため、適切な水分補給と休憩を忘れずに行いましょう。また、体調が優れない場合は無理をせず、低温サウナに切り替えることも一つの方法です。

サウナの温度と場所の関係

特にフィンランド式サウナの場合、サウナ室内の温度は場所によって異なります。温められた空気は上に向かうためで、高い位置の方が温度は高くなります。
ベンチの高さが数種類ある場合、下段と上段を温度で使い分けるのもおすすめです。効率的に汗をかいてデトックスを促進させたい場合は上段、一休みしたい場合は下段など移動する…といった具合に一度のサ活で温度帯を変えることもできますよ。

サウナヒーターの種類とサウナの温度の関係

サウナの種類と温度帯は前述の通りですが、フィンランド式サウナが高温と中温の両方に出てきていたことにお気づきでしょうか?実は、一言でフィンランド式サウナといっても、ヒーターのタイプによって適した温度帯が違います。ここではヒーターのタイプと適した温度帯、そして温度の設定方法の違いを解説します。

ヒーターのタイプによる温まり方の違いを図で解説しています。石が多いヒーターは対流熱がメインなので柔らかい熱が楽しめます。石が少ないヒーターは対流熱と輻射熱の両方で温めるため、早く温まりますが柔らかさは控えめです。

中温サウナに適したサウナヒーター

フィンランド式サウナのサウナヒーターの特徴はサウナストーン。フィンランド式サウナではヒーターで加熱された石が室内の空気を温めます。この空気を介した熱は対流熱と言われ、ヒーターから直接伝わる熱(輻射熱)に比べて非常に柔らかく感じます
中温サウナに適したヒーターはこの対流熱の割合が高いヒーター=ストーンの数が多いヒーター。ヒーター全面に石が配置されているものがこれにあたります。
ハルビアのサウナヒーターでは、シリンドロシリーズやスピリットシリーズ、レジェンドシリーズが該当します。
部屋を温める前に石を温める仕組みのため、適温になるまでに時間がかかりますが、柔らかな熱に包まれてじっくり温まることができます。
【石が多いヒーターの特徴】
〇フィンランド式サウナ本来の柔らかな熱を味わえる
△部屋を温めるのに時間がかかる=高温設定にしたときのエネルギー効率が悪い
△石が多いのでメンテナンスが大変 ➡中温設定のサウナ、少人数用のサウナ室におすすめ

高温サウナに適したサウナヒーター

100℃前後の高温でフィンランド式サウナを楽しむ場合は、ストーンの数が少ないヒーターが最適
ストーン部分から生まれる対流熱と、本体から直接身体を温める輻射熱を併用するタイプで、箱型のヒーターの上部に石が積まれているものが多いです。
ハルビアのサウナヒーターでは、キップシリーズやクラブシリーズ、ヴィルタプロがこれに該当します。
輻射熱は遠赤外線式のように直接身体を温める熱なので、対流熱のみのタイプよりも早く温度を上げることができます。ただし、直接的な熱が大きい分、熱の柔らかさは控えめ。設定温度によってはヒリヒリ感を感じることもあります。
【石が少ないヒーターの特徴】
〇部屋が早く温まる=高温設定にしたときのエネルギー効率がよい
〇石がすくないのでメンテナンスが容易
△フィンランド式サウナ特有の熱の柔らかさは控えめ ➡高温設定のサウナ、大人数用のサウナ室におすすめ

温度設定とサウナヒーター

フィンランド式サウナのサウナヒーターの加熱方式は、電気式と薪式の二種類。薪式の場合は温度設定ができません。電気式には、液晶コントローラーで設定が出来るタイプと、本体についたダイヤルで設定するタイプがあります。
前者は液晶パネルから1℃単位で温度が設定可能。後者の場合は弱・中・強のような大まかな温度帯で設定できます。 正確に設定したい場合はコントローラー式をお勧めします。正確な温度設定は必要ない、という方には、より安価なダイヤルタイプがおすすめです。

自宅サウナなら好きな温度でととのえる

さて、サウナの温度別の効果などをお伝えしてきましたが、色々な温度設定やサウナタイプの商業施設を把握しておいて、体調や気分に合わせて選ぶ…というのはあまり現実的ではありませんよね。その点、自宅にサウナがあればいつでも好きな温度で楽しむことができます。ここでは多々ある自宅サウナのメリットのうち、温度に関するものをご紹介します。

でも普通の人には自宅サウナなんて手が出せないんじゃないの…?という方はぜひこちらをお読みください

サウナの温度と自宅サウナのメリット

サウナの温度に関わる自宅サウナのメリットといえば、自由に温度を設定できること。自分の体調や目的に合わせて最適な温度を設定することができます。例えば、リラックスしたいときには低温に設定し、デトックス効果を高めたいときには高温に設定することが可能です。

家族全員がそれぞれ好みの温度でサウナを楽しめる

自宅サウナなら、家族全員がそれぞれの好みに合わせて温度を調整可能。誰もが快適にサウナを楽しむことができます。フィンランドにおいて、サウナは家族のコミュニケーションの場でもあります。温度を低めに設定してお子さんと一緒に入ったり、という活用もおすすめです。スマホを置いて一緒に汗をかくひと時は、日々の生活においてもかけがえのない時間になるはずです。

自宅サウナでの温度設定の注意点

自宅サウナで気になるのは電気代。当然ですが、設定温度が高いほど電気代は高くなります。サウナに入る際は、暖機運転と入浴、入浴後の乾燥運転で1回3時間ほど運転が必要です。電気代が気になる方は、この点でも温度に注意を払いましょう。とはいえ、1~2人用のサウナルームを3時間運転させた場合の電気代はおよそ300円程度。施設に行くよりもお得です。

好きな温度で快適にととのいたいなら…ハルビアのソポシリーズがおすすめ

自宅サウナを導入して好きな温度で快適にととのいたい!そんな方には、サウナ&スパの世界No.1ブランド ハルビアの純正サウナルームがおすすめです。手軽なダイヤルタイプのヒーターが標準付属されていますが、1℃単位で設定したい場合は液晶コントローラー式のヒーターに変更も可能です。

フィンランド産、日本仕様の家庭用サウナルーム「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。もちろん<PS>E適合品です。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

朝サウナの驚くべき効果!健康とパフォーマンスを向上させる方法を徹底解説。朝の時間を有意義に変える秘訣とは?

朝サウナとは?

サウナーの間で話題の「朝サウナ」。朝ウナ(あさうな)と呼ばれたりもしますが、つまりは朝、サウナに入ること。どちらかというと夕方や夜に入ってリラックスするイメージが強いサウナですが、朝のサウナも人気です。ここではおすすめの入り方や施設の探し方などを解説します。

朝サウナでオススメの入り方

朝サウナでおすすめなのは、意識をシャキッと起こしてくれる入り方。
ただしこれは、夜眠っていて日中活動するライフスタイルの方向けです。夜に活動をして日中休むスタイルの方には、朝サウナでも、一般的な「ととのう」サウナの入り方をおすすめします。
意識をシャキッとさせるサウナの入り方を一言でいうと「サウナ短め、水風呂しっかり、休憩は最低限」。 夕方サウナの「ととのう」サイクルを サウナ10分+水風呂1分+休憩10分を3セット(約60分) とすると、朝サウナのおすすめは、 サウナ5分+水風呂2分+休憩5分を2セット(約20分) この入り方で、休憩は寝転がったり目を瞑ってリラックスせず、できれば立ったままにしましょう。この入り方なら、覚醒を司る交感神経を優位にできます。日中活動する人の朝サウナにぴったりです。

用意するもの

朝サウナだけに必要な持ち物は、特にありません。ただし、効率的に水分補給できるスポーツドリンクなどの用意はおすすめします。朝は睡眠中の発汗によって身体の水分量が通常より低い状態にあるからです。水分補給は、普段のサウナよりも意識してしっかりと行いましょう。 その他、朝サウナにおすすめの持ち物は、化粧水などのスキンケア用品血行が良くなった肌に水分を補給すると、顔の印象が格段に良くなります。男女問わず、朝サウナ後のスキンケアはとてもおすすめですよ。

利用できる施設の探し方

朝サウナできる施設は、検索エンジンで「朝サウナ 施設」と検索すると紹介記事が沢山出てきます。注目度がわかりますね。ロウリュのできるフィンランド式サウナで朝サウナしたい!という方には、サウナ&スパの世界No.1ブランド ハルビアが提供している「ハルビアエクスペリエンスマップ」がおすすめ。ハルビアのサウナヒーターは全てロウリュ対応なので、このマップに掲載されていれば必然的にロウリュのできるサウナです。近くのサウナを探して、営業時間を確認してみましょう!ロウリュのできる施設に絞って探すことができますよ。

ロウリュのできるサウナ施設探しはこちらがおすすめ

朝サウナにおすすめの時間帯

朝サウナにおすすめの時間帯は、6時~9時くらい
なぜかというと、このあたりの時間帯を「朝風呂タイム」として割引料金にしている施設が多いからです。(※朝の営業時間は施設によって異なります) 9時から始業の方は、遅くとも朝7時には開店している施設を選ぶと安心ですね。職場の近くで朝営業している施設を見つけて、サウナ後そのまま出勤、というスタイルもおすすめです。
ただし、女性はメイクアップ用品をフルセットもっていかなければいけないのでちょっとハードルが高いかも。その場合は家の近くで朝サウナして、家に戻って支度をするほうが楽かもしれません。
ちなみに、この悩みは、自宅にサウナを導入すると完全解決できますよ!この機会に自宅サウナを検討してみるのもいいかもしれません。

女性サウナー向けのお役立ち情報はこちらから

朝サウナのメリット

朝サウナをするとどんないいことがある?そんな疑問を解決します。

朝サウナのメリットをまとめた図。
頭がすっきりする、疲労解消、集中力向上、むくみがとれる、肌ツヤアップ、特別料金でサ活出来る、人が少ない

眠気を解消して頭がすっきりする

人の体は、呼吸、血液循環、消化などを調整する自律神経によって制御されています。この自律神経には、交感神経と副交感神経の二種類があります。交感神経はいわばアクセル。副交感神経はブレーキ。つまり、活動するべきタイミングで働くのが交感神経、リラックスするべきタイミングで働くのが副交感神経です。 朝起きた状態の体は、副交感神経が優位。このせいで、頭がぼんやりしていわゆる「寝ぼけ」た状態だったりするわけです。
一方、サウナに入ると、温浴や温冷交代浴(サウナ➡水風呂)の刺激で交感神経が優位になります。これによって、眠気が飛び、頭がすっきりします。 つまり朝サウナに入ると、午前中からフルパフォーマンスで活動できる、というわけです!

疲労の解消と集中力の向上

何かを学んだり、考えたり、新しいアイデアを生み出すためには集中力が必要です。この集中力を生み出すのは言わずもがな、脳。ですが、現代人の脳は様々な刺激にし対応し続けなければならず、脳疲労が溜まっていると言われています。
脳疲労を解消するシンプルな方法は「目を閉じて、心を落ち着かせ、その瞬間にだけ集中して呼吸する」こと。
おや?これは?と思ったサウナーの方、正解です。サウナは入っているだけで、脳疲労解消になるんです。 朝サウナに入って脳疲労をリセットすれば、午前中から集中力を発揮することができます。クリエイティブな発想も浮かびやすくなるので、クリエイター系の方にもおすすめですよ。

むくみが取れ、肌ツヤが良くなる

朝起きると顔がむくんでいることが多い…大事な商談があるのに顔色が悪い…。そんな悩みをお持ちの方にも朝サウナがおすすめ。
むくみの主な原因は、何らかの原因で、皮膚ないし皮膚の下に水分が溜まっているせい。サウナでは大量の汗をかくので、この水分を減らすことができます
また、サウナに入ると血行も促進されます。皮膚細胞の周りにある毛細血管の血流も良くなるので、顔色も健康的に。また、肌のツヤも出ます。さらに習慣化することで、皮膚細胞の代謝が活発になって美肌効果も期待できますよ。
朝サウナでむくみを取って肌ツヤをアップさせ、”良い顔”で一日をスタートさせましょう!人と会う大事な予定や、大きなプレゼンがある日の朝はサウナに入る、という習慣にするのもおすすめです。

サウナの健康効果について詳しくはこちら

人が少ないので快適にサ活できる

夕方のサウナは特に混みあいますよね。人気施設では、施設に入るまでに並んで、サウナ室に入るのにも並んで…ということも少なくありません。
その点、朝サウナなら人が少ないので待ち時間なく快適にサ活ができます
また、セルフロウリュの施設の場合、人が少ない時間帯は特に狙い目。ロウリュの頻度が少ない為、サウナストーンはアツアツ状態のことが多いです。このタイミングでロウリュすると、普段より沢山蒸気を浴びられる可能性が高いですよ!早起きは三文の徳、というやつですね。

朝の特別料金でお得にサ活できる

朝サウナはお財布にもメリット有り。利用者の少ない朝の時間帯は、通常より安い特別料金を設定している施設が多いです。早起きは三文の徳その2ですね。ご自宅や職場の近くはもちろん、お休みの日に、いつも混雑であきらめている人気施設で朝サウナも良いですよ。サウナの後はご飯もおいしくなるので、浮いたお金で朝ご飯を食べに行くと、更に良い休日になるかもしれませんね。

朝サウナの取り入れ方

メリットだらけの朝サウナ。どうやって日常に取り入れればよいのか、習慣化のコツとおすすめのパターンをご紹介します。

朝サウナを習慣化するコツ

朝サウナの最大の壁は、早起き。体にいいことは分かっていても、早起きできない…という方も多いと思います。アラームで目が覚めても、どうしても二度寝の誘惑に負けてしまうこと、ありますよね。
これに勝つコツは…
朝起きたらストレッチをする: 寝たまま出来る寝起き用ストレッチなどで目を覚ますと、頭がすっきりして二度寝の誘惑を振り払えます。起きてしまえばこっちのもの。サウナに向かいましょう。
お気に入り施設の会員権や回数券を買ってしまう: 思い切って、朝サウナで利用しやすい施設の会員権や回数券を買ってしまうのも有りです。施設によっては朝や午前中専用のサブスク入り放題プランが有るので、是非調べてみましょう。
朝サウナ用バッグを用意しておく: サウナハットやタオル、スキンケア用品などを入れた朝サウナ専用バッグを用意しておくのもおすすめです。前の日に用意してしまえば、朝サウナに行くモチベーションも上がります。出かける前の手間も一つ減るので、重い腰も上がりやすくなるかも

忙しい朝でもできる短時間サウナ

朝は忙しくてサウナに時間がかけられない…という人にも朝サウナはオススメです。なぜなら、前述の通り、朝におすすめの入り方は時短だから。 交感神経を優位にする「サウナ5分+水風呂2分+休憩5分を2セット」の入り方なら、着替えや身支度の時間を入れても1時間程度。1時間の早起きなら、習慣化するのも難しくなさそうです。 もっと短縮したい方は思い切って自宅に家庭用サウナルームを導入してしまうのも手です。家➡サウナの為の身支度をしなくて済むので、かなり時短になりますよ。

朝サウナと併用する運動

朝サウナは朝のトレーニングとも相性抜群。サウナには血行促進によって筋肉疲労を軽減する効果もあります。すでに朝のトレーニングが習慣化している方は、その後にサウナを取り入れるのがおすすめです。最近はサウナ付きのランニングステーションも増えています。脱衣所をロッカー代わりにできる銭湯ランニングサービスもありますよ。朝サウナと一緒に朝ランも始めてみようかな、という方は、そういった施設を探してみましょう。

朝サウナと食事の関係

サウナ後は、血行の促進により、胃腸の動きが活発になります。サウナのあとにお腹が空くのはこのせい。
また、サウナの後のごはんはいつもよりおいしく感じますよね。発汗によって、塩分や糖分、クエン酸が消費されます。そのため、サウナ後は、塩味・甘味・酸味を普段より感じやすいといわれています。
つまり、朝サウナには、朝ご飯をいつもよりおいしく感じさせてくれるというメリットが!朝ご飯は午前中の活動の大切なエネルギー源。食べたほうがいいとはわかっているけどお腹が空かない…という人も、朝サウナで健康生活を始めてみましょう。

朝サウナの注意点とリスク

いいことづくめの朝サウナですが、入り方によってはリスクも。ここでは注意点をまとめて解説します。

朝サウナの注意点をまとめた図。
二日酔いや満腹時は避ける、普段以上にしっかり水分補給、交感神経を意識して短めに

避けるべき状況と体調

サウナは健康に様々な効果をもたらしますが、一方で、リスクになることも多い活動です。下記のような状況の時は、朝サウナも避けましょう。
二日酔いの時:脱水症状を引き起こす恐れ有
満腹時:消化不良の恐れ有
その他体調に不安がある時
また、極端な空腹時も、低血糖発作を起こす可能性があるので危険です。サウナ前に空腹を感じるときは、軽く何か口に入れておくことをお勧めします。

朝サウナの温度と時間

朝サウナにおすすめの温度と時間は、中温(80度前後)×短時間サウナ5分+水風呂2分+休憩5分を2セットという入り方を前半でお勧めしました。なぜ一般的に言われる「サウナ10分+水風呂1分+休憩10分×3セット」を朝サウナにおすすめしないのか。それは、この入り方をしてしまうと、副交感神経が優位になってしまうから。つまり、シャキッと目覚めたいのに、リラックスのスイッチが入って眠くなってしまうからです。
朝サウナの場合は、サウナはいつもより短め、水風呂は少し長め、休憩でもリラックスしすぎないようにするのがおすすめです。 熱すぎるサウナも同様に身体が疲れてしまうので、中温(80度前後)がおすすめ。ただしここは個人差もあるので、ガツンと熱いサウナに短時間入ったほうがすっきりする!という場合は高温のサウナに短い時間入って、水風呂でしっかり冷やす、というのもありです。

水分補給の重要性

朝サウナで特に重要なのが水分補給。朝の身体は、睡眠中の発汗によって水分量が減っています。この状態でサウナに入ると脱水症状のリスクが高いです。朝サウナの時は、いつも以上に水分補給に気を付けましょう一回のサウナ浴による発汗は約500ミリリットルと言われています。
まずサウナ前にグラス2杯分(約500ミリリットル)の水を飲み、その後クールダウンの度に、グラス1~2杯分の水分を補給し、サウナ浴後もグラス1~2杯分の水を飲むイメージで水分補給をするといいでしょう。

適切な休息とクールダウン

朝サウナでは、クールダウンと休息の仕方も重要です。リラックスしてしまうと副交感神経が優位になり、眠くなってしまいます。水風呂をいつもより長めにして、休息(内気浴や外気浴)時もリラックスしすぎないようにしましょう。インフィニティチェアでリラックスするのは避け、椅子に浅く腰掛けて目は瞑らずに心拍数の落ち着きを待つか、立ったまま安静にするといいでしょう。

朝サウナ習慣におすすめなのは自宅サウナ

メリットだらけの朝サウナ。強いてデメリットを上げるなら、忙しい朝に時間を捻出するのが難しい…というところでしょうか。特に家から外に出るまでの身支度と、サウナが終わった後の身支度で二回身支度しなければならないのもネック…。そんなデメリットを一挙に解決するのが、自宅サウナです。家にサウナがあれば、いつもより少し早起きするだけで朝サウナできます! おすすめの家庭用サウナルームをご紹介します。

サウナの効果を堪能!家庭用サウナルーム「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。フィンランド語で”かわいい”を意味するその名前の通り、最小サイズは約96センチ角と非常に省スペースです。1人用、1~2人用、2~3人用の3サイズを展開しており、ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

ハルビア ソポはオールインクルーシブで160万円台から

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。もちろん<PS>E適合品です。

自宅サウナの費用について詳しくは

安心の<PS>E適合品

自宅サウナを選ぶ前に知っておきたいのが、関連する法規制。「PSE適合品」や「PSEマーク」という表示を目にしたことはないですか?
PSE適合品とは、「電気用品安全法」に則った検査等をクリアしている製品です。適合が認められた場合のみPSEマークを表示することができます。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。自宅サウナを検討する際は<PS>Eマークの有無を必ず確認しましょう
ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています

検討、購入、設置、アフターサービスまで安心のサポート体制

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用なら3年間の長期保証が適用される為、消耗部品の交換費用も保証期間内はかかりませんし、もしもの時も安心です(※ 取扱説明書記載の保証書内容に基づきます)。また、全国のハルビアサウナディーラーは、ソポ等のサウナルームを実際に体験いただける、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。是非お出かけいただき、ご納得の上お買い求めください。

絶対に試して欲しい!ロウリュサウナとは

サウナブームの中心、ロウリュサウナ。「ロウリュはサウナの魂」「ロウリュが出来ないサウナはサウナじゃない」とフィンランドの人々が口をそろえるほど、フィンランド式サウナにとってなくてはならない存在「ロウリュ」。そもそもどういう意味なの?というところから解説していきます。読み終わるころにはロウリュサウナに入りたくて仕方なくなるかも?!

ロウリュとは?

ロウリュは、サウナと同じくフィンランド語。löylyと綴ります。「サウナストーブの石に水を掛けて発生させる蒸気」を意味する単語です。こんな特定の蒸気を表す単語があるなんて、さすがサウナ発祥の地ですね。 日本では「サウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させること」を指す場合が多いです。 ロウリュが出来るのは、ヒーターの上に石を積んでサウナを温める、フィンランド式(ストーン対流式)サウナ。遠赤外線式や格納式のボナサウナではロウリュはできません。

アウフグースとの違い

ロウリュ=熱波のことだと思っていた!という方も中にはいらっしゃるかもしれません。実際、混同した記事等もしばしば見かけます。ロウリュはあくまで蒸気や、蒸気を発生させる行為のこと。サウナ室内の蒸気をタオルで煽って熱波を発生させる行為は、アウフグース(Aufguss)と呼ばれます。 ちなみに、アウフグースはドイツ語で、発祥もドイツ。アウフグースをする人のことはアウフギーサーと呼ばれます。日本では熱波師という名称がサウナーの間で定着していますね。

ロウリュにはどんな効果がある?

ロウリュには、次のような効果があります。

①サウナ室内の湿度を上げる
②蒸気によって体感温度を上げる
③発汗作用を促進する

ロウリュの効果をまとめた図。
サウナ室内の湿度を上げる、蒸気によって体感温度を上げる、発汗作用を促進する

ロウリュによって蒸気が発生すると、体感温度が一気に上昇します。サウナの温度が高すぎると、非常に高温になります。このため、本場フィンランドにおけるサウナの設定温度は60度~80度。ここからロウリュで体感温度を80~90度前後に上げるサウナ浴が一般的です。
また、湿度と体感温度の上昇に伴い、発汗も促進されます。発汗には様々な健康効果がありますから、フィンランド式サウナは、より健康効果の高いサウナと言えるでしょう。

ロウリュサウナの魅力とは?3つのポイントを紹介

なぜ今ロウリュサウナが人気なのか?その理由は、現代の日本人のニーズと合致するポイントが多いためと考えられます。健康、リラックスなど…最近注目されているこれらのワードも、ロウリュサウナと親和性が高いんです。

ロウリュの魅力をまとめた図。
発汗が促進される、サウナの健康効果がupする、心地よくサウナ浴出来る、アロマでリラックスできる

発汗促進で健康効果がアップするロウリュサウナ

前述の通り、ロウリュには発汗を促進する効果があります。そしてサウナ浴と発汗には、以下のような健康効果があります。

・血行促進
・疲労回復
・皮膚の健全化
・自律神経のバランス調整

ロウリュのないサウナでも健康効果は得られますが、ロウリュによって発汗が促進されることにより、この効果が増大すると考えられています。

ロウリュサウナは湿度で心地よくサウナ入浴ができる

ロウリュサウナの特徴はやはり湿度の高さ。ロウリュのできるフィンランド式サウナは、乾式サウナの中でも湿度が高めです。フィンランド式サウナが他の乾式サウナ(遠赤外線式など)と比べて心地よく、ゆっくりサウナ浴が出来る理由はここにあります。また、ゆっくりとサウナ浴できることでしっかり発汗することができ、健康効果も高まります。

ロウリュサウナならアロマを楽しめる

ロウリュではサウナヒーターに水を掛けますが、これにロウリュ専用のアロマオイルを入れることができます。バーチ(白樺)やパイン(針葉樹)、タールは、フィンランドで伝統的に好まれている香り。そのほか、ラベンダーやレモンやミント、ベリーなど、気分に合わせて様々なアロマも楽しめます。蒸気と共にアロマに包まれるリラックス体験は、ロウリュサウナならではです。

サウナの健康効果について詳しくはこちら

水のかけ方でも違う?ロウリュの正しい方法と手順

ロウリュサウナは体験してみたいけど、手順が分からない、勝手にやっていいの?などなど、疑問もありますよね。ここでは正しい方法と手順をご紹介します。

ロウリュの準備

自宅のサウナなど、自分でロウリュの準備をする場合の手順をご紹介します。

必要なもの:
バケット(桶)
ラドル(柄杓)
ロウリュ用アロマオイル
水(ぬるま湯が◎)

必要なものを準備したら、バケットに水を入れ、お好みでアロマオイルを混ぜます。また、アロマオイルは必ず、ロウリュ専用の物を使用。容器などに記載されている希釈度を必ず守りましょう。

ロウリュの手順

サウナヒーターが十分温まっている(サウナ室内が十分温まっている)こと、サウナストーンの表面が乾いていることを確認してから、ロウリュします。 ちなみに、ロウリュ1回あたりの水の量は柄杓1~2杯が最適

掛け方は楽しみ方で2通り:
蒸気を長くゆっくり楽しみたい場合……柄杓を動かさず一カ所に水をそそぐ《一点集中ロウリュ》
蒸気を短く一気に浴びたい場合……広範囲の石に水がかかるよう柄杓を回す/水を撒く《広範囲ロウリュ》

ロウリュの仕方2パターンと、それぞれの違いを解説した図。
1.一点集中ロウリュ=長くじっくり蒸気が出る
2.広範囲ロウリュ=一気にガッツリ蒸気が出る

柄杓を回したり水を撒くようにロウリュすると、表面にある石に水がかかり、パワフルなロウリュに。一カ所に注ぐとヒーター内部の石まで水が届き、じっくり長く蒸気が湧き出すロウリュになります。気分に合わせて楽しみましょう。

ロウリュの注意点

サウナヒーター、サウナストーブは、運転時非常に高温になります。また、サウナヒーターは電気製品です。ロウリュの仕方を間違えると、故障や火災、怪我の恐れがあります。そのため、注意点は必ず守りましょう。

ロウリュ時の注意をまとめた図。
・発火、怪我の恐れがあるので危険:ロウリュ用以外のアロマオイルの使用、規定以上の濃度での希釈
・故障の可能性があるので注意:ヒーターが温まりきっていない状態でのロウリュ、頻繫過ぎるロウリュ

・ヒーター(ストーブ)が完全に温まってからロウリュする
・サウナストーンの表面が乾いてからロウリュする
・頻繁にロウリュしすぎない
・アロマはロウリュ専用アロマを使う
・アロマは正しく希釈する

ヒーターやストーンが熱くなっていないと、ロウリュの水がすぐに蒸発せず、ヒーター内部に水が到達。すると、中心にある加熱用部品(ヒーターエレメント)に水がかかり続けると故障の原因になります。 また、ロウリュによってヒーターの温度が下がる為、頻繁なロウリュも故障の原因になります。少なくとも15分は間隔を開けるのが理想的です。
そして運転中、ヒーター内部は400度以上の高温になっています。ロウリュ用でないアロマオイルや、濃度の高いアロマ水を掛けると、発火の危険があります。火災や怪我につながり、非常に危険です。アロマロウリュの際は、必ず専用のアロマオイルを使い、用法容量を守りましょう

ロウリュサウナ後のアフターケア

ロウリュをしたサウナ浴の後は、サウナ室の水気を処理する必要があります。ロウリュの際に下へ落ちた水を拭き、ドレインパンがある場合はたまった水を捨てましょう。また、サウナ室内の湿気を放置するとカビの原因になります。使用後は乾燥させるために、ヒーターを30分~1時間、そのまま運転させて部屋を乾燥させましょう。

サウナロウリュのよくある疑問と回答

ロウリュについてよく聞くQ&A!疑問を一気に解決しましょう。

ロウリュは誰でもできるの?

ロウリュできる商業施設には、オートロウリュとセルフロウリュ、そしてスタッフによる定期ロウリュの3パターンがあります。

オートロウリュ:その名の通り、機械制御の自動ロウリュ。ヒーターの上にロウリュ用の機械(スプリンクラーのような散水タイプが多い)がついています。機械制御で設定時間(15分に1回等)ごとに自動でロウリュされます。このため、利用者はロウリュできません。
セルフロウリュ:利用者がロウリュできます。「15分に1回」「ロウリュする前に他の利用者に声をかける」など、ルールが設けられている場合が多いので確認しましょう。例えば、ロウリュの度に砂時計を返して、砂が落ちきったら次のロウリュができる、という決まりになっているところも多いです。
スタッフによる定期ロウリュ:バケットとラドルを持ったスタッフが、ロウリュをしに来てくれます。この場合も15分に1回など、タイミングが決まっている場合が多いです。時間を見計らってサウナ室に入るといいでしょう。

ロウリュの頻度はどれくらいが良いの?

「ロウリュの注意点」で書いた通り、頻繁過ぎるロウリュはヒーターの故障の原因になります。少なくとも15分は間隔を開けたほうがいいでしょう。サウナストーンが乾ききっていることを確認してからロウリュすると確実です。また、ロウリュをしても蒸気があまり出ない、勢いが明らかに弱い場合も、温度が低くなっているサインです。少し間隔をあけてロウリュするようにしましょう。

アロマオイルは何を使ってもいいの?

アロマオイルは、必ずロウリュ専用の物を使いましょう。サウナメーカーやサウナグッズメーカーが様々な香りのものを販売しています。 例えば、ハルビアのロウリュ用アロマオイルは、フィンランドで伝統的に好まれている香りを中心にラインナップ。本場気分のロウリュを楽しめますよ。

ロウリュを体験できるサウナを探すには

ロウリュを体験できるサウナ施設を探したいけど、どこで探せばいいんだろう…?そんな疑問を解決します。

ロウリュサウナ=フィンランド式サウナ

サウナを探す際、下記のような表記があればロウリュのできるサウナです。

・フィンランド式サウナ
・ストーン対流式サウナヒーター(ストーブ)

セルフロウリュか、オートロウリュか、等は施設のホームページで確認しましょう。

サウナポータルサイトなどでも探せる

最近はホテル予約の際もサウナの有無が分かるようになってきましたが、サウナのタイプを指定して検索できるところはごくわずか。サウナイキタイなど、サウナ専用のポータルサイトではサウナのタイプを指定して検索ができます。 是非利用してみてください。

ハルビア製ヒーター採用の施設を探せるスペシャルマップ

HARVIA JAPANは、公式サイトにて、スペシャルマップ「HARVIA EXPERIENCE MAP “Hyvä Löyly!”(ヒュバ・ロウリュ)」を公開中。
HARVIA JAPANハルビア製のヒーター(ストーブ)は、全てロウリュ対応。つまり、ハルビア製品を採用している施設をマップにすれば、ロウリュができるサウナを効率よく探せるはず。そしてロウリュサウナの心地よさをたくさんの人に知ってもらえるはず。そんな思いから作られたのがこのマップです。 サ活やサ旅、はじめてのロウリュサウナ体験の際に、是非ご活用ください。

家でロウリュサウナを楽しめるおすすめの家庭用サウナルーム

「家でロウリュサウナを楽しめたらいいのに…」ロウリュサウナの気持ちよさに目覚めた方なら一度は考えたことがあるのでは?そんなニーズに応えて、家庭用サウナルームが販売されています。実は意外とリーズナブルに、簡単に実現できるってご存じでしたか?ロウリュができて高品質かつリーズナブルなおすすめサウナルームをご紹介します。

自宅サウナの費用について詳しくはこちら

フィンランドの世界No.1ブランドが日本のために特別開発した「ソポ」

ハルビアの家庭用サウナルームSÖPÖ(ソポ)は、サウナ&スパ製品で世界No.1のシェアを持つフィンランドのHARVIA(ハルビア)社が、日本の住宅事情に合わせて開発したコンパクトサイズのサウナルームです。SÖPÖ(ソポ)は、フィンランド語で”かわいい”という意味。その名前の通り、約96センチ角~と非常に省スペースです。1人~3人用の3サイズを展開しています。さらに、ライフスタイルに合わせて最適なサウナルームをお選びいただけます。

1m四方あれば設置可能!オールインクルーシブで税込160万円台~

一番小さな1人用のソポ0909は、税込1,601,600円。ロウリュのできるサウナヒーター、サウナストーン、ヒーターガード、遮熱板に加え、ロウリュ用のバケット&ラドル、温湿度計と砂時計もついてくるので、設置が終わったその日からサ活を満喫できます。 ソポには高級材であるサーモアスペンを使用。上質な仕上がりなのでインテリアを損ないません。また、日々の簡単なお手入れだけで長くご愛用いただけます。LED照明は調光だけでなく、色の変更も可能で、気分に合わせて演出を変えられます。

安心の<PS>E適合品

運転中、サウナヒーターは非常に高温になるため、火災のリスクをはらんでいます。購入の際は、日本の法規制に準拠した安全な製品を選びましょう。 一部の電気用品には電気用品安全法の規制が課されています。サウナ機器では、一般的に家庭用とされる10kW以下のヒーター及びルームが対象。PSEの中でもより厳しい菱形PSE(<PS>E)に適合することが義務付けられてます。 万が一火災事故などがあり、その原因が法令違反品にある場合は、保険適用にも問題が生じるケースもあります。 ハルビアジャパンが輸入販売している10kW以下のサウナヒーター全機種及び、家庭用サウナルーム「ソポ」シリーズは<PS>Eに適合しています。

購入~メンテナンスまで、ハルビアサウナディーラーがトータルサポート

購入相談から販売、施工、メンテナンス、アフターサポートまで、ハルビアサウナディーラーが責任もって担当するので安心して導入いただけます。家庭用利用で2年間の長期保証が適用される為、もしもの時も安心です。また、全国に、体感型ショールーム「ハルビアサウナショールーム」を開設しています。ソポ等のサウナルームを実際に体験いただけますので是非お出かけください。

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